カメヤマローソクや灯おどりのゆらめく火に魅了。“灯”とゆかりの深い亀山市をめぐる
掲載日:2024.03.08
カメヤマローソクや灯おどりなど歴史ある“灯”と、竹あかりなど新しい“灯”がコラボレーションする“ロウソクの街、亀山”。2024年5月にはカメヤマローソクのエンターテイメント施設「カメヤマローソクタウン」がオープン予定で、さらに注目度が高まっています。この記事では、そんな亀山市と“灯”のいくつもの深い関係をご紹介します!
亀山市を彩る灯
亀山市は、国内トップシェアを誇るブランド「カメヤマローソク」があり、ロウソクに火を灯したボンボリを手に持ち踊る「灯おどり」や、夜間にライトアップされる「旧亀山城多門櫓」など、様々な灯に彩られています。
亀山市と “灯”には、深い関りがありそうですね。
国内シェアNo.1 カメヤマローソク
カメヤマローソクの始まりは、1927年に伊勢の宮大工であった谷川兵三郎が立ち上げた「谷川蝋燭製造所」。
100年近い歴史があり、創業より「流れず、曲がらず、くすぶらず」を掲げて、高品質なロウソクを作っており、人々に長く愛されています。
神仏用のロウソクだけでなく、香りを楽しむキャンドルや線香など、さまざまなアイテムを展開しています。
2024年春、カメヤマローソクタウン・キャンドルストアがオープン
2024年5月には、ロウソクの製造工場見学や手作りキャンドルのワークショップなどが楽しめる「カメヤマローソクタウン」が誕生!
それに先駆けて、2024年3月15日には、売り場面積、品揃えともに国内最大級の「カメヤマローソクタウンストア」がオープンします。
国内外で活躍するインテリアデザイナー GLAMOROUS co.,ltd.の森田恭通氏が手がけたストアの内装は、白一色の店内にキャンドルオブジェのライティングが、神秘的な空間を生み出しています。
ストアに併設された「灯(あかり)MUSEUM」では、たくさんの灯りが瞬いて、訪れた人は、きっと癒しの時間を過ごすことができるでしょう。
納涼大会と灯おどり
もうひとつ、亀山と“灯”を語る上で欠かせないのは、明治時代末期より続く亀山市の夏の風物詩「亀山市納涼大会」などで踊られる灯おどり。
納涼大会のメインイベントである灯おどりでは、参加者が本物の火がつくリキッドキャンドルを使用したボンボリを手に持ち、亀山の四季折々の風景などが歌われた「亀山音頭」「亀山小唄」に合わせて踊ります。
市民が総出になってボンボリを手に持ち踊る様子は、圧巻!
訪れた人は、ボンボリの中で灯りがゆらめく様子に、思わず見とれてしまうでしょう。
幻想的な竹あかり
2023年の亀山市納涼大会では、様々な竹灯籠約1,000個に灯りをともした「竹あかり」も会場を彩りました。
会場には、伊勢神宮や伊勢志摩サミットなどでも演出を行ってきた伊賀市の「カナエリア」が制作した竹灯籠や、亀山中学校の生徒がワークショップで制作した竹灯籠が並べられました。
たくさんの竹あかりの中で、ゆらゆらと灯が揺らめくさまは、とても幻想的な光景です。
旧亀山城多門櫓(たもんやぐら)のライトアップ
亀山城は、天正18(1590)年に岡本宗憲によって築城されました。
多門櫓は、天守台と言われる本丸高石垣上にあり、寛永9(1632)年頃に築かれたものとみられています。
三重県で唯一現存する城郭建造物として県史跡に指定されており、亀山市の歴史風情を感じるシンボルとして親しまれています。
ライトアップされると、闇夜に石垣や白壁の姿が浮かび上がり、辺り一帯は、厳かな雰囲気が漂います。
まとめ
「灯おどり保存会」には「心に灯(ともしび)を」という合言葉があります。
亀山市にとって“灯”とは、カメヤマローソクや灯おどりなど、昔から縁の深いものであり、時代を超えて人々の心を温かく照らしてくれています。
撮影モデル:かざりプロフィール
2月25日生まれ。三重県出身。 日本大学芸術学部卒業後、陸上自衛隊で勤務。
任期満了で退職後、タレント、女優として活動。
陸上自衛隊東部方面隊オピニオンリーダー。 自衛隊の公式広報活動のほか、映画、CM、モデル、YouTuber等国内外を問わず活動中。
趣味は絵を描くこと、コスプレ、キャンプ。
特技はデザイン、ソフトテニス、モールス信号。
SNSの総フォロワー数約40万人。
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