伊賀市
芭蕉門弟服部土芳の住居で、芭蕉五庵の一つ。もっとも原形に近く保存された江戸時代の典型的な庵。土芳を中心に伊賀の芭蕉の門人たちが俳句の席を設けた場所で、芭蕉も帰省の折には度々ここを訪れた。「蓑虫の音を聞きに来よ草の庵」の句にちなんで蓑虫庵と呼ぶようになった。芭蕉五庵の中で唯一現存するもの。庭内にはお茶室が完備されている。
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