「浜の雅亭 一井」は全室絶景オーシャンビュー。初夏の味覚「鱧のフルコース」をたっぷり堪能しよう! 宣伝
掲載日:2022.05.17
伊勢志摩からほど近い鳥羽市の浜の雅亭 一井(はまのみやびてい いちい)は、海の目の前に佇む絶景宿!窓いっぱいにひろがる海は刻一刻と表情を変え、様々な景色を見せてくれます。今回は浜の雅亭 一井で楽しめる初夏限定の「鱧(はも)のコース料理」のこだわりと魅力を詳しくご紹介します。
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▼ 目次
- 1.浜の雅亭 一井とは?
- 2.すべてのお部屋で絶景オーシャンビューをお約束
- 3.料理長に聞く鱧料理の魅力
- 4.それぞれの料理の魅力をご紹介
- 5.リニューアルした館内で過ごすひととき
- 6.目の前の浜辺でのびのびと散策
- 7.女性の願いを一つ叶えてくれる石神さん
- 8.まとめ・予約について
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1.浜の雅亭 一井とは?
浜の雅亭 一井は三重県鳥羽市相差町(おうさつちょう)、自然に囲まれた閑静な場所に佇む、すべての部屋から絶景オーシャンビューを楽しめる48室の旅館。2021年夏に新しい経営体制となり、再出発をしました。
海を一望できる露天風呂つきのお部屋や、2021年冬にリニューアルしたロビーラウンジ、ライブラリースペース、季節を感じる日本料理などが楽しめます。伊勢志摩の魅力とあわせて、旅館ならではの日本文化を体験できます。
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2.すべてのお部屋で絶景オーシャンビューをお約束
絶景オーシャンビュー客室
すべての客室が海側にあり、どのお部屋からもオーシャンビューを楽しめます。お部屋タイプはスタンダードの和室「絶景オーシャンフロント」と、海を一望できる露天風呂がついた「露天風呂つき客室」の2タイプがあります。お部屋に入ると、窓一面に広がる海がお出迎え。まるで海の上に立っているかのような感覚を体験できます♪
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海を眺めていると、ゆっくりと水平線へすすんでいく貨物船や客船がやってきたり、漁をする海女さんがいたりと様々な風景を楽しむことができます。また日が落ちると、空いっぱいにきらめく星々や、水面に浮かぶ月に出会うことができるのでオススメです。
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朝、少しずつ空がオレンジ色に染まり、太陽が顔を出します。天気が良ければ日の出と一緒に富士山が見えることも。ぜひ早起きして見たい景色ですね!
このような景色を、ご自分のお部屋でゆったりと楽しむことができます♪
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3.料理長に聞く鱧料理の魅力
2021年11月から浜の雅亭 一井の料理長に就任した三浦さんに鱧料理のこだわりや魅力について尋ねました。
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鱧の産地について
三浦料理長:鱧は、京都をはじめとする関西では夏の高級魚として広く知られています。関東でも近年よく食べられるようになりました。いちばん良い鱧とされているのは玄界灘で獲れる鱧(=韓国産の鱧)で、脂の乗りが非常に良いです。一井では用途によって使い分けをしています。僕自身の経験上、品質がとても良い淡路島の南西部、沼島付近で水揚げされる鱧をつかっています。
鱧の大きさと味わいについて
三浦料理長:昔は1kgを超えるサイズの鱧は、骨と皮がかたいイメージがあり、都市部ではあまり使われていませんでした。しかし、ここ数年で1kgから1.8kgくらいまでの大型の鱧の方が、脂の乗りと質が良く、美味しいという認識が広がりました。大きい鱧はその分骨切りの手間も増えて大変ですが、それでもやっぱり大きい鱧は美味しいです。一井では1.5kg位の鱧をメインで取り扱っています。
鱧の旬について
三浦料理長:鱧の旬といえば、「真夏」と思われる方が多いのではないでしょうか。祇園祭や天神祭の時期に鱧がメディアによく取り上げられたり、飲食店でも提供されることが多いので真夏といったイメージが強いのだと思います。もちろん真夏の鱧は美味しいのですが、個人的には、梅雨の水を飲んだ6月から7月にかけての鱧が、より美味だと思っています。まだ皮も薄く、鱧しゃぶにするには最高の時期だと思っています。
