王朝ロマンの町 斎宮で歴史に浸るイマココ旅!墨書土器体験のレポート記事を公開しました
掲載日:2025.01.10
王朝ロマンの町 明和町で古代体験ができるって知っていましたか?斎宮歴史博物館では、奈良時代の天平装束を着て自由に周辺の古墳を散策したり、土器に文字や絵を記す「墨書土器体験」ができるんです!
この体験は、「みえのイマココ旅」という企画の中で紹介している体験の一つ。イマココ旅では、『三重の「イマしかない」 「ココしかない」体験を楽しみに三重を訪れよう』をコンセプトに、他では味わえない観光体験を紹介しています。
今回、みえ旅アンバサダーの西岡莉央が明和町のイマココ旅を体験してきましたので、その様子をご紹介します。
かつて斎宮のあった明和町
三重県明和町は「王朝ロマンの町」と言われていますが、それは斎王がいた斎宮(いつきのみや)があった場所だから。
斎王とは、天皇に代わって伊勢神宮に仕えた未婚の皇族女性のこと。飛鳥時代(7世紀後半)から南北朝時代(13世紀はじめ)までの約660年、60人以上の皇族女性が斎王として都から斎宮に派遣されていたことがわかっています。
王朝ロマンを感じる明和町で体験できるのが、古代の人々になりきる体験!
奈良時代の天平装束に着替え、古墳を散策し、斎宮跡から出土した「墨書土器」を再現して作る体験ができます。
奈良時代の衣装で自由に古墳を散策
体験会場は斎宮歴史博物館のエントランスを入ってすぐ右のカフェスペース。(ルインズ前休憩所)
そこでまず体験で着る衣装を選びます!5歳以上の 身長120cm以上 190cm以下の方が参加可能です。
男女ともにお子さん~大人サイズまでそろっています。
華やかな天平衣装に着替えたら、外へ出て周辺の古墳群を散策♪この時間は完全に自由時間。お散歩しながらたくさん写真や動画が撮れますよ。
墨書土器をつくってみる
墨書土器とは、文字や記号などが墨で記された土器のこと。斎宮跡からも出土していて、当時の歴史や文化を知る貴重な資料となっています。
体験で使用するこの円面の硯は、歴史的にも大変重要な意味をもつ蹄脚硯(ていきゃくけん)のレプリカ。蹄脚硯が出土したのは日本でも数か所しかなく、都や国の役所などにしか出土しないことから、明和町に長年「幻の宮」とされていた斎宮が実在したことがわかりました。脚の部分が動物の蹄のようになっていることが特徴!
私は、今日の記念に好きな四字熟語と、明和町のキャラ「メイちゃん」をかいてみました!細い筆で扱いやすかったですよ♪
御墳印(ごふんいん)もプレゼント
体験の最後に、古墳を散策した記念に、御朱印の古墳版「御墳印(ごふんいん)」をいただきました!
こちらの御墳印は通常一枚300円で購入できるのですが、体験参加者にはどちらか好きな方を一枚プレゼントしていただけます。
斎宮歴史博物館の周りの古墳は「坂本古墳」と呼ばれています。三重県を代表する古墳群が明和にあることを知り、この体験を通じてとても興味がわきました。この古墳群の中心である一号墳は、古墳時代後期の前方後方墳として全国的にもとても珍しいそうです。
体験申し込み・詳細
今回の体験は 三重イマココ旅 の中にある体験のひとつで、「古代装束に着替えて古墳さんぽ♪墨書土器体験もできる!しっかり古代体験」というもの。
体験料金 ひとり 2500円(大人・子供同一料金)※5歳以上 120㎝以上190㎝以下 の方が体験可能です。
アソビュー または じゃらん で申し込みができますよ!
それぞれのサイトで予約状況などもご確認いただけます。
詳しくはレポート記事で
今回の体験や斎宮については詳しくレポート記事でまとめています!周辺の観光スポットなども紹介しています。
下のリンクよりぜひご覧ください。