三重県で御城印をいただこう!お城の登城記念にいただく御城印を紹介します

掲載日:2023.09.22

お城や城跡に訪問した際に、登城記念としていただくことができる「御城印(ごじょういん)」。

神社仏閣を参拝した証しにいただく「御朱印」のように、各地のお城や城跡を巡って「御城印」を集める人たちが増えています。 天守閣のあるお城以外に、城跡でも御城印をいただけるところがあり、あらかじめ印刷された御城印や、記念スタンプのように各自で押印する御城印、期間限定で発行される特別御城印など、じつにさまざま。

この特集では、三重県で御城印がいただける城・城跡、場所やアクセスなどを詳しく紹介します。

桑名城(桑名城跡・九華公園) (桑名市)

桑名城(桑名城跡・九華公園)

初代桑名藩主「本多忠勝」が建設した桑名城

1595(文禄4)年、豊臣秀吉の家臣である一柳右近が桑名に入り、伊勢神戸城の天守を移築しました。これが、桑名城の最初の天守でした。
1601(慶長6)年、関ケ原の戦いの翌年、本多忠勝が桑名藩初代藩主となり、城郭と城下町の整備を行います。船着場の整備や天守、櫓などを建設しました。天守は四層六階で、本丸を幾重も堀が囲む堅牢な城郭でした。
九華公園は、桑名城跡の本丸及び二之丸跡を利用した公園で、4月に桜、5月につつじが行われています。

関連情報

【御城印販売場所】
・桑名市物産観光案内所
桑名市有楽町59 電話:0594-21-5416
時間:9:00~17:00(年末年始休業)
・住吉浦休憩施設
桑名市太一丸地先 電話:0594-23-3010
時間:9:00~17:00(年末年始休業)
・宿場の茶店ハジメ
桑名市川口町8 電話:080-8251-5056
定休日:月曜休業
【料金】 桑名城:500円、忠勝公墨絵:700円、千姫の御城印:500円
【販売方法】 書き置き(印刷)

伊賀上野城 (伊賀市)

伊賀上野のランドマーク・白鳳城

藤堂高虎により築城され、現在は当時の内堀と石垣、昭和10年に建てられた天守閣が残っています。三層からなる天守閣には武具・甲冑や藤堂家の遺品、横山大観をはじめ名士の色紙46点の天井絵があります。外観の白い三層の美しい城郭から「白鳳城」とも呼ばれています。高さ約30メートルと日本有数の高さを誇る内堀の石垣も必見で、映画のロケ地としても使用されてきました。

関連情報

御城印販売場所
・城内チケット販売窓口(伊賀市上野丸之内106)
時間:9:00~17:00 
定休日:12月29日~1月1日
料金:200円
販売方法:書き置き(印刷)

亀山城(亀山城跡) (亀山市)

県内に唯一現存する城郭建造物

大正18年(1590)岡本宗憲が築城しました。寛永9年(1632)三宅康盛の代に天守が下ろされ、正保年間(1644~1648)本多俊次が城主の時に天守跡に現在の多門櫓が建てられました。
平屋建白壁の塗込で屋根は入母屋造り、東西北の三方に破風があり、平時は武器庫として利用していました。県内に唯一現存する城郭建造物として、昭和28年に県史跡に指定され、特に桜や積雪の頃は野趣にあふれ、高石垣の上にそびえる多門櫓は今も往時と変わらぬ風情を残しています。

関連情報

御城印販売場所
・亀山市観光協会(亀山市関町新所664-2)
時間:8:30~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金:300円
販売方法:書き置き(印刷)

津城(津城跡) (津市)

築城の名手・藤堂高虎が手がけた城。美しい城跡公園は憩いの場です。

織田信包が創築し、築城の名手・藤堂高虎に大改修された典型的な近世城郭様式の津城。天守台や櫓もあり、本丸と西の丸の連なる石垣は見事です。

関連情報

【御城印販売場所】
・津駅前観光案内所
津市羽所町700アスト津1階 電話:059-246-9020
時間:9:00~18:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
【料金】 300円
【販売方法】 書き置き(印刷)

松坂城(松坂城跡・松阪公園) (豪壮な石垣が残る松阪のシンボル)

豪壮な石垣が残る松阪のシンボル

天正16(1588)年に蒲生氏郷によって築城された平山城。現在も残る野面積みなどの豪壮な石垣は、松阪のシンボル的存在です。桜や藤、銀杏が石垣を彩り、四季を通じて市民にも親しまれています。
城跡からは城下町の面影を残すまち並みを一望できます。

関連情報

【御城印販売場所】
・松阪駅観光情報センター
松阪市京町507−2 電話:0598-23-7771
時間:9:00~18:00 
定休日:年末年始(12/30~1/2)
・松阪市立歴史民俗資料館
松阪市殿町1539 電話:0598-23-2381
時間:9:00~16:30 (4月~9月) / 9:00~16:00 (10月~翌年3月) 
定休日:月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
・豪商のまち 松阪観光交流センター
松阪市魚町1658−3 電話:0598-25-6565
時間:9:00~18:00(12月~2月/~17:00) 
定休日:年末年始(12/30~1/2)
・まつさか交流物産館
松阪市京町301 電話:0598-22-3770
時間:9:00~18:00 
定休日:年末年始(12/30~1/2)
【料金】300円(通常の御城印)
【販売方法】書き置き(印刷)

田丸城(田丸城跡) (度会郡玉城町)

続日本100名城選出・石垣の美しさを味わう城跡

野面積みの石垣が美しい南北朝時代の城址。北畠親房・顕信父子が玉丸山に城塞を築き、南朝の拠点としたと伝えられます。
1575年(天正3)、織田信長の次男・信雄により平山城の田丸城が築かれ、その後稲葉氏、藤堂氏、久野氏と城主が変わり、明治2年に廃城。
春には桜、夏には大賀蓮、秋には紅葉、冬にはライトアップと、一年を通じて、景観が楽しめます。

関連情報

【御城印設置・販売場所】
・村山龍平記念館
度会郡玉城町田丸114 電話:0596-58-8212
時間:月、水、金 8:30~17:15 /火、木 8:30~19:00 /土、日 9:00~17:00
定休日:年末年始
【料金】スタンプ形式 無料、プレミアム御城印 1枚300円
【販売方法】 スタンプ・書き置き(印刷)
御城印はスタンプ形式(通常の御城印はスタンプ形式となっており、無料で押していただけます)と、プレミアム御城印(1枚300円、3ヶ月ごとにデザイン変更)があります。

鳥羽城(鳥羽城跡) (鳥羽市)

大手水門を海岸側に向け、周囲を海で囲まれた海城

九鬼嘉隆が文禄3年(1594)に築城。以後九鬼水軍の本拠地となっており、大手門が海側に突出して作られるという全国でも珍しい形をしています。
この大手波戸水門が出入り口となっていた。現在は、二の丸跡に旧 鳥羽小学校が建てられ、本丸跡は同校のグランドとして利用されていました。
天守閣の石垣などにわずかに面影を残しています。

関連情報

御城印販売場所
・鳥羽市観光協会(鳥羽市大明東町1−7)
時間:8:30~17:00 
定休日:土日祝、年末年始
・鳥羽市観光案内所(鳥羽市鳥羽1-8-13 鳥羽駅構内)
時間:9:00~17:30 
定休日:無休
・鳥羽歴史文化ガイドセンター(鳥羽市鳥羽1丁目10−48)
時間:9:00~16:00 
定休日:火曜日、年末年始
料金:300円
販売方法:書き置き(印刷)

観光三重 編集部

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