三重県の椿・山茶花の名所特集! 晩秋から春にかけて楽しめる椿(ツバキ)・山茶花(サザンカ)の名所をご紹介します。
掲載日:2024.12.02
冬の間、華やかな花を咲かせる椿と山茶花。
古くから日本人に親しまれ、冬から春にかけて咲くため、「春を待つ花」とも言われています。
椿と山茶花はどちらもツバキ科ツバキ属。見た目がよく似ていますが、開花の時期が違うため、それぞれの見頃の時期に愛らしい花をお楽しみください。
■山茶花(さざんか)・・・・・・・11月~12月が見頃
■椿(つばき/カメリア)・・・・・12月~4月が見頃
index
【山茶花 】粥見のサザンカ (松阪市)
茶畑にせり出すような粥見地区のサザンカは、推定樹齢120~150年、樹高約11メートル、幹まわり約1.5メートル、枝はり南北約15メートル・東西約12メートルの大木。氏神様のご神木となっています。毎年、綺麗なピンクいろの花を咲かせ、後ろにある銀杏の黄色のコントラストが見もの。
関連情報
取材レポート:絶対行きたい秋だけの絶景!香肌峡のおすすめスポット4選
【椿 】パラミタミュージアムの椿 (三重郡菰野町)
池田満寿夫の陶彫・般若心経シリーズ全作品をはじめとする幅広いコレクション群から、魅力あふれる企画展、自然とアートが調和する1200坪の里山パラミタガーデンまで、アートに満ちた気持ちのいい空間です。
山口牧生の石彫のほか、秋から初春のパラミタガーデンでは椿をはじめとした季節の花々を楽しむことができます。
【椿】大曽根浦公園「世界の椿園」 (尾鷲市)
国産種544種、外国産種187種、計753種類の椿と市の花である約2,500本のやぶ椿が植樹されています。杉の木立とやぶ椿の群生の中に自然をそのまま残しながら椿を植栽し、苔むす岩の多い斜面に椿が植わっています。9月から咲き始める早咲きの品種から5月頃まで楽しめる遅咲きまで植栽されています。