海と山が広がる自然豊かな港町、南伊勢町　働きながら、漁村の暮らし体験ができるワーケーションステイ

南伊勢町のワーケーションおすすめポイント
・海が一望できる高台のコワーキングスペースや爽やかな風が吹く海沿いのベンチなど、港町ならではの居心地のよいワーク空間
・漁業体験やミカン狩り体験など、南伊勢町の人の温かさに触れ、漁村の暮らしに溶け込むことができるアクティビティ
・飛沫、接触感染対策が徹底されたコワーキングスペースや、屋外中心のアクティビティなど、コロナ下でも安心して過ごすことができる環境

南伊勢町は、伊勢神宮があり、高級リゾート地として有名な伊勢志摩に隣接する、のどかな漁村。ガイドブックに載らない穴場だが、海と山が近く、美味しい自然の幸に恵まれた、住んでよし、訪れてよしの居心地のよいエリアだ。最近ではコワーキングスペースの整備も進み、ワーケーションや移住に関する問い合わせも増加している。





田舎ならではの居心地のよいワーク空間

◆しごとば油屋Ⅱの室内の様子。

◆窓際の机では、海を眺めながら仕事に打ち込むことが出来る

穏やかな海を望む高台に位置するコワーキングスペース「しごとば油屋Ⅱ」では、三重県沿岸部に位置する南伊勢町ならではの風景を堪能できる。WiFi、プリンター、スキャナー等が完備されており、板張りの天井・壁が印象的なぬくもりのある空間で、海を眺めながら快適に仕事が可能。伊勢市から車で約40分、志摩市から30分とアクセスもよく、リゾート地でのワーケーションに飽きたときには、気軽に南伊勢町まで足をのばし、仕事場として利用することもできる。

◆屋外で自分だけのお気に入りのワークスポットを探すのも楽しい

気候が穏やかで温暖な南伊勢町では、外でも気持ちよく仕事ができる。海岸で音を聞きながらパソコンを開き、澄んだ空気のなかで働けば、いつもより頭も冴える。南伊勢の絶景やアクティビティが会話のきっかけになり、オンライン会議での会話も普段より弾みそうだ。




仕事の合間の休憩時間は、みかん畑でみかん狩り体験

◆みかんの採り方を教えてもらい、いざみかん狩りを開始！

「しごとば」の利用者は、仕事の合間に気分をリフレッシュできるミカン狩りも体験可能。隣接するみかん農園「里の駅　ないぜしぜん村」には、毎年10月～12月に団体や個人の旅行客がみかん狩りに訪れる。2020年11月には、コワーキングスペースの利用者を対象に、むすび目Co-workingオリジナルみかん狩りがスタート。通常９０分で１５００円のみかん狩りが、３０分５００円で楽しめるお得なプランとなっている。オフィスで働くビジネスマンが休憩にコーヒーを買いに行くような感覚で、仕事の合間に「ちょっとみかん狩りに行ってきます。」と楽しめる気軽さ。1人10個までみかんを採ることができ、その場で食べても持ち帰ってもオッケー。煮詰まった頭をリセットするのにとても効果的！来年も実施を予定している。

アットホームな空間とプログラムが用意されている「しごとば」では、他の人との距離も自然と近くなり、一緒にみかん狩りをしたり、仕事後に食事へ行ったり、休日に一緒に漁村アクティビティを体験したりと、ホテルでのワーケーションでは経験できない、利用者同士での出会いや交流も生まれそうだ。




海は食材の宝庫。県内No.1の漁獲量を誇る町で定置網漁を体験

海山の幸に恵まれた南伊勢町では、四季折々の旬の食材を使った食事も魅力の一つで、ブランド真鯛や養殖牡蠣、アオサノリなど、海の特産物が豊富。地元の名店を訪れるのもいいが、自分たちの食材を確保し、自炊してみるのもおすすめだ。

◆定置網漁体験の船

◆獲った魚で作った干物

株式会社On-Coの企画により南伊勢町で実施された、ワーケーション・モニターツアーでは、食事提供の準備はあえてせず、定置網漁体験や釣りを通じて、ツアー参加者自ら食材を確保し、自炊するという試みが実施された。地元の漁師さんと一緒に漁に行き、ずぶぬれになって網をあげたり、港で近所のおじさんから釣りの仕方を教えてもらったり… 、地元のリアルな日常に触れながら食材を調達し、炭から火をおこして、やっとの思いでありつけた食事は絶品。モニターツアーを実施していると聞きつけた近所のおじさん・おばさんからの、地元で採れた牡蠣やさざえ、お肉の差し入れ、さらには炭職人からは炭の提供もあり、南伊勢町の地域の人たちの温かさ、人と人とのつながりの強さが垣間見える。お裾分けしてもらった食材は、BBQやお鍋にし、残った魚は干物にするなどして海の幸を余すところなく満喫。

◆地元の魚介類は、地域の方からの心温かい差し入れ

◆お米も自分たちで土鍋を使って炊く

◆地元の炭職人から頂いた炭で火をおこす

◆モニターツアー参加者が宿泊した、DIYでリノベーションされたゲストハウス。2021年4月から、移住検討者の宿泊場所や地域の人との交流場として提供開始予定

そのほかオフの日には、用意されたプログラムを体験するだけでなく、近所の子どもたちと地元の遊び方に触れたり、鯛の養殖場で鯛と一緒に泳いだり…ゆっくりとした時間の流れに身を任せ、山奥のリゾート地や都会の高級ホテルとは違った、日本の田舎ならではの休日を過ごすことができる。




しごとば油屋Ⅱ コワーキングスペースの感染症対策

ワーケーションの拠点として県内外から人が訪れる「しごとば」では、接触感染、飛沫感染の対策を徹底して行い、安心・安全に利用できる環境を整えている。

◆利用者がいつでも使える使い捨てマスクを常備している

◆除菌ハンドソープ・消毒液の設置を行ない、接触感染の予防を呼びかけている

◆定期的な換気や、加湿器による加湿を行い、冬場の飛沫感染対策も徹底

都会の日常から離れ、いつもと違った体験を通じて人と交流し刺激を受け、インスピレーションを得る。人と人との心温まるつながりが強い、一次産業のプロフェッショナル達が集まる南伊勢町では、プライベート空間で一人で過ごすリゾートワーケーションでは得られない、たくさんのつながりに出会える場所が満載だ。

＜施設案内＞
【しごとば油屋Ⅱ】
住所：三重県度会郡南伊勢町内瀬1536-1
営業日：月～金　9時〜18時　※利用日時は応相談　※要予約
料金：オフィス利用　500円/人　1日時間無制限
貸切レンタルスペース利用（最大10名）半日1,000円～　※利用日時応相談
コピー：カラー100円 / 枚　モノクロ10円 / 枚
設備：カウンター4席、テーブル席6席、トイレ、ミニキッチン、FREE WiFi
アクセス：南伊勢町営バス「高浜」より徒歩5分