志摩市
三重では伊勢志摩を中心にふぐ漁が行なわれており、特に志摩半島・阿児町の安乗(あのり)のふぐが有名です。安乗では明治初期よりとらふぐ漁が始まったといわれ、網を使わない底延縄(そこはえなわ)という漁法で1匹1匹丁寧に水揚げされます。安乗では約40隻の漁船がとらふぐ漁に従事しており、県内1位の漁獲量を誇っています。水揚げされたとらふぐは主に下関や関西方面に出荷されていましたが、最近はあのりふぐ協議会認定店で冬一番の地元の味覚として広く出されるようになってきました。
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