相差町を最高に楽しむモデルコース♪ 人気スポットを日帰りで巡ってみました♪

掲載日:2018.07.21

今回の旅の舞台は、鳥羽市。「日本一海女が多い町」鳥羽市相差(おうさつ)町などを巡り、「海女文化」を満喫してきました!「女性の願いなら必ず一つは叶えてくれる」として人気の「石神さん」にお参りして、現役の海女さんが焼いてくれる新鮮な海の幸を堪能!鳥羽市の旅のレポートをぜひご覧ください。

今回の旅は、「日本一海女が多い町」鳥羽市相差(おうさつ)町を訪れ、このまちを中心に鳥羽市の魅力をじっくり探ってみたいと思います。

まずは「相差海女文化資料館」へ。

館内には、伊勢志摩鳥羽の観光パンフレットが数多く揃っています。テレビや雑誌の取材で訪れた有名人の写真もたくさん飾られていて、つい見入ってしまいます。

奥にある展示スペースでは、相差の歴史や海女の暮らし、海女漁などについて、さまざまな資料で紹介されています。
中央にある「海女の等身大の人形」はなかなかリアル!

【相差海女文化資料館】
住所 鳥羽市相差町1238
電話番号 0599-33-7453
公式URL http://www.toba.or.jp/amabunka/amabunka.htm
営業時間 9:00〜17:00
休業日 年末年始
料金 無料
アクセス 第二伊勢道路「鳥羽南・白木」ICより約10分

「相差海女文化資料館」のすぐ脇にあるゆるやかな坂道。この道を歩くだけでも、風情を感じますね。
この先に、海女さんの間で古くから「女性の願いを一つ叶えてくれる」と信仰されている「石神さん」があるとのこと。

「相差海女文化資料館」から歩くこと約5分。「神明神社(しんめいじんじゃ)」の鳥居に到着。この神社の参道にあるのが「石神さん」です。

参拝の作法として正しいのは、境内の一番奥にある「本殿」からお参りすること。
相差の氏神さまで、天照大神の主宰神として祭られています。ここでまず日頃の感謝を伝えました!

本殿の隣にある「長寿の館」。参拝者は、鎮座する御神木のクスノキにふれることができ、長寿にあやかれるようになっています。
荘厳な大木はまさにご利益がありそうで、やさしくなでなで。

そして、いよいよ「石神さん」へ。その前に「祈願用紙」に、心に決めた願い事を一つ書き入れます。

鈴を鳴らしてから、祈願用紙を願い箱へ。二礼二拍手一礼の参拝方法で、気持ちを込めてお願いをしました!
平日にもかかわらず、若い世代や年配の方まで、多くの女性が参拝に訪れていました。

参拝者に人気なのが、「石神さんお守り」。左が海女さんの磯着に見立てた麻布のお守り(800円/税込)で、右がストラップお守り(1,000円/税込)。
それぞれの裏側には、星(セーマン)と格子(ドーマン)の「魔よけのマーク」が描かれています。これは大事に持っておこう。

「お礼参り絵馬掛け」には、たくさんの絵馬が!!これが「石神さん」のパワーを証明していますね。「必ずお礼参りに来よう」と心に決めました。

【石神さん(神明神社)】
住所 鳥羽市相差町1385
電話番号 0599-33-7453(相差海女文化資料館)
公式URL http://www.oosatsu.net/midokoro/ishigami/
アクセス 第二伊勢道路「鳥羽南・白木」ICより約10分

帰りの参道を歩いている途中で、「行き」に気になっていたお店へ。
古民家を改装したショップ&カフェ「海女の家 五左屋(ござや)」です。

1階がショップになっていて、相差の海女さんに関するグッズや地元の特産品など、幅広いラインナップ。
そのディスプレイにもこだわりを感じます!

「五左屋」の人気商品を集めてみました!「手前左」は、人気NO.1の「がーぜはんかち」(380円/税込)。「手前右」は、オリジナル商品「どーまん・せーまん 叶え香」(925円/税込)。「奥左」は、「香りの石いかり」(1,545円/税込)。

どれもお土産にしたくなる、おしゃれなアイテムですね。

2階のカフェスペースは、ゆったり落ち着ける雰囲気。窓際の席で、外の景色を見ながら過ごすのもおすすめです。

人気メニューの「ところてん」(300円/税込)を注文。
相差町では、きなこをかけて食べるとのこと。この組み合わせを初めて食べましたが、とても合います!

