コレクションによる特別展示 ルックバック:近代 洋画 ルックバック キンダイ ヨウガ
開催日:2025年4月26日(土)~7月6日(日)
ひたすら描いた。がむしゃらに向き合った。
日本が急速に近代化を推し進めた19世紀後半、西洋からはさまざまな技術や思想がもたらされました。その波は美術の分野にも到来します。幕末から明治初期には、西洋風の絵画を志す画家たちが次々と出て、日本でも本格的に油絵をはじめとする西洋式の絵画の学習が進みます。明治期には、美術を専門的に学ぶための学校や画塾が創設され、また海外へ出て絵画を学ぶ者もあらわれ、西洋画は新来の絵画として発展していきます。
彼らが描いた絵は、もともと日本にあった伝統的な画法を用いた「日本画」と対になるようにして、やがて「洋画」とよばれるようになります。画家たちは近代という大きなうねりの中、西洋から多くを学びつつ、試行錯誤を重ねながら、日本独自の洋画を生み出してきました。
三重県立美術館では、洋画をコレクションの収集方針のひとつに掲げて収集と調査研究活動を行い、洋画や洋画家に焦点をあてた展覧会を数多く開催してきました。本展覧会では、当館のコレクションの中でも重要な位置を占める洋画を軸に、明治から昭和前期までを振り返り、近代美術の魅力に迫ります。
詳細情報
9時30分~17時(入館16時30分まで)
毎週月曜日休館(ただし5月5日は開館)、5月7日(水)休館
一般700(500)円、学生600(400)円、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体割引料金
*この料金で、2階常設展示室「美術館のコレクション」、柳原義達記念館もご覧いただけます。
*生徒・学生の方は生徒手帳・学生証等をご提示ください。
*障害者手帳等(アプリも含む)をお持ちの方および付き添いの方1名は観覧無料。
*県内学校(幼・小・中・高・特支)および相当施設が来館する場合、引率者も観覧無料(要申請)。
*毎月第3日曜の「家庭の日」(5月18日、6月15日)は団体割引料金でご覧いただけます
近鉄/JR津駅西口から徒歩約10分、または津駅西口1番のりばより、三重交通バス「西団地循環」、「津西ハイタウン行き(むつみ・つつじ経由)」、「夢が丘団地行き(総合文化センター前経由)」、「総合文化センター行き」のいずれかに乗車約2分、「美術館前」下車徒歩約1分
伊勢自動車道津インターチェンジより約15分、料金所を出られてすぐに左折していただくと、美術館への標識が要所にございます。
駐車場の収容台数は約130台ですが、展覧会によっては混雑のため駐車できない場合もありますので、可能なかぎり公共交通機関をご利用いただきますよう、お願い申し上げます。
130台(無料)
だれでもトイレ、オストメイトトイレあり
※ 2025年3月時点の情報です。日程、料金等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。