三重県の登山・トレッキング特集 アウトドアを楽しもう!
掲載日:2021.09.01
三重の登山・トレッキング特集です!
三重県には御在所岳や藤原岳に代表される鈴鹿山脈や、津市で親しまれる経ヶ峰、伊勢の朝熊山など多くの山があります。多度山はハイキングに、堀坂山・経ヶ峰はアウトドア初心者におすすめ。御在所岳は紅葉が美しく、帰りはロープウエイに乗ることもできるので女性にも人気です。代表的な人気のスポットをご紹介します!!
【登山するにあたって注意しておきたいこと】
登山は自然を相手にするので、不確定な要素、予期せぬ事態が起こる可能性が十分あります。準備をしっかりと、余裕を持った計画をして楽しみましょう。
① 登山をする際は時間に余裕をもって行動し、自分の経験や体力に見合った山を選んで出かけましょう。
② 事前に登山計画を立て、当日までに最寄りの警察署か登山ポストに登山届を出しましょう。当日は地図やコンパスなども忘れずに。
③ 熊やスズメバチなど、危険な野生動物と遭遇する可能性があります。クマ鈴など対処できる装備を持参しましょう。
④ 事前に気象情報を確認した上で行動しましょう。山は気候の変化が激しいです。雨具をはじめ、急な気温の変化にも対応できる服装を用意しましょう。
⑤ 水分や携帯食を持参し、熱中症対策と適度な休憩を心がけましょう。
⑥ 冬場に登頂する際はアイゼンなどの雪山の登山道具を必ず持参しましょう。麓に雪が無くても山頂付近に雪や氷が残っている可能性があります。
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多度山 (桑名市)
多度山は、養老山地の最南端にあり、山頂にある自然豊かな多度山上公園があります。周辺には、多度山を周遊できるいくつものハイキングコースがあり、多くのハイカーが訪れています。
多度山上公園眼下に広がる景色は、まさに絶景。天気の良い日には、雄大な木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)と国営木曽三川公園や、濃尾平野、木曽の山などを一望することができます。春の桜の季節には、お花見にやってくる人も多くいます。また、お正月には初日の出を見にたくさんの方が訪れます。新年にふさわしい気分になれること間違いなしです。
藤原岳 (いなべ市)
鈴鹿山脈北端の山で、花の百名山として知られており年間を通じて花を楽しめます。登山者も年間5万人以上と多くの方が訪れます。9合目には山荘(無人)があり、食事や休憩を取るのに最適です。
植物学的には、裏日本植物区系と表日本区系の接点に当たり双方の植物が共生しています。地質学的には、石灰岩地帯特有のドリーネが点在するカルスト地形です。また、火成岩地帯の植物も見られます。
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竜ヶ岳 (いなべ市)
スマートな姿をした山で、山頂一帯は平原が広がり、熊笹が多く見られます。
春はシロヤシオの白花が咲き乱れ、秋はシロヤシオの紅葉に映えるススキがとても美しく素晴らしい眺望です。
最近整備された「遠足尾根」は、歩きやすく景色も良いです。
山頂の手前にある「重ね岩」は登ることもでき、岩の上から360度のパノラマが楽しめます。
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釈迦ケ岳 (三重郡菰野町)
尾高高原の最高峰で展望広大。朝明渓谷から3時間。
標高1092m。その姿がお釈迦様の寝姿に似ているところから命名されたとも。三重県側はとくに険しく、雪と見間違うほどのガレ場が点在し、山頂東側の大蔭が圧巻。庵座の滝は釈迦ケ岳登山のみどころです。
朝明渓谷から、庵座コース、松尾尾根コース、羽鳥峰コースなどの登山道が出ています。愛知川渓谷へも通じています。
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御在所岳 (三重郡菰野町)
鈴鹿山脈の主峰をなす山で、山麓には湯の山温泉があり、世界的規模を誇るロープウエイが山頂に通じすばらしい山岳公園となっています。
