四日市限定!いちご農園、ケーキ屋さん、和菓子屋さんが作る美味しいかき氷&夏の冷たいスイーツ5店舗を紹介
記録的な猛暑が続き、冷たいものが食べたくなりますね。四日市在住24年、タウン情報紙ライター歴12年のみえ旅アンバサダー「金木犀」がおすすめする、四日市で美味しくて映えるかき氷や冷たいスイーツが食べられるお店を5店舗紹介します。いちご農園、ケーキ屋さん、和菓子屋さんが作るかき氷には個性があり、食べ比べも楽しいです!
記事制作/みえ旅アンバサダー 金木犀
▼ 目次
※2024年8月取材時点の情報です。
知る人ぞ知る四日市の秘境?愛成ベリー&カフェ
四日市市の南、内部(うつべ)地区にあるいちご農園「愛成ベリー」。いちご狩りを楽しみにする人が多く訪れ、今では県外から訪れる人が半分になったという人気のいちご狩りスポットです。いちご狩りシーズン以外も通年営業のカフェが併設されています。内部地区の山の中にあり、公共交通機関で行くのは難しいですが、駐車場があるので車で行くことをお勧めします。
愛成ベリーの寺田さんは、いちご農園をオープンする前からカフェをしたいと思っていたそう。寺田さんはバスケットボール好きで、いちご農園にはバスケットゴールがあります。またドルフィンズの公式ユニフォームや公式Tシャツを着ていちご狩りに行くと、トッピングなどのサービスもありますよ。Bリーグの名古屋ダイヤモンドドルフィンズの選手やドルフィンズからアルバルク東京に移籍した安藤周人選手も度々訪れるそうです。
いちご屋さんが本気で作った「いちごおり」
この時期にお勧めなのはいちご屋さんが本気で作った、いちご100%の「いちごおり(税込み880円)」です。
氷を使わずいちごを丸ごと凍らせ、注文を受けてからスライスするかき氷はフワフワとした食感が魅力。ホイップクリームの上にスライスイチゴと練乳を交互に乗せる「いちご屋さんが作った本気のいちごおり」です。使ういちごはあきひめと紅ほっぺ。農園で働くスタッフのまかない用として誕生し、改良を重ね満を持してこの夏カフェにデビューしました。いちごのふわふわ感、練乳の甘さが絶妙で、底のホイップクリームと混ぜると、贅沢ないちごパフェになります。
ラテも充実
愛成ベリーさんはいちごだけでなく、ラテも充実
三重県朝日町にあるカフェと1ヶ月半も試行錯誤し完成したコーヒー豆「AISEIブレンド」を使用したコーヒーや大内山牛乳を使用したラテもあります。
いちご🍓スムージー&アイスコーヒー
甘いものが苦手な男性と、いちごやスイーツが好きな女性のカップルにお勧めの組み合わせのアイスコーヒー(500円)といちごスムージー(550円)。アイスコーヒーは「AISEIブレンド」で、いちごスムージーには北海道産つぶあん(110円)をトッピング。飲むいちご大福といった感じで、あんこといちごとミルクの相性が抜群です。
かぶせ茶ラテ、絶品です
四日市市水沢町にあるマルシゲ清水製茶さんのかぶせ茶と大内山牛乳でつくるかぶせ茶ラテ(500円)をいただきました。粒あんもトッピングしてもらい、上から順番にミルクフォーム、ミルク、かぶせ茶、粒あんの4層のグラデーションが見事。ストローを刺して、それぞれの味を楽しみました。一通り味わったらストローをかき回しブレンド。味変できるところが魅力です。
愛成ベリー 店舗情報
住所:四日市市貝家町作花台2218
電話:059-321-8383
営業時間 :11時〜17時(ラストオーダー:16時45分)
定休日(8月):火曜、水曜、金曜(月によって変動あり)
愛成ベリーのInstagram
洋菓子屋の「セボン丸三」さんが作るかき氷
四日市のかき氷で有名なのは、富洲原町にある「セボン丸三」です。人気店なので土日は特に混みます。昨年は1時間待ちましたが、待った甲斐のあるかき氷が食べられます。
洋菓子屋さんが作るかき氷
洋菓子屋さんならではのかき氷が魅力のセボン丸三。この時作っていたのはなんと、「苺パイ」(1200円)のかき氷。クッキーやカスタード風味のアングレーズソースが苺パイの味を見事に再現しています。
いちばん人気は🍑桃スペシャル🍑
この時期一番人気はフレッシュな桃を使った「桃スペシャル(1100円)」。氷の中にも桃、エスプーマの上にも桃。桃好きの人には絶対外せないかき氷です。
写真映え間違いなし!あじさいのかき氷
「美容や健康維持にも最適!」と注目を集めているハーブティーのバタフライピーを使った「あじさい(950円)」は、鮮やかなパープルがきれい。トッピングのゼリーも可愛いですね。
やっぱり老舗のかき氷は美味しい「亀屋佐吉」
昭和初期、戦前から和菓子屋さんを営む「亀屋佐吉」さん。20年ほど前からかき氷の販売をはじめたそうです。
この日は美味しいそうないばら餅や、吉野葛を使った夏のおまんじゅうが並んでいました。
和菓子職人の技が光るかき氷
かき氷は和菓子職人の技が光ります
かき氷は老舗の和菓子屋さんならではのラインナップ。「黒みつきなこ」「和三盆」「宇治」「いちご」。いずれも白玉団子がつき、トッピングもできます。
私がいただいたのは「白玉和三盆みるく(845円)」です。和菓子で使われる砂糖の「和三盆」から作ったみつを氷全体にかけ、和三盆をかけ、練乳をかけます。氷の中にもみつがかかっているので、上品な甘さが最後まで楽しめます。トッピングで「追い和三盆」もできます。
50円でオーダーできる追い和三盆はこちら!
