三重県で花手水が見られる神社・お寺・花園を紹介します

三重県多気郡明和町斎宮（めいわちょうさいくう）にある竹神社（たけじんじゃ）は三重県内の花手水で話題を集めた神社の１つ。

地域の花と贈り物の花々を使った花手水は、それぞれの季節の風情を感じさせる光景になっています。

毎月の満月が昇る日には「満月参り＆月の市」が開催され、花手水のライトアップや満月参り限定の御朱印が頒布されます。

彌都加伎神社（みずがきじんじゃ）は三重県鈴鹿市東玉垣町にある神社で、境内には花手水のほかに和傘が展示されています。

季節の花で彩られた花手水が披露され、手水舎の屋根には風鈴が吊るされています。

風鈴が見られる期間は6月頃～９月中旬ごろまでで、台風の訪れる頻度が多くなった場合は早期に終了する場合があります。

境内には赤い鳥居が無数に立ち並ぶ箇所もあり、京都の伏見稲荷のような風情を感じられる一面もあります。

御朱印には季節の御朱印が３種、誕生月の御朱印が１種あり、国の伝統工芸品である「伊勢型紙」を使用した仕上がりになっています。

都波岐奈加等神社（つばきなかとじんじゃ）は三重県鈴鹿市一ノ宮町にある神社で、境内には旬のお花を飾った花手水があります。

紫陽花の季節には、紫陽花の花手水が披露され、青系で統一された色合いになっています。

御朱印には御神体の獅子頭と季節の花が描かれた「季節の御朱印」があり、月替りで2種類あります。

この神社は「都波岐神社」と「奈加等神社」が合併したことにより「都波岐奈加等神社」という名前になったのですが、御朱印では合併前の神社名が書かれたものも頒布されています。

前述の彌都加伎神社から車で約10分の距離なので、両方の花手水を巡る旧伊勢街道花詣巡りをぜひお楽しみください。

かざはやの里は三重県津市戸木町（へきちょう）にある花園で、２月〜３月は梅が、４月〜５月は藤が、６月〜７月は紫陽花の鑑賞を楽しむことができます。

園内の入口付近には花手水があり、梅・藤・紫陽花のシーズンになるとそれらを使った美しい花手水が披露されます。

かざはやの里では紫陽花まつりを2023年7月17日まで開催しており、40品種・約77,000株の紫陽花を鑑賞することが出来ます。

東海地区最大級の規模を誇る紫陽花は圧巻の美しさですので、ぜひ行ってみてください。

今年は18時半までに入園すれば何時でも退園可能なので、夕焼け×紫陽花の幻想的なシーンが見られるチャンス！

三重県いなべ市員弁町北金井（いなべちょうきたかない）にある金井神社（かないじんじゃ）は華やかな花手水とカラフルな御朱印が特徴の神社です。

三重県の中でも早期に花手水を始めた神社として知られており、Instagramで「#金井神社」と検索するとユーザーが撮影した花手水の写真がたくさん出てくるほど人気の場所です。

御朱印は「月がわり」で頒布するものがあり、令和5年６月に頒布されたものには万華鏡あじさいとさくらんぼが描かれていました。

金井神社の御朱印はとってもカラフルで可愛く、金色の文字で「金井神社」と描かれているのも美しいポイント！

神館神社（こうだてじんじゃ）は三重県桑名市大字江場（えば）にある神社で、境内の花手水は季節の旬なお花で彩られます。

上記写真は紫陽花シーズンに撮影したもので、花手水には紫陽花のほか、百合やシャクナゲ、睡蓮もあるなど、とても華やかな仕上がりになっています。

御朱印の写真はここに掲載しておりませんが、切り絵で描かれた龍や獅子舞はものすごく繊細な仕上がりでアートのような美しさがあります。

法盛寺（ほうじょうじ）は三重県桑名市萱町（かやまち）にある浄土真宗のお寺で境内の花手水や水鉢には四季折々の花が飾られています。

右側の水鉢には菊とガーベラが、左側には紫陽花などが水鉢に浮かんでいます。（※上記写真の１枚目は2022年6月1日に披露されたもの）

花手水にも旬なお花が浮かんでいるので併せて鑑賞をお楽しみください。