この山の地質は花崗岩で、ロッククライミングで有名な藤内壁をはじめとする岩場が多く、渓流にはいくつもの滝を持っています。また、江戸時代から「菰野山」として植物の豊富なことで知られ、山麓には日本各地の多種多様な植物が観察される珍しい自然環境を有しています。
標高1212mでたくさんの登山コースがあり一年を通して多くの登山客で賑わいます。
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鎌ケ岳 (三重郡菰野町)
標高1157m。天を突くようなその姿から、「鈴鹿の槍」として親しまれ、御在所岳と人気を二分する山です。 東北面一帯のブナの原始林は、県の天然記念物に指定されています。
湯の山温泉から、長石谷コース、三ツ口谷コース、武平峠コースの登山道が出発しています。
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入道ヶ岳 (鈴鹿市)
鈴鹿セブンマウンテンに選ばれている山で、山頂付近にはススキ、笹、天然記念物のアセビの群生に覆われ、広い山頂からは360度の展望で鎌ヶ岳や伊勢湾眺望の絶好なポイントです。
山頂へは、個性的な7つのルートがあり、椿大神社を起点とする「二本松尾根ルート」や「井戸谷ルート」は分かりやすいルートではありますが、山頂手前に急な登りがあります。
また、距離は少し長いですが見晴らしの良い「北尾根ルート」、小岐渓谷を起点とする「池ヶ谷ルート」、「滝ヶ谷ルート」、また四日市市の宮妻峡からは「新道ルート」など、バラエティーに富んだ登山が楽しめます。
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経ケ峰 (津市)
安濃町・芸濃町・美里町にまたがる安芸随一の高峰。山頂への登山口はバス停「経ケ峰口」「高野出」と「仲之郷」から平尾を経由する3つのコースがあり、それぞれの登山口からいずれも約2時間ほどで山頂に到着します。山頂には、展望台もあり天気の良い日には伊勢湾を望むことができ、また青山高原に並ぶ風車を一望できます。登山初心者の方におすすめの山です。
仙ヶ岳 (亀山市)
鈴鹿山脈に属す,標高961mの山。
鈴鹿市側からの山頂へのルートは,小岐須渓谷山の家から続く林道を終点まで進み,その先に繋がる登山道を登っていくルートがあるが,宮指路岳や野登山から尾根伝いに仙ヶ岳を目指す登山客も多い。
いずれのルートも足元が不安定な場所多いが,その分登り甲斐のある道となっている。
山の東峰には「仙の石」と呼ばれる頭でっかちな大石があるが,見晴らしのいいスポットでもあり,仙ヶ岳登山の際にはぜひ通りたいポイントである。
そのほかのルートとして,亀山市の石水渓から山頂を目指すルートも一般的である。
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取材レポート:三重の山がもっと好きになる!「亀山7座トレイル」!!
特設サイト:「亀山7座トレイル」
錫杖ヶ岳 (亀山市)
標高676m。古くから雨乞いの山として知られています。低山ながら沢歩き・尾根歩き・鎖場と盛りだくさん。休憩所もよく整備され、初心者でも十分に楽しめます。頂上からの展望は最高で、登山客の人気を得ています。
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倶留尊山 (津市)
室生火山群の主峰、急な断崖等の地形は大自然のパノラマである。
森林セラピーコース、東海自然歩道からすばらしい眺めが堪能できて、特に秋のシーズンには多くのハイカーでにぎわう。
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大洞山 (津市)
雄岳・雌岳があり、さまざまな高山植物が四季を彩る。また、東海自然歩道の本線が中腹を縦走し、健脚コースが山頂を結ぶ。
中腹には市営の複合アウトドア施設スカイランドおおぼらがあり、キャンプ、天体観測、パターゴルフが楽しめる。
堀坂山 (松阪市)
伊勢平野から伊勢湾まで見渡せる。(上り50分)、堀坂峠~堀坂山頂
局ヶ岳 (松阪市)
標高約1,028.7m。伊勢三山のひとつで、山頂からは伊勢湾や市街