松阪市の絶景・写真映えの観光スポット9選!定番から穴場の撮影ポイントを紹介します

掲載日:2022.02.15

松阪市には写真映えする観光名所や絶景スポットが多数あり、その中から厳選して9スポットをご紹介!SNS映えする撮影ポイントを各スポットごとに解説します。

三重を撮る写真家「ふがまるちゃん」と相方の「ちゃむ」が三重をもっと好きになる情報をお届け。今回は「松阪市の絶景・写真映えの観光スポット」をテーマにした記事です。

▼ 目次

笠松河津桜ロード

笠松河津桜ロードは約350本の河津桜を観賞でき、松阪市笠松町の農業水路沿いに約1.5kmの河津桜並木がある場所です。

ふがまる 河津桜は早咲きの桜で、例年2月下旬ごろから開花します。ソメイヨシノよりも濃いピンク色の桜なのが特徴です。

ちゃむ 河津桜のリフレクションが美しいことでSNSを中心に話題沸騰!ここ数年で知名度が急上昇しました♫

水路には観賞用の船が停泊しており、「桜×船」の写真がとても絵になります。

おすすめの撮影ポイント

上記写真は笠松河津桜ロードの臨時駐車場付近から撮影しました。無風か微風になると水面の揺らぎが落ち着き、綺麗なリフレクションが出現します。青空と雲の広がる天候だとより幻想的に映りますよ。

ふがまる PLフィルターを使うことで水面の反射をよりクッキリ、鮮やかに写すことができました。

ちゃむ 笠松河津桜ロードの地図や駐車場、撮影ポイントのより詳しい情報は下記の記事をご覧ください。

名称

【花】笠松河津桜ロード

開催期間(表示用)

2月下旬~3月上旬

会場名

笠松町「河津桜ロード」農業水路、および市道沿い

住所
松阪市笠松町
電話番号

0598-56-7905

駐車場

あり

公共交通機関でのアクセス

松阪駅から鈴の音バス「三雲松阪線」で、「天白(回転場)」(約30分)下車、徒歩25分

車でのアクセス

伊勢自動車道「一志嬉野IC」から約20分

香肌峡

香肌峡(かはだきょう)は松阪市の国道166号沿いにある渓谷です。桜や新緑、紅葉など、四季折々の景色が広がる渓谷で、サイクリングやツーリングの観光客で賑わいます。

その渓谷美は国道166号沿いから眺めることができ、道沿いにはエメラルドグリーンに輝く櫛田川の清流が流れます。

香肌峡での楽しみ方は様々。川遊びをしたり、ボートやカヤックで川下りをしたり、川沿いで森林浴をしながらサイクリング、キャンプやコテージで宿泊など、大自然の中でアクティビティを満喫できます♫

撮影ポイント

波瀬駅(はぜえき)近くを流れる川は、香肌峡の渓谷美を間近で感じることができます。

浅瀬で流れの穏やかな箇所が多数あり、夏は川遊びを楽しめますよ。

ちゃむ ここは川の透明度が大変高く、水量が多いときはエメラルドブルーに輝く姿を見られます。波瀬駅に車を停められるので遠方からでも観光しやすい場所です。

ふがまる その他の香肌峡の観光スポットは下記の記事で詳しく解説しております。

名称

波瀬駅

住所
松阪市飯高町波瀬148
電話番号

0598-47-0828

営業時間

10:00~16:00

休日

水曜日(祝日の場合は営業、その翌平日休み)、12/31~1/3

車でのアクセス

伊勢自動車道「松阪IC」から国道166号で車80分

道の駅 茶倉駅

「道の駅 茶倉駅」は国道166号沿いにある道の駅で、美味しいグルメと絶景を楽しむことができます。

ログハウス調の駅舎が小高い丘の上にあり、ドライブやツーリングの観光客や地域住民の憩いの場として賑わっています。

屋外にある展望台からは大きな吊り橋が眼下に見え、広大に町を見渡せます。

展望台付近には吊り橋へ降りれる階段があり、橋を渡るとキャンプやバーベキュー施設があるリバーサイド茶倉へアクセスできます。

撮影ポイント

毎年ゴールデンウィーク近くになると、駅舎周辺には見事なツツジが咲き誇ります。ツツジの見頃は5月初旬頃で、2021年は5月2日に見頃のピークを迎えました。

ちゃむ 道の駅茶倉はツツジだけでなく、桜や新緑も美しい場所です。駅舎内のグルメも見逃せないほど美味しいので、気になる方は下記の記事をご覧ください。

名称

道の駅「茶倉駅」

住所
松阪市飯南町粥見452-1
電話番号

0598-32-2555

営業時間

9時~17時
(トイレ・駐車場・公衆電話は24時間利用可)

