三重県の除夜の鐘をつくことができる寺院を紹介します!大晦日に鐘を打ち鳴らして煩悩を払い良き新年を迎えよう!

掲載日:2023.12.22


大晦日から元日にかけて、三重県内で除夜の鐘をつく体験ができる寺院を紹介します。
23時以降に鐘をつき始める所が多い中、昼間につくことができるところもあり、「子供に除夜の鐘をつく体験をさせてあげたい!」という方におすすめの寺院もありますよ。
各スポットの鐘つきの時間やお振舞いなどの情報を参考に、この年末は除夜の鐘をついて良き新年を迎えましょう。

※掲載内容は変更になる場合があります。出かける前には各スポットの情報をご確認ください。

 

除夜の鐘の意味は?

1年を締めくくる12月31日の大晦日(おおみそか)のことを除日(じょじつ)といいます。

除日の「除」という言葉には「古いものを捨てて新しいものを迎える」という意味があり、除日は古い年を除き去って新しい年を迎える日ということになります。

大晦日の夜から年明けにかけて寺院で打ち鳴らす梵鐘を「除夜の鐘」といい、 鐘を108回つくのが一般的ですが、最近では回数に関係なく希望する人が鐘をつくことができるところもあるようです。

 

除夜の鐘を108回鳴らすのはなぜ?

人の煩悩(ぼんのう)とは、身心を煩わし悩ます欲や怒りや愚痴等のことをいい、人にはそれぞれ108個あるといわれています。

大晦日に除夜の鐘を108回つくのは、鐘を一回鳴らすごとに、1つずつ煩悩を消し去って、新しく迎える年の多幸を願う思いが込められています。

 

除夜の鐘は何時からなりますか?

除夜の鐘は、大晦日から元旦にかけて深夜0時をまたいでつかれます。

近頃では、鐘撞を希望する人が多く早い時間からつき始めるところもあるようです。

 

津観音寺 (津市)

開山は西暦709年、日本三観音の一つである津観音寺。12月31日の23時30分から108枚の整理券が配布されます。108回の鐘がつかれた後は、25時30分まで自由に鐘をつくことができます。

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2023年12月31日
23:30~25:30

地元有志の振舞いあり

千手院賢明寺 (津市)

人形供養の寺として知られる千手院賢明寺。大晦日には、先着108名の方に限り一般の方も除夜の鐘をついていただくことができます。例年、甘酒をふるまってお祝いをします。

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2023年12月31日
23:45~

甘酒の振舞いあり

東光山 神宮寺 (松阪市)

東光山 神宮寺では、大晦日に参詣者みんなに除夜の鐘をついていただくことができます。
除夜の鐘は23時過ぎからつき始めて24時に打ち切ります。
また、午前0時より本堂での新年祈祷では参詣者先着20名に守矢(破魔矢)の授与があります。

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2023年12月31日
23:00~24:00

新大仏寺 (伊賀市)

鎌倉時代に開かれた古刹、新大仏寺。大晦日には23時50分から108回の除夜の鐘が鳴り響きます。一般の方も除夜の鐘をつくことができます。

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2023年12月31日
23:50~

甘酒の振舞いあり

鳴谷山 聖宝寺 (いなべ市)

鳴谷山聖宝寺は、ご本尊に十一面千手観音菩薩を安置する、臨済宗妙心寺派の禅寺。大晦日にお参りの方々は除夜の鐘をつくことができます。鐘は108回打ち鳴らされます。

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2023年12月31日
23:30~

大福田寺 (桑名市)

聖徳太子創建と伝えられる真言宗のお寺、大福田寺。大晦日には、近隣や檀信徒の方々がお参りに訪れ除夜の鐘をつかれます。先着108名の方は干支をかたどった土鈴がいただけます。108回以降も鐘をつくことができます。

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2023年12月31日
23:45~

照源寺 (桑名市)

照源寺は、桑名駅からほど近い歴史あるお寺。大晦日の夕刻、16時から18時に鐘をつくことができます。時間内は自由に鐘をつくことができます。

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2023年12月31日
16:00~18:00

垂坂山観音寺 (四日市市)

元三慈恵大師をまつる天台宗の古刹、垂坂山観音寺。12月31日 23時40分から整理券108枚が配布され、一般の方も除夜の鐘をつくことができます。甘酒の振る舞いがあります。

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2023年12月31日
23:40~整理券配布

甘酒の振舞いあり

四日市市垂坂町1285

西方寺 (鈴鹿市)

鈴鹿市の西方寺では、12月31日の23時45分くらいから、除夜の鐘を打ち始めます。一般の方も除夜の鐘をつくことができます。

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2023年12月31日
23:45頃~

温かい飲み物の振舞いあり

旭曜山 真善寺 (亀山市)

真善寺では毎年大晦日の昼間に「一足早い除夜の鐘」が開催されます。どなたでも参加自由です。
※鐘撞堂の石積階段には十分に気をつけていただき、小さなお子様は保護者同伴でお願いします。

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2023年12月31日
11:00頃~16:00頃

お茶菓子の振舞いあり(※数に限りあり)

四天王寺 (津市)

四天王寺の梵鐘は、1680年(延宝8年)に作られたと伝わり、津市の文化財に指定されています。12月31日24時から、108名の方に限り一般の方も除夜の鐘をついていただくことができます。鐘楼堂が2階にあるため足元にご注意下さい。

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2023年12月31日
24:00~

彰見寺 (津市)

津市にある彰見寺は、学僧普門上人を輩出した真宗高田派のお寺。毎年、12月31日23時から1月1日24時30分まで、鐘楼堂において年越しの鐘をつくことができます。お参りいただいた皆さんに除夜の鐘をついていただくことができます。
鐘をついていただいた方には「無量寿箸」をお渡ししています。

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2023年12月31日
23:00~24:30まで

津市大谷町1

広禅寺 (伊賀市)

「厄除け風鈴祭り」に県外からも多くの観光客が訪れる広禅寺。大晦日には23時30分から除夜の鐘をつくことができます。先着で108回打ち鳴らされます。

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2023年12月31日
23:30~

甘酒の振舞いあり

伊賀市上野徳居町3260

岡寺山継松寺 (松阪市)

「岡寺さん」と呼ばれ親しまれている厄除け霊場、岡寺山継松寺。毎年、12月31日23時30分より24時過ぎまで、一般の方も除夜の鐘をつくことができます。

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2023年12月31日
23:30~24:00過ぎ

観菩提寺 (伊賀市)

観菩提寺では、12月31日の23時24分20秒から一般の方も除夜の鐘をつくことができます。また1月1日(元旦)より、「福ノ神」という札を先着300名に配布されます。

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2023年12月31日
23:24 20秒~

観光三重 編集部

大晦日、除夜の鐘が聞こえてくると新しい年の訪れを実感します。一般の方でも、寺院にお参りして除夜の鐘をつくことができるところがありますので、ぜひお近くの寺院に「鐘つき」に出かけてみてはいかがでしょうか?

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