亀屋佐吉 店舗情報
住所:三重県四日市市大矢知町200-8
アクセス:三岐鉄道三岐線「大矢知駅」から196m
電話:059-365-2807
定休日:月曜日
営業時間:かき氷 10時~18時(和菓子は8時半~)
テイクアウト専門で、スーパーでも買える「中山製菓舗」のかき氷
店内では持ち帰り専用のカップ氷を販売(店内飲食はなし)。1個250円からと、リーズナブルな価格で提供するため保冷剤や保冷バックは用意してありません。買いに行くときはクーラーボックスや保冷バック持参をお願いしています。
中山製菓舗は先代のころから氷の販売もしています。地下150mから採水した地下水から作る純水はミネラルを程よく含んでいます。
中山製菓舗さんが販売する氷は先ほど紹介した「亀屋佐吉」さんや、この後に紹介する「deux couleurs」さんも使っています。
リーズナブルで豊富なラインナップのかき氷
250円から450円で買えるかき氷。どれを食べようか迷います。
マックスバリュ笹川店や、わくわく広場イオンタウン鈴鹿店でも販売しているので、お買い物のついでに中山製菓舗のかき氷が買えます。
中山製菓舗さんは昨年栗きんとんの取材をし、たくさんのお菓子をいただきましたが、かき氷は食べたことがありませんでした。初めて食べるかき氷にわくわく。テイクアウトしたのは4種類。右上から「キャラメルナッツ」「抹茶」。左は上から「ぶどう」「栗」です。栗きんとんが美味しかったので、「かき氷はどんな味?」と、まずは栗を食べてみたら、冷たい栗の甘露煮という感じ「そうきたか~」と新たな出会いがありました。
いちばん人気は「キャラメルナッツ」だそうです。キャラメル好きな家族が争奪戦を繰り広げ、シェアしていただきました。キャラメルの甘さとナッツのコクと食感が楽しめました。
中山製菓舗 店舗情報
住所:三重県四日市市西阿倉川831-1
アクセス:近鉄「阿倉川駅」から徒歩15分
電話:059-331-6407
営業時間:8時〜19時
休業日:不定休
駐車場:店舗前にあり
中山製菓舗のInstagram
人気のケーキ屋さん「deux couleurs(ドゥクルル)」
フレンチ職人とパティシエのご夫婦二人のカラーを感じるケーキとカジュアルフレンチのお店「ドゥクルル」さん。今年からかき氷を始めました。パティシエが作るかき氷は季節のフルーツのコンポートや北海道産の生クリームをふんだんに使ったケーキのような味わいです。
ふわふわかき氷
ふわふわかき氷は3種類
スイーツのようなかき氷は3種類。「マンゴーパッション」「夏苺」「白桃」です。ピューレやブラマンジェ、ホイップクリームを贅沢に使い、パティシエのこだわりが詰まっています。
いちばん人気は白桃のかき氷。白ワインで煮込んだ白桃のコンポートをまるごと1個使った贅沢なかき氷です。
アフタヌーンティー
アフタヌーンティーも楽しめます
ケーキ、焼き菓子、フレンチ総菜の3段プレートのアフタヌーンティーも今年から始めました。ひとり2,750円(税込)とアフターヌーンティーとしてはかなりリーズナブル。2日前までの予約制で、15時からと15時半のスタートです。
deux couleurs(ドゥクルル) 店舗情報
住所:三重県四日市市室山町1670-1
電話:059-329-5878
営業時間:10時~19時
定休日:水曜日・木曜日・他不定休
deux couleursのInstagram