氏郷(うじさと)まつりの武者行列は圧巻!松阪のフォトジェニックな歴史祭りを紹介!
掲載日:2017.12.01
毎年11月3日(文化の日)に松阪の武将、蒲生氏郷(がもううじさと)公を偲び、松坂城周辺で行われる「氏郷まつり」。総勢約300名の勇壮な武者行列、迫力溢れる鉄砲隊の実演など、写真映え確実のフォトジェニックなお祭りです。平成29年の「氏郷まつり」を取材しましたので、盛りだくさんの見どころを詳しく紹介します!
松阪市では、毎年11月3日(文化の日)に松阪の武将、蒲生氏郷(がもううじさと)公を偲ぶお祭り「氏郷まつり」が開催されます。
そんな「氏郷まつり」を平成29年11月3日に取材してきました!
総勢約300名の勇壮な武者行列、迫力溢れる鉄砲隊の実演、華やかな松阪しょんがい音頭と踊りなど、盛りだくさんの見どころを紹介します!
車で行く場合は、駅の周辺に駐車場がたくさんあるので便利です。
ただし、お祭りが始まる前からどんどん混んでくるので早めの到着をオススメします。
今年は第56回、お祭りの長い歴史を感じます。お祭りが始まったころには、こんなふうにしてWEBページを閲覧するPCやスマホもなかったんですよね。なんだか感慨深い。
車両通行止めの区間や一方通行など、交通規制の案内だけでなく、仮設トイレの場所も記載されていて便利です。
これは必携!
はじめの見どころは、ここで行われる碑前祭と出陣式です。
とてつもなく爽やかな秋晴れの空に、色鮮やかな衣装がよく映えます。
余談ですが、11月3日は晴れの特異日といわれているのをご存知ですか?偶然とは言い切れないほどの高い確率で晴天となる日なのだそう。お祭りにもってこいの一日ですね!
若者たちの、すっと伸びた背筋、ぴんと張った弓、真剣な眼差し。勇壮です!
氏郷公と冬姫、そして小姓、鉄砲隊長、鉄砲隊、槍隊長、槍隊、侍女、少年少女武者隊、14団体の手づくり甲冑隊からなる武者隊のパレードがはじまります!
実は、この武者行列の参加者は一般公募で決まるのだそう。メインキャストの蒲生氏郷役と冬姫役にも応募できるんですよ!また、武者隊も、当日参加できることや、数キロのコースを歩けることなどを条件に応募できます。行列に参加することで、観覧するのとはひと味違った楽しさを味わえそうですね!
辺り一帯に、シャッター音が響きます。
武者行列の通過コースの御城番屋敷(ごじょうばんやしき)にて。石畳が美しいイチオシのフォトジェニックスポットです。
冬姫は織田信長の娘で、氏郷公の正室。仲睦まじい夫婦だったと言われています。なんと今年は本物のご夫婦で参加されているとのこと。とっても素敵な思い出になりそうですね!
近くで見ていると、縄の先に点火しているところや、くゆる煙も見られます。ただ、発砲のときにはおそろしく大きな音がするので、耳を塞いでおくことをオススメします。耳栓をして見ている人もいました。
乾いた音が響いて、頭がキーンとします。大迫力!!
発砲直後、周囲からは「おおーっ!」と大興奮の声が上がります。
「しょんがい」は「しょうがない」の意味で、松坂城が築かれたときに重労働を課せられた農民、村人たちが踊ったのが始まりとされています。鮮やかな青色の着物を着た人々が、踊りながら交差点を回ります。
氏郷公や冬姫がどんな人物だったのか想像しながら松阪の街を歩くと、遥か昔を思いワクワクしてきます。
でも、歴史や言い伝え以上にお祭りを盛り上げ、見る者の心を惹きつけるのは、現代を生きる人々なのかもしれません。どこを切り取っても絵になる武者行列や、趣向を凝らした各種ステージ、いつどこを歩いても、なんだかとても楽しそうな笑顔で溢れていました。
第56回を迎えた「氏郷まつり」、松阪をもっと好きになるフォトジェニックな歴史祭りでした!
※記事は、平成29年11月3日に行われた「第56回氏郷まつり」の内容です。
平成30年11月3日に開催される「第57回氏郷まつり」の詳細はこちら!
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松坂城跡(松阪公園)
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松阪市天正16(1588)年に蒲生氏郷によって築城された平山城。 現在も残る野面積みなどの豪壮な石垣は、松阪のシンボル的存在です。 桜や藤、銀杏が石垣を彩り、四季を通じて市民にも親しまれています。 城跡からは城下町の面影を残すまち並みを一望できます。 平成23年2月には、国の史跡に指定されました。 詳しくは、こちら↓ 松坂城跡 松阪の観光情報は、松阪観光インフォメーションサイト ワクワク松阪 へ。
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