企画展「昭和萬古とその系譜」ー明治～昭和までーの
セレモニーを兼ねてミュージアムにお邪魔させていただきました。
ゆったりした室内には、たくさんの萬古焼が展示されています。私たちが普段使っている薄手で茶褐色の日常的な萬古焼とは少し違い、美術品の顔を持つ作品が並んでいます。
急須でも初期には、赤絵のこんな素敵な急須がありました。これでお茶を入れたら、さぞかしおいしいだろうな～と思ってしまいました。（不謹慎かな）
蝶の柄の素晴らしい壺もあり、萬古焼の奥深さを改めて感じさせられました。
これからの時期にぴったりのこんな絵皿もあり、料理好きとしては、飾っておくだけではもったいないな～と思っちゃいました。
萬古焼は県内でもいろいろな地域で造られていた歴史があり、たくさんの貴重な作品が残されています。
三重県の伝統工芸品、四日市萬古焼の歴史を作品をみながら、たどっていくのもなかなかおつなものです。
一度足を運んでみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれません。
ここパラミタミュージアムのパラミタは、メインコレクションである池田満寿夫「般若心経」シリーズにちなんで、梵語の波羅蜜多（はらみた）からつけられており、観音像も多数展示されています。
ミュージアムショップでは、三重の工芸品も販売されています。
駐車場もたくさんありますし、近くに近鉄湯の山線の大羽根園の駅もあります。年中無休（年末年始除く）で営業時間は９：３０から１７：３０までです。（入場は１７：００まで）
※掲載されている内容は2011年1月の情報となります