休日

火曜日(祝日の場合は営業)、年末年始

駐車場

小型17台
大型2台
身障者用2台

車でのアクセス

伊勢自動車道「松阪IC」から国道166号経由車で約20km(約30分)
「勢和多気IC」から約10km(約20分)

深野のだんだん田

深野のだんだん田(た)は松阪市飯南町の深野地区にある棚田。室町時代中期から江戸時代初期にかけて開拓されたと言われており、山の斜面に石積みの棚田が120段ほど作られています。

ふがまる 深野のだんだん田は「石の芸術」と呼ばれており、まるでお城の石垣が広がっているような風景です。

ちゃむ 昔の方々の知恵と技術・努力の凄さに圧倒される棚田です。

室町時代に北畠氏の重要な拠点であったこの地区には、白猪山の西に「のろし場」があり、見張りに詰めている侍たちの食料確保のため、棚田が開拓されたと伝えられています。

ふがまる もともと深野地区は耕地に恵まれず、古くからは和紙などの生産が盛んでした。

ちゃむ 明治時代からは牛の肥育が盛んになり、「松阪牛発祥の地」と呼ばれています。松阪牛については、下記の記事で詳しく紹介しております。

撮影ポイント

棚田に水が張られてすぐの時期に見られる光景がリフレクション(水面鏡)です。棚田に映る青空や雲が幻想的です。

ふがまる この写真は2019年5月13日に撮影しました。棚田に水が張られるのは4月下旬〜5月上旬です。

ちゃむ この写真の撮影場所や駐車場の場所を下記の記事で詳しく紹介しております。

名称

日本棚田百選「深野のだんだん田」

住所
松阪市飯南町深野
電話番号

0598-32-2511

公共交通機関でのアクセス

JR・近鉄松阪駅から飯高地域振興局方面行きバス35分深野下車徒歩20分

車でのアクセス

伊勢自動車道「松阪IC」から国道166号経由車30分

松坂城跡

松坂城跡(まつさかじょうあと)は蒲生氏郷(がもううじさと)によって築城された松坂城の跡地で、現在は壮大な石垣が残る松阪のシンボル的存在です。

ふがまる 松坂城跡は2006年に日本100名城に選定され、2011年には国指定史跡に指定されました。

城跡内からは松阪の町並みを見渡せる展望スポットがあり、城下町の面影を感じられる光景が広がります。

ふがまる 松坂城跡の徳川陣屋跡(とくがわじんやあと)からの眺めは、城下町の面影をとくに感じられるポイント!

ちゃむ 石畳の通路と趣のある武家屋敷をここから見渡すことができ、この武家屋敷は御城番屋敷(ごじょうばんやしき)と呼ばれます。

御城番屋敷については、次のスポット紹介で詳しく解説します。

撮影ポイント

天守閣跡へと続く道には野面(のづら)積みの石垣が続き、大小様々な形をした石が積まれた光景は豪快です!

中でもオススメなのが松阪市立歴史民俗資料館(2階 小津安二郎松阪記念館)を越えた先にある「助左衛門御門跡(すけざえもんごもんあと)」です。

ふがまる ここは石垣の周りに桜の木が植えられ、春は桜、初夏〜秋にかけては緑が美しいエリアになります。

ちゃむ 城跡内には写真映えするポイントが他にもいっぱい!気になる方は下記の記事をご覧ください。

名称

松坂城跡(松阪公園)

