鈴鹿市の入道ヶ岳へトレッキング♪地元に愛される椿会館の「とりめし」は必ず食べるべし!
掲載日:2019.03.25
鈴鹿セブンマウンテンに選ばれており、頂上からは鈴鹿から伊勢湾までのすばらしい眺望が楽しめる山「入道ヶ岳」。登山初心者向きのコースから上級者向きのコースまでそろっており、自分のレベルに合わせてコースを選ぶことができます。そして登山と合わせて楽しみたいのが、入道ヶ岳のふもとの「椿会館」で食べられる鈴鹿の郷土料理「椿とりめし」。今回は入道ヶ岳の登山コースと、鈴鹿のソウルフード「とりめし」をレポートします!
頂上から眺める鈴鹿から伊勢湾までの景色が美しい「入道ヶ岳」。今回は入道ヶ岳の登山のあと、「椿会館」で鈴鹿の郷土料理「椿とりめし」をいただく予定です!おいしいごはんを目標にして、椿大神社の登山者用駐車場に車を停め、登山コースの入り口へ向かいました。
当日の服装は動きやすく、頂上は風が強いため、防寒が取れる服装がおすすめ。靴は滑り止めのついたものが良いですよ!また、滑り止めのついた手袋があると便利です。
雨の翌日は道がぬかるんでいるので、滑らないように気をつけてくださいね!
入道ヶ岳の登山コースには
「二本松コース」(登り:片道約2時間半、下り:片道約2時間)、
「井戸谷コース」(登り:片道約2時間半、下り:片道約2時間)、
「北尾根コース」(登り:片道約3時間、下り:片道約2時間)
の3つのコースがあります。今回は初心者向きの「二本松コース」で登り、中級者向きの「北尾根コース」を使って下山したいと思います。頂上までがんばるぞ〜!
案内看板から少し歩くと、1番目の看板を発見。頂上までは看板が10番まであるので、それぞれの看板をめざして登山開始!
道中にあるピンクのリボンを目印にしてコースを登っていきます。
1番の看板から歩くこと20分ほど。湧き水が出ているところがありました! 周囲はしんと静けさに包まれており、水のせせらぎだけが聞こえる…。心が洗われるような気持ちになります。
さらに進むと、天然の木の階段が現れました。滑らないように気をつけながら登っていきます。木々の間から差し込む太陽の光が美しく、森のパワーを感じます。
登り始めてから2時間ほど。頂上付近まで来ると木々の間から鈴鹿の町並みが見え始めました。頂上まであともうちょっと! ここまででも達成感がありますね〜。
ついに頂上まで到着! 頂上に建っている椿大神社の大鳥居と一緒にパシャリ。うわ〜、建物があんなに小さい! 伊勢湾の水平線まで見晴らせて爽快感抜群です!
頂上までかかった時間はおよそ2時間半ほど。急な勾配がほとんどないコースだったので、初心者でも登りきることができました!
360度パノラマのこの素晴らしい風景を独り占めできる…。がんばって登って来た甲斐があった! トレッキングならではの達成感あふれる瞬間ですね。
絶景を十分に楽しんだところで、「北尾根コース」を使って下山といきたいと思います。下山する途中の丘からも見晴らしの良い景色を眺めることができます。「北尾根コース」は「二本松コース」に比べて勾配が少し丘になっていますので、気をつけて進んでくださいね!
こちらのコースには頂上から少し降りたところにアセビのトンネルがあります。木々でできたトンネルなんて素敵ですよね♪
中腹にはこのような大木に囲まれた場所もあります! まるで小人になったかのような気分に浸れますね。
下山開始から1時間半ほどで、入口まで戻ってこられました。「二本松コース」に比べると勾配が急なところが多いので、要所要所に張ってあるロープを使いながら、気をつけて下山してくださいね!
たくさん歩いて運動したおかげで、お腹もペコペコ…。続いてはこのまま「椿会館」へと向かい、「椿とりめし」をいただきたいと思います!