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鱧の骨切りについて
三浦料理長:鱧といえば、骨を細かく断つ「骨切り」のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。骨切りは料理人の中でも難しい技術のひとつとされています。骨切りにもいくつかこだわりがあり、その中から1点を紹介します。背ヒレを取った際に皮側の軟骨は取れるのですが、身側の軟骨は残ったままになります。この身側の軟骨を取る際に皮を切ってしまう可能性があるので、熟練の技術が必要とされます。そのままでも食べられるのですが、取った方が口当たりは抜群に良くなります。なのでこの軟骨をしっかり取り除いてお出ししています。
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コース全体を通してのこだわり
三浦料理長:この鱧のフルコースでこだわっているのは、鱧のスープです。一般的な鱧鍋では鰹出汁に醤油等を入れた鍋出汁に焼いた骨・頭を入れて鱧鍋出汁を完成させます。これももちろん美味しいのですが、鍋を食べ終わる頃にいちばん良い出汁が出た状態になってしまいます。一井では鰹出汁を使わないで、鱧の骨と頭を焼いてじっくり煮詰めてスープをとっています。だから最初からいちばん良い出汁が出た状態で楽しんでもらえます。鍋以外の料理にもこの鱧のスープをつかっています。ぜひこの鱧の旨味を凝縮させた味わいを体験してもらいたいです。
4.それぞれの料理の魅力をご紹介
ここからは初夏限定鱧のフルコースの中身をたっぷりと解説。料理長のこだわりやおすすめの食べ方など、コースを楽しんでいただくポイントをご紹介します♪
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先付 袱紗寄せ
細かく刻んだ鱧と野菜のゼリー寄せ。「具材を細かく刻んで散らすことで、七夕の星々を表現しています。」(三浦料理長)
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造里 鱧焼霜造里、湯霜造里 梅醤油を添えて
湯霜造里では、完全に火を入れない「水晶鱧(すいしょうはも)」と呼ばれる状態がベスト。皮と身、どちらも高温で湯引きをすると、身のタンパク質がかたまってゴワゴワした食感になってしまうため、皮と身それぞれ違う温度で湯引きをすることで、ふわふわの食感になっています。
焼霜造里では、湯引きした鱧をバーナーで炙るのが一般的ですが、一井ではそのまま網にのせてうす塩をし、皮をしっかり炙った後に身をさっと炙ります。
「しっかり炙ることで皮がやわらかくなり、香ばしさも感じる味わいになります。是非とも召し上がって頂きたい逸品です。」(三浦料理長)
梅肉と土佐醤油を合わせてつくるさっぱりとした梅醤油に山葵をつけてお召し上がりください。
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凌ぎ 鱧源平寿司
鱧の照り焼きと塩焼きの二色で源平合戦の紅白を表現したお寿司。一般的に照り焼きのタレは「鯛」の骨を焼いてつくりますが、一井では魚ごとにタレの作り方を変えています。鱧の場合は、「鱧」の骨を焼いてタレをつくっています。照り焼きのしゃりにはどんこ椎茸を混ぜ込み、叩き木の芽を散らしています。塩焼きはしゃりの上に大葉、梅肉、鱧の順でのせることで梅肉がしゃりににじまないようにしています。
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焼物 鱧炭火焼き ポン酢・梅肉・酢橘を添えて
鱧を炭火で香ばしく焼き上げます。皮目をしっかり焼いてから身をさっと焼くことで、皮は香ばしく、身はふっくらやわらかになります。梅肉、ポン酢、酢橘からお好みの味付けでお楽しみください。
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洋皿 鱧と初夏の野菜 冷製アボカドソース
単調になりがちな鱧のフルコースの中で、あえて鱧を脇役に添えた和洋折衷の一品。旬の野菜に酒蒸しにした鱧を合わせました。アボカドソースは鱧のスープをつかってつくっています。ソースと絡めて野菜の甘みや鱧の旨味を感じてください。
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鍋 鱧しゃぶ鍋
メインの料理となる鱧しゃぶ。旨味がぎゅっと凝縮された、こだわりの鱧のスープの味わいを楽しめます。野菜をいれることで鱧のスープに野菜の出汁が出て、最高の出汁が完成。
三浦料理長がおすすめの食べ方を解説。「まずはそのまま出汁の味わいを楽しんで、後から梅ポン酢で味変もお楽しみください。」