「コーヒー」(300円/税込)もパスポートの提示で、100円引き。なにかと出費してしまう旅先では、この割引はとてもうれしい!

相差町を愛する店長の杉本さん。石神さんの参道におしゃれなお店をつくることで、地元の活性化に一役買っています。

店長の杉本さんのように、店先で「せーまん・どーまん看板」を持って写真を取り、SNSにその写真を投稿すると、この缶バッジをもらえます。

【海女の家 五左屋(ござや)】
住所 鳥羽市相差町神明神社参道1406
電話番号 0599-33-6770
公式URL http://www.oosatsu.net/midokoro/amanoie/
営業時間 9:00〜17:00(LO16:30)
休業日 不定休
アクセス 第二伊勢道路「鳥羽南・白木」ICより約10分

ここで少し遅めの昼食タイム。
今回の旅の目玉、現役の海女さんとのふれあいができる「海女小屋 はちまんかまど」を訪れました。

小屋の中は、「かまど」(囲炉裏)が二つ。
ここで海女さんに介類を焼いてもらえるとのこと。楽しみ〜!

予約しておいたのは、「海女小屋体験セレブ気分コース」(4名様以上・1人6,000円/税別/写真は1名分)。
アワビをはじめとした新鮮な海の幸の迫力に圧倒されます。

その海の幸を、現役の海女さんが自ら焼いてくれます。
これは食材以上に贅沢な体験ですね。海女さんとの会話も楽しい!

海女さんとお話をしているうちに、アワビやサザエがあっという間に焼き上がりました!この焼きたてを食べられるなんて最高です!

アツアツの海の幸に、鯛のお刺身、伊勢エビ汁が付くという、豪華すぎるメニュー。どれも新鮮さが際立ったさすがのおいしさ。

「これ以上ない贅沢」を楽しませていただきました。

これだけで終わらないのが、「はちまんかまど」の海女小屋体験のすごさ。
海女さんが「自らの仕事」について、実際の道具を使って説明してくれます。

体験の締めくくりには、海女さんたちが「相差音頭」を披露してくれます。この踊りを見ていると、幸せな気持ちになりました!

至れり尽くせりの時間をありがとうございました!

「海女小屋 はちまんかまど」の詳しい取材レポートはこちら!

【海女小屋 はちまんかまど】
住所 鳥羽市相差町819
電話番号 0599-33-1023(兵吉屋)
公式URL http://amakoya.com
営業時間 10:30〜17:00 ※要予約、詳細はHPをご覧ください
休業日 1/1〜5、8/13〜15、12/30〜31、不定休あり
アクセス 
 第二伊勢道路「鳥羽南・白木」ICより約15分、     
 JR・近鉄「鳥羽」駅からの無料送迎「海女ばす」運行(約25分)

旅のラストに立ち寄ったのが、大きな船がインパクト大のお店、「伊勢志摩みやげセンター王将」鳥羽本店です。

元々は製造卸問屋とのことで、活きたままの魚介類も豊富な品揃え。壁に飾られている「大漁旗」もお店の雰囲気を明るくしています。

伊勢志摩の干物や珍味類も充実しているのが、このお店の特徴。好みの一品が必ず見つかるはず。

店長さんのイチオシは、オリジナル商品「王将昆布」。伝統の伊勢醤油を使って、手づくりで仕上げられた数量限定の「自家製佃煮」です。
上品なやさしい味で、一度口に運ぶとクセになる味!

女性スタッフさんのおすすめは、伊勢湾で獲れた伊勢海老をふんだんに使ったおせんべい「えのゑ」(1,200円/税込)。
この地域ならではのお菓子がたくさん揃っているのもうれしいです。

伊勢志摩みやげセンター王将 鳥羽本店の詳しい取材記事はこちら!

【伊勢志摩みやげセンター王将 鳥羽本店】
住所 鳥羽市松尾町15-1
電話番号 0599-26-3100
公式URL  http://www.ousho.co.jp
営業時間 8:30〜17:30
定休日 年中無休
アクセス JR・近鉄「鳥羽」駅より車で約10分

これまでの旅の中でも、「地元の人々とのふれあい」が濃密で、改めて「旅先での出会い」の楽しさや喜びを実感。現役の海女さんたちとお話しできたのは、とても貴重な体験でした。
三重の歴史・文化の奥深さも改めて学び、とても有意義な旅になりました!
※ 2018年7月時点の情報です。日程、料金等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。
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