住所
〒515-0073 松阪市殿町
電話番号

0598-23-7771

料金

無料

営業時間

見学自由

駐車場

松阪市駐車場

公共交通機関でのアクセス

JR・近鉄松阪駅から徒歩で約15分。
松阪駅から三重交通バスで、市内パークタウン線で中央病院行き、または阿坂小野線で一志嬉野行き「市役所前」下車3分

車でのアクセス

伊勢自動車道「松阪IC」から車で約15分

御城番屋敷

御城番屋敷(ごじょうばんやしき)は松坂城の護衛をしていた「松坂御城番」という役職の武士20人とその家族が住んでいた武家屋敷です。

松坂城跡の裏門跡から竹御門跡までを結ぶ石畳の両側に武家屋敷が建ち並び、現存する長屋の武家屋敷のでは最大規模を誇ります。

ふがまる 御城番屋敷には今も子孫の方々が住まわれ、その方々によって建物が維持管理されています。

ちゃむ 築年数はなんと150年以上!2004年には国の重要文化財に指定されました。

御城番屋敷は東棟・西棟合わせて19戸からなり、そのうち西棟北端の1戸は見学用として無料公開されています。

公開時間は10時〜16時、休館日は月曜日・年末年始です。

※月曜日が祝日の場合は翌日が休館日になります。

撮影ポイント

建物内にはレトロな家具や道具が展示されており、昔の暮らしを垣間見ることができます。

それらを写すことで、当時にタイムスリップしたような写真を撮ることができますよ。

ふがまる 建物内は天井のない広々とした土間が特徴で、江戸時代当時から続く間取りが今も忠実に保存されています。

ちゃむ 建物内は自由に撮影できますが、撮影の際は周りの方への配慮を忘れずに。

御城番屋敷の歴史や見所、その他の撮影ポイントを下記の記事で詳しく紹介しております。

名称

御城番屋敷

住所
〒515-0073 松阪市殿町1385
電話番号

0598-26-5174

料金

無料

営業時間

10:00~16:00

休日

月曜日(祝日の場合翌日)・年末年始休

駐車場

無料駐車場有り(松阪市駐車場)

公共交通機関でのアクセス

●松阪駅から徒歩で約15分
●バス 松阪駅より、
・三重交通バス市内パークタウン線で中央病院行き、阿坂小野線で嬉野一志行きで「市民病院前」下車3分
・市街地循環バス(鈴の音バス)「市民病院」下車3分

車でのアクセス

・伊勢自動車道「松阪IC」から車で約10分(松阪市駐車場)

旧長谷川治郎兵衛家

旧長谷川治郎兵衛家(きゅうはせがわじろべえけ)は、江戸時代の木綿問屋「丹波屋(たんばや)」を屋号とする長谷川治郎兵衛家の本宅です。

ふがまる 長谷川家の木綿問屋は江戸の大伝馬町一丁目に5軒お店を構えるほど成功しました。

ちゃむ その様子は歌川広重の「東都大伝馬街繁栄之図(とうとおおてんまがいはんえいのず)」に描かれています。

建物内には創業当時から保管されている商業資料、古文書、商業関係の諸道具、生活用具などが保存されており、一部は展示公開されています。

撮影ポイント

土蔵の裏手には回遊式庭園が広がっており、日本古来の美しさを感じることができます。

ちゃむ 個人宅とは思えないほど、広くて美しい庭園です。離れには茶屋がありますよ。

ふがまる 旧長谷川治郎兵衛家や他の施設をお得に回れる入館券がありますので、詳しくは下記の記事をご覧ください。

名称

旧長谷川治郎兵衛家

住所
松阪市魚町1653
電話番号

0598-21-8600

料金

一般:個人400円 団体330円
6歳~18歳:個人200円 団体160円

営業時間

9:00~17:00(入館は16:30まで)

休日

水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

公共交通機関でのアクセス

●JR・近鉄松阪駅から徒歩10分
●松阪駅より三重交通バス松阪中央病院行きで、「市役所前」下車徒歩約3分

車でのアクセス

●伊勢自動車道「松阪IC」から約10分(松阪市駐車場へ)

