「お伊勢さん」と呼ばれる伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。神宮には、私たち国民の大御祖神(おおみおやがみ)として崇敬を集める天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮と、衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りする外宮のご正宮を中心に、全125の宮社があります。
高さ9mの男岩と、4mの女岩からなる「夫婦岩」は縁結びや夫婦円満のご利益スポット。伊勢神宮をお参りするときは、まず「夫婦岩」のある二見浦で禊をするのが古来からの習わし。
伊勢神宮は内宮・外宮とも午前5時から参拝可能。落ち着いて参拝したい方は、参拝者が少なく、早朝の神域の清々しい空気と静寂な雰囲気を感じられる早朝参拝がおススメ。宿泊者限定でガイド案内を実施している宿泊施設も。
検定「お伊勢さん」上級編に合格し、研修を経て認定された案内人の方々が、「お伊勢さん」の知識はもちろんのこと、伊勢の魅力を楽しくガイドしてくれます。
神様にお供えするお食事のことで、伊勢神宮(外宮)では、約1500年、1日も欠かすことなく毎日朝・夕の二度、御塩・鰹節・昆布などのお食事を天照大御神に奉り、感謝と祈りを捧げています。
おかげ横丁は、お伊勢さんの「おかげ」という感謝の気持ちをもって参拝者をおもてなしするために1993年に開業。江戸から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現された風情ある街並みを歩きながら、お土産を買ったり食べ歩きを楽しむことができます。
おかげ横丁の各お店では、招き猫作家 もりわじん氏が手掛けたかわいい招き猫がお出迎えしてくれます。
いにしえから語り継がれてきた神話の世界を体感できるスポット。神話の世界にどっぷり浸かって、お伊勢参りをもっと充実したものに。
月の初めの早朝、ひと月無事に過ごせたことに感謝し、新しい月の無事をお祈りする「朔日(ついたち)参り」。伊勢神宮は多くの参拝者でにぎわい、おかげ横丁では参拝者をおもてなしするため、早朝から多くのお店で朔日限定メニューが提供されます。
海女とは、素潜りで魚介類を採る女性の漁師のことで、海女漁は3000年以上も昔から行われてきました。かつて、倭姫命(やまとひめのみこと)が鳥羽の国崎(くざき)を訪れたとき、地元の海女が差し出したアワビのおいしさに感動し、天照大御神に毎年献上するよう命じたとのこと。
以来、長寿をもたらす縁起物とされ、薄く切って伸ばした「熨斗鮑(のしあわび)」は天照大御神への供え物として用いられています。
なお、「熨斗鮑」は贈答品に巻く「のし紙」のルーツと言われています。
海女小屋とは、海女さんが漁で疲れた体を休めたり、火を焚いて体をあたためる小屋のこと。カマドを囲んで新鮮な海の幸をいただきながら、海女さんから漁の方法や経験談などを聞くことができる海女小屋体験は、海外からのお客さんにも人気があります。
伊勢神宮(内宮)まで徒歩15分、全室露天風呂付きのお部屋からは、内宮の森へと連なる杜が目の前に広がります。「早朝食」として伊勢伝統の食べ物「かたぱん」を用意してくれるなど、早朝参拝をする方に特におすすめのお宿。
宿泊者だけが参加できる神宮会館職員の案内付き早朝参拝ツアー(無料)が人気のお宿。活気に溢れたお昼とはまた違う魅力のある、早朝の伊勢神宮(内宮)を訪れてみませんか。
ヴィラタイプの一棟建て客室は完全個室のプライベート空間。各棟には、露天風呂と檜の内風呂付きで、別荘のようにくつろぐことができます。お好みの一棟で極上の伊勢路の旅を楽しんでみては。
お餅のうえにこし餡をのせた餅菓子、伊勢名物「赤福」。毎月1日に季節のお菓子を楽しめる「朔日餅(ついたちもち)」や、夏季限定の「赤福氷」、冬季限定の「赤福ぜんざい」も人気。
上品な甘さに炊きあげた粒あんをつきたての餅でくるみ、淡いこげ目をつけた「太閤出世餅」。
伊勢神宮に参拝に訪れた豊臣秀吉が好んで食べたと言われています。
あずき餡のたっぷり入ったうす皮のお餅にきな粉をまぶした「二軒茶屋餅」は、舟参宮する人たちのため、舟着場で生まれたお餅。
毎月25日に限定販売される、黒砂糖あんの餅も大人気です。
きめ細かい新粉を蒸して作った団子皮の中にこしあんを包み、こんがりついた焼き目が甘くて香ばしいお餅。
参宮街道沿いに創業して以来200年を超え、宮川の渡しの前で参宮客が馬を返したことがへんば(返馬)の由来。
天然のよもぎで作った草餅の中に、ほどよい甘さのつぶあんが入ったひと口サイズのお餅。
草の香りがさわやかな神代餅は、天然のよもぎだけで色と薫りを出し、添加物を一切使用せず作りつづけてきた本格派の草餅です。
こし餡と、厳選された餅米、きな粉を使った柔らかいお餅は、あっさりとした味わいが魅力のお餅。
日本神話で天照大神が天の岩戸に隠れた時、その前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞を舞った「岩戸神楽」のめでたい古事にちなんで作られました。
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・初めてのお伊勢参り 伊勢志摩を歩く
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・初めての熊野古道 伊勢路を歩く
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