伊賀市
松尾芭蕉は、50年の生涯の中で、記録上二度、この阿波の土地に足を踏み入れています。1度目は、上野からの新大仏寺参拝で、2度目は久居からの長野峠越えである。「からかさに 押しわけみたる 柳かな」碑に彫られたこの句は、元禄7年(1694)春、江戸芭蕉庵で作られたもので、「炭俵」に収められています。
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