飯南高校 ハナノキ

飯南高校のハナノキは真っ赤な紅葉が見られる松阪市の紅葉スポット。高さが約25mもある立派なハナノキで、三重県立飯南高等学校の芝生広場にあります。

ふがまる 樹齢は約80〜90年、幹周りは4mもある巨木です。葉が開く前に赤い花を咲かすことから「ハナノキ」という名前になったと言われています。

ちゃむ 春は花が咲き、秋は真っ赤に紅葉するのが特徴です。

飯南高校のハナノキは11月上旬頃から葉っぱが赤に色づき、中旬に紅葉のピークを迎えます。

ふがまる 落葉でも楽しめるのがハナノキの魅力!2019年11月23日に訪れたときは程よく落葉していて綺麗でした。※上記写真です

撮影ポイント

色鮮やかな紅葉を撮るなら逆光がオススメ!葉っぱの隙間から太陽が出る位置を探して撮ってみましょう。

ふがまる 逆光で撮ると、太陽の光が葉っぱに透けるので、色鮮やかな紅葉を撮ることができますよ。

ちゃむ 私のオススメは午後からの時間帯です。日没に近いほど、暖かい色合いで映りますよ♫

飯南高校 ハナノキの駐車場の場所や撮影ポイントを下記の記事で詳しく紹介しております。

飯南高校 ハナノキ

住所
〒515-1411 三重県松阪市飯南町粥見5480-1(飯南高校)
ハナノキの紅葉の時期
11月上旬〜中旬
公式サイト
http://www.mie-c.ed.jp/hiinan/
駐車場
あり
車でのアクセス
伊勢自動車道 松阪ICから約30分
公共交通機関でのアクセス
松阪駅南出口(JR側)バス4番乗り場より乗車、「スメール」行、または「道の駅飯高駅」行きに乗車、「飯南高校前」下車

天開山泰運寺

天開山泰運寺(てんかいざんたいうんじ)は松阪市飯高町の波瀬地区にある寺院で、子授けの観音様として親しまれています。境内は大自然に囲まれており、春は桜とシャクナゲ、夏は新緑、秋は紅葉と、四季折々の景観を楽しむことができます。

境内にある八角形の銅鐘「八角銅鐘(はっかくどうしょう)」は高さ2.65m・口径1.35mの大鐘で、三重県の有形文化財に指定されています。

鐘の上部には8頭の龍の装飾が施され、各面には法華経(ほけきょう)が1巻ずつ、計8巻総字数69,384文字が刻みこまれています。

ちゃむ 秋は八角銅鐘を囲むように紅葉が広がり、上品で美しい秋の景色を堪能できます。

撮影ポイント

紅葉シーズンに参道から八角銅鐘を撮影すると、イチョウの木が背後に映り、赤・オレンジ・黄色の紅葉グラデーションがとても美しい光景になります。

ちゃむ 泰運寺の紅葉は11月中旬〜12月上旬まで楽しむことができ、参道、八角銅鐘、本殿の周辺に紅葉が広がります。

ふがまる 境内のオススメ撮影ポイントや駐車場の場所を下記の記事で詳しく紹介しております。

天開山泰運寺

住所
〒515-1725 松阪市飯高町波瀬631番地
電話番号
0598-47-0361(天開山泰運寺)
車でのアクセス
伊勢自動車道「松阪IC」から車で約1時間
駐車場
15台(無料)
紅葉の時期
11月中旬〜12月上旬
公式サイト
https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/kanko/hazetikuosusume.html

いかがでしたでしょうか

松阪市内にある絶景・写真映えする観光スポットを厳選してご紹介しました。松阪市ではinstagramを使ったキャンペーンを開催することがあり、参加者や受賞者には松阪の特産品が贈られます。

現在は2021年7月~8月に募集した「まち歩きGo! Go! 松阪豪商フォトコン2021」の一次選考で選ばれた20作品の一般投票をWEBで行っております。

投票者の中から抽選で30名様に松阪のお土産セットが当たりますので、下記のサイトからぜひご投票ください。

※投票期日は2022年3月13日(日)です。

ふがまるちゃん&ちゃむについて

ふがまるちゃん(左側)
三重を撮る写真家としてTwitterInstagramで活動中。2017年から地元三重の撮影を始め、2018年に著書「三重のええとこ写真集」を自費出版。三重県の写真を無料配布する三重フォトギャラリーを運営。三重の飲食店を中心に取材を行うサイト三重のええとこ巡りも運営中。所持カメラはEOS 6D・EOS RP。

ちゃむ(右側)
ふがまるちゃんの相方。ローアングル撮影を得意とし、独特の世界観で風景を切り撮る。ふがまるちゃんの撮影アシスタントとして2020年から共に行動し、風景写真のモデル役。TwitterInstagramで三重のええとこを発信中。所持カメラはα7iii。

リアン(犬)
2021年5月に家族入りしたパピヨン。猫じゃらしが大好きで、猫みたいな遊び方をする不思議な犬。三重県で犬と楽しめるスポットを満喫中。

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① 三重県の綺麗な海10選!海水浴やドライブ、観光などそれぞれにピッタリな海をご紹介します♪
② 三重県の展望台13選!デートやドライブにもピッタリです♪
③ 尾鷲の絶景!九鬼町を巡る旅。秘境「オハイ」や写真映えスポット、ゲストハウスを紹介します
④ かざはやの里の紫陽花(あじさい)を綺麗に撮るコツをご紹介!見頃や撮影ポイントも
⑤ 津市の美味しいケーキ・スイーツ店28選!人気メニューをお店ごとにご紹介!
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