シメには出汁がしっかり絡む稲庭うどんをご用意。うどんを三つ葉で結ぶことでばらけずに食べやすくなっています。
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揚物 鱧の八幡巻き、鱧梅紫蘇揚げ
新牛蒡を鱧で巻いた八幡巻きと、鱧に梅肉をつけて大葉で巻いた二種を天ぷらにしました。鱧だけの天ぷらにするのではなく、季節の野菜と合わせる出会いの料理になっている点も料理長のこだわりです。
食事 鱧雑炊
最後は鍋の出汁でつくる雑炊。あえて稲庭うどんと雑炊で二種類のシメを用意したのは、鱧の出汁を余すことなく楽しんでもらいたいから。料理人が仕上げる雑炊は、ご飯というよりもむしろ吸い物。出汁に鱧の余韻を感じてください。
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水菓子 季節の果物 アングレーズソース
最後はさっぱりとした季節の果物に、ほのかな甘みを感じるアングレーズソースを絡めてお召し上がりください。
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5.リニューアルした館内で過ごすひととき
リニューアルしたロビーラウンジでは、クチコミで話題の「自家製チーズケーキ」や、伊勢志摩サミットで振る舞われた「サミットブレンド珈琲」などが楽しめます。
ラウンジの一角、三重県に所縁のある本を数多く揃えたライブラリースペースには、伊勢志摩の自然・歴史・文化など、地域の魅力を伝える本がずらりと並んでいます。ぜひお気に入りの1冊を探してみてください。
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6.目の前の浜辺でのびのびと散策
目の前の海まではなんと徒歩30秒。穏やかな波が打ち寄せる浜辺は散策するにもぴったり。潮騒につつまれて物思いにふけったり、自然を肌で感じて、コロナ禍で溜まったストレスを一気に解放しましょう。
海開きを迎えますと海水浴を楽しむことができます!旅館がすぐそばなのでとても便利ですよ♪
以下の記事では「千鳥ヶ浜」の海水浴をたっぷりご紹介しています。
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7.女性の願いを一つ叶えてくれる石神さん
海女さんの町としても有名な鳥羽市相差。浜の雅亭 一井の近くには、女性の願いを一つ叶えてくれることで有名なパワースポット「石神さん(神明神社)」があります。歩いて行ける距離ですが、毎朝の送迎もあるので便利です。
石神さん(神明神社)
0599-33-7453
あり
鳥羽バスセンターからかもめバス(鳥羽~国崎線)にて約40分、相差下車
バス停から徒歩約7分
かもめバスの時刻表・路線図はこちら
https://www.city.toba.mie.jp/soshiki/t_kanri/gyomu/doro_kotsu/kokyo_kotsu/1642.html
伊勢ICから伊勢二見鳥羽ライン経由で約40分
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8.まとめ・予約について
いかがでしたでしょうか?今回は浜の雅亭 一井をご紹介しました。浜の雅亭 一井のある鳥羽の南端、相差町は、海と山に囲まれた閑静な田舎町。伊勢、鳥羽、志摩それぞれの主要観光地からもアクセスが良く、都会の喧噪から離れてゆったりとした休日を過ごすにはぴったりです。ぜひ、浜の雅亭 一井で絶景オーシャンビューとこだわりの鱧のフルコースを堪能してください。
浜の雅亭一井
0599-33-7555
【1泊2食付きプラン】おひとり様あたり15,000円〜
365日営業
※ご予約に関するお問い合わせは8:00から18:00まで
年中無休
※一部休館日あり
無料駐車場あり(バイクも駐輪可)
近鉄鳥羽駅から無料送迎あり
■JR「名古屋駅」からJR「鳥羽駅」まで約2時間。
■近鉄「名古屋駅」から近鉄「鳥羽駅」まで約1時間45分。
■近鉄「なんば駅」から近鉄「鳥羽駅」まで約2時間。
■近鉄「鳥羽駅」から「浜の雅亭一井」まで約30分
「伊勢西IC」から伊勢二見鳥羽ライン(無料道路)、国道167号線を通ってご来館いただけます。
■「名古屋西IC」から「伊勢西IC」まで約1時間30分(東名阪、伊勢自動車道経由)
■「草津JCT」から「伊勢西IC」まで約1時間30分(新名神、伊勢自動車道経由)
■「天理IC」から「伊勢西IC」まで約1時間30分(名阪道、伊勢自動車道経由)
■「伊勢西IC」から伊勢二見鳥羽ライン、国道167号線を経由して「浜の雅亭一井」まで約45分