【入道ヶ岳】
住所 鈴鹿市
駐車場 椿大神社に登山者用駐車場あり
「入道ヶ岳」の登山入り口から歩いてすぐ。「椿会館」に到着しました!
お食事や披露宴などの会場、また椿大神社への参拝の休憩処などとして知られている施設です。宿泊施設も兼ねているので、予約をすれば宿泊することも可能です。
こちらが1階にあるレストラン「お食事処つばき」。観光や参拝に訪れた人々をはじめ、地元の方まで、幅広いお客さまたちの憩いのスペースとなっています。
早速「とりめし定食 梅」(648円/税込)を注文!かつてこの辺りでは鶏を飼っている家庭が多く、各家庭で郷土料理として「とりめし」は広まっていました。そして椿会館名物の「椿とりめし」はその昔、先代の宮司夫人が参拝者へのおもてなしのためにふるまったのがきっかけで、今に受け継がれています。
それではいただきま〜す!鶏肉の旨みがしっかりとついたごはんに、お箸がどんどん進んでしまう。素朴で懐かしい味がして、ほっと心が落ち着きます。登山でペコペコだったお腹が満たされて幸せです♪
さて、「椿とりめし」にはお持ち帰り用のものも用意されています。こちらの「椿とりめし折」(490円/税込)を持って「入道ヶ岳」へ登山に向かう方もいるのだとか。
ただし、炊き上がりは毎日10時ごろとなっているので、それよりも早い時間の注文は事前に予約が必要。前日のお昼頃までに予約してくださいね!
続いてデザートもいただきましょう! 2018年8月から販売している、「伊勢抹茶株式会社」とのコラボで誕生したデザート「伊勢抹茶ソフト」(400円/税込)です。コーンがスティック状になっていて、普通のソフトクリームより持ちやすい!(こちらの文言を削除させていただきました)
高級伊勢抹茶をふんだんに使用した、甘さ控えめの濃厚なオトナの味わいです。
喫茶 9:00~17:00
食事 10:00~17:00(椿とりめしはなくなり次第終了)
帰る前にお土産を…と、入口横にあるお土産コーナーにやってきました。地元をはじめ県内の名産品や椿会館オリジナル商品など幅広くそろっています。お土産を何にしようか迷うのも楽しい♪
数多く並ぶお土産の中で、思わず「かわいい!」と手に取ってしまった椿会館オリジナル商品の「かぶせ茶プチティーバック」(2個入り180円/税込)。椿をあしらったデザインがとってもキュート♪ 旅先での思い出のプチギフトとして人気となっている商品だそうです! お土産としてプレゼントしたらセンス良く見られそう♪
そしてもう一つお土産を。ハートのパッケージにキュンときてしまう「縁結びこんにゃく」(270円/税込)です。白い一口サイズの丸こんにゃくに、黒みつやきなこなどが入っており、ヘルシーなデザート感覚で食べられます。人や仕事、さまざまな良いご縁が結ばれますように…♪
取材日は雪が降っていて、登山が大変なところもありましたが、自分の力で登りきった時の充実感がたまりませんでした!頂上から街並みを見下ろした時は「やりきったな〜」と感嘆の声が出てしまいました。
う〜ん、次に登山へ向かう時は、「椿とりめし」を事前に買って、是非頂上で食べてみたいです!
お土産もたくさん買えてウキウキ気分で帰宅。体も動かしてお腹もいっぱいになって楽しかった〜!
みなさんも是非心身ともにリフレッシュしに出かけてみてください!
【椿大神社 椿会館】
住所 鈴鹿市山本町1871
電話番号 059-371-1039
ホームページ http://tsubaki.or.jp/kaikan/
アクセス 東名阪自動車道「鈴鹿」インターチェンジから約8分
新名神高速道路「鈴鹿」パーキングエリアから約2分
営業時間 8:30〜17:00
定休日 無休
駐車場 あり
※ 2019年3月時点の情報です。料金等の情報が変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。