絶対行きたい秋だけの絶景!香肌峡のおすすめスポット4選
掲載日:2021.11.11
香肌峡(かはだきょう)は三重県松阪市西部に位置し、県立自然公園にも指定されている峡谷です。今回はこの美しい香肌峡の中でも、自信をもっておすすめしたい「秋だけ」の絶景スポットをご紹介します!
秋の香肌峡おすすめスポットである
●鮮やかな大木「飯南高校のハナノキ」
●山奥の絶景スポット「泰運寺(たいうんじ)」
●晩秋の美観「サザンカの大木」
●大迫力のオブジェ「稲わらの巨大モニュメント」
と、
●山奥の隠れ家的パン屋さん「SETTE FELICE」
を巡ってきました!
※「SETTE FELICE」以外の写真は2020年のものです。
◆記事作成:ハナチロ
伊勢市で生活するやんちゃ娘とワガママ息子のパパ。親バカ気味(笑)で子どもが写りこむ写真が増えがちですが、元気に、楽しく、可愛く?をモットーに活動中!
実際に家族でお出かけした中で、是非おすすめしたい三重の魅力を発信しています。
最初にご紹介するのは、県立飯南高校正門前で鮮やかに色づく「ハナノキ」です。
この大木は国道166号から見える目立つ場所に位置し、見頃を迎える11月中旬頃にはたくさんの人で賑わいます。
ハナノキが見頃を迎える頃には、飯南高校吹奏楽部の生徒によるコンサートが大木の下で開催され、優雅で幻想的な空間が広がるんです!
息子は豪快に転んでしまい、全身を落ち葉で赤く染めていました(笑)
こちらは、飯高町波瀬(はぜ)の山奥に位置する知る人ぞ知る紅葉スポットです!
泰運寺へ行くには、国道166号から泰運寺までの細い山道を通る必要があるのですが、紅葉の見頃を迎えると交通量が増えて道が混み合うため、混雑を避けて朝からのお出かけがおすすめです。
境内全体が綺麗な紅葉で包まれますが、特に県指定文化財でもある八角銅鍾(はっかくどうしょう)の周りが鮮やかに色づいていました。
見頃は例年11月中旬から12月上旬頃となっており、お出かけする価値のあるスポットです!
八角銅鍾は高所からも眺めることができ、様々な角度から紅葉を楽しむことができます。青空の下で色とりどりに染まる境内は、まるで紅葉で装飾されているかのようでした。
上から眺める鮮やかな光景に娘もどこか満足気でした(笑)
境内の池を見ると、水面に紅葉が写りこんでいました。
鮮やかに染まった池の中で、鯉が落ち葉をぬって泳ぐ様子は、幻想的なアートの様でした。
天開山泰運寺
0598-47-0727 (泰運寺運営事務局)
15台
JR・近鉄松阪駅から三交バススメール行きで約1時間30分「森」で乗り換え、コミュニティバスで約20分「口窄口」下車、徒歩30分 ※コミュニティバスは、平日のみの運行ですので、ご注意ください。
伊勢自動車道「松阪IC」から車で約80分
続いてご紹介するのは、飯南町粥見(かゆみ)の茶畑の中で色づく「サザンカの大木」です。
このサザンカは樹齢150年の巨木で、横に並ぶイチョウの大木と共に11月下旬頃から綺麗に開花・色づきます。
近づいて見ると、その大きさに圧倒されるほど見事な巨木です。
※こちらのサザンカは個人の所有であり、ご好意により駐車場や見物スペース等も確保されていますが、私有地であるためマナーを守って観賞をお願いします。
サザンカは前を走る道を包むように枝が伸びているため、下をくぐることもできちゃいます。
緑と鮮やかなピンクに染まる自然のトンネルは、この時期だけ見ることができる非常に珍しい光景です!
ハナノキがある飯南高校から国道166号を奈良(西)方向に約400メートル進んだ先から脇道に入ると、サザンカのある茶畑へと至ります。
サザンカが見頃を迎える時期になると国道沿いに案内看板が立つため、それを目印にしてください。
次に紹介するのは、飯南町下仁柿(しもにがき)に出現する「稲わらの巨大モニュメント」です。
毎年11月中旬頃になると国道368号沿いに現れるこの稲わらのオブジェは、年によって異なる形で作成されています。
2020年は、コロナ克服を願って「巨大アマビエ」が鎮座していました。
モニュメントは翌年の春頃まで展示されており、秋だけでなく長い期間鑑賞することができるので、飯南町の新しいシンボルになっています。
この巨大アマビエの写真は、普段から素敵な香肌峡の写真をたくさん撮っている 111.tm.16さん からお借りしました。
稲わらのモニュメントがある位置は、国道166号から国道368号に入って奈良方面に1kmほど先に行った辺りになります。
特に意識して探さなくても、道沿いのド迫力のモニュメントはすぐに目につきます(笑)
今年はどのようなモニュメントが出現するのか、とても楽しみです。
秋の美しい景色を堪能しながら散策していると、そろそろお腹が空いてきますよね?
そこで、ぜひ立ち寄りたいこのエリアの隠れ家的なパン屋さんが「SETTE FELICE」です。
こちらのパン屋さんは飯高町七日市にて、2021年2月に空き家を改装してオープンしたお店です。
自然がいっぱいの飯高町に惹かれて大阪から移住された方が経営しており、その日の早朝から焼き上げた優しい味わいのパンをリーズナブルな価格で買うことができるんです。
お店はテイクアウトだけでなくカフェとしても利用でき、香肌峡の美しい自然を眺めながら休憩することができます。
清潔感のある広々とした店内はパンの香ばしい匂いが広がっていました。
パンの種類も豊富ですが、人気のパンは午前中に売り切れてしまうこともあるため、香肌峡を巡る際には早めに立ち寄ることをおすすめします!
SETTE FELICE(セッテ フェリーチェ)
営業時間 午前7時30分から午後5時
定休日 月曜日、火曜日
電話番号 0598-67-0880
住所 三重県松阪市飯高町七日市535番地
秋の香肌峡の紹介は以上になります。
松阪市飯南町と飯高町に位置する「香肌峡」は美しい景観とたくさんの野生動物がたくましく生きる豊かな自然が残る渓谷です。
ぜひ、香肌峡を訪れて渓谷の秋を満喫してみてください!
記事では紹介できていない三重のスポットや写真については、インスタグラムに投稿していますので、良かったら覗いてみて下さい!
最後になりましたが、今回の記事作成にあたって
ハナノキの写真を提供いただいた松阪市観光協会の皆様
飯南町の魅力を教えてくださった111.tm.16さん
突然の取材にも快くお受けいただいた「SETTE FELICE」さん
ご協力ありがとうございました。
今後も、みえ旅カメラ部として記事を投稿していきますのでよろしくお願いいたします。
夏の香肌峡の記事はコチラ
https://www.kankomie.or.jp/report/893.html