熊野古道には、中辺路、伊勢路、紀伊路、小辺路、大辺路と、5つの道があります。
そのうち、最も多くの参詣者が歩いたとされる「中辺路(なかへち)」は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)と田辺を結ぶ道。
世界遺産に登録されている「川の参詣道」も中辺路に含まれます。
かつての上皇や貴族たちは、「熊野本宮大社」と「熊野速玉大社」との間を川舟で行き来していました。
その稀有な歴史ゆえに、熊野川は川自体が世界で初めて世界遺産に登録されています。
参詣でスピリチュアルな空気に触れた後は、自然に親しめる紀宝町の宿でパワーをチャージ。
風光明媚な「伊勢路(いせじ)」を通れば、その先には伊勢神宮が。
江戸時代から「伊勢へ七度、熊野へ三度」とよばれた信仰の路をたどってみませんか?
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熊野本宮大社から熊野古道の旅をスタート
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日本一の落差を誇る那智の滝と熊野那智大社
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眼前に田園風景が広がる農家民宿で1泊(紀宝町)
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翌日は国宝や文化財も豊富な熊野速玉大社へ
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三反帆で世界遺産の川を舟下り(熊野川-紀宝町)
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熊野川体感塾の1日ツアーでいただく郷土料理の昼食
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飛雪の滝に併設されたキャンプ場に宿泊(紀宝町)
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大烏帽子山のみさご岩から熊野灘を見下ろす
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七里御浜は熊野古道・浜街道として世界遺産に登録
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大小無数の海食洞がある景勝地「鬼ヶ城」
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旅のラストをお伊勢参りで飾ります
旅の最初の拠点は「新宮駅」。大阪からはJRと近鉄を使って、鶴橋・松阪経由で約4時間30分。
名古屋から特急ワイドビュー南紀で1本、約3時間30分です。
ここでレンタカーを借りるのがおすすめ。新宮~熊野本宮大社は車で約50分です。
1日目は熊野本宮大社、熊野那智大社、那智の滝をめぐり、紀宝町の農家民宿か飛雪の滝に併設されたキャンプ場に宿泊。
2日目は熊野速玉大社の駐車場に車を停め、「熊野川の三反帆と新宮の世界遺産ウォーク」に参加。
熊野川をゆく帆かけ舟「三反帆(さんだんぼ)」でゆったりと川の参詣道を楽しみ、郷土料理のお昼ご飯をいただけます。
下船したら、ベテランガイドの案内で熊野速玉大社や神倉神社を参拝。ガイドがいると旅がグッと深まります!
ツアー終了後、車で10~25分ほど移動し、ふたたび紀宝町の宿へ。
農家民宿や「飛雪の滝」に隣接したキャンプ場で、のんびりと田舎や自然を満喫。
さらに連泊して付近のスポットをめぐるのもおすすめ。ハイキングや海辺の景観を楽しんで。
熊野古道最大級のパワースポットともいわれる「花の窟神社」へは車で約30分。そこから「伊勢神宮」までは約1時間30分。
道中には、「七里御浜」「鬼ヶ城」などの風光明媚なスポットも多数点在しています。
三反帆の遊覧のみをご希望の方は、こちらのページでオンライン空席照会・予約が可能です。