石大神 しゃくだいじん
鈴鹿山地は東側が一志断層系によって境される断層地形の地塁であり、山系中には多くの北西-南東方向及び北東-南西方向の断層群が発達して、山地の渓谷は適従谷を形成し、断層によって形成された断層微地形はケルンバットが点在している。
石大神の地形は、鈴鹿山系中のケルンバットの一つであって、石大神の南西側の鞍部が西北西-東南東の走向の断層の通る所である。
また、主として石灰岩で構成されているので、石灰岩溶食地形(カルスト地形)と断層微地形のケルンバットが合成された地形であって、鈴鹿山地の他のケルンバットと比べて急峻で錐状岩柱形の地形を示している。
このような自然景観は、三重県において当地のみにみられるものである。この特異な形のために古代より信仰の対象になったきた。
【三重県の文化財情報】
石大神 = 県天 1峯 1996/03/07(H8) 椿大神社 (外部リンク)
詳細情報
住所
〒519-0324
鈴鹿市小社町字脇の山986-2
電話番号
059-371-1515
(椿大神社)
公共交通機関でのアクセス
・JR関西本線「加佐登駅」から車で約30分
車でのアクセス
・東名阪自動車道「鈴鹿IC」から車で約15分
※料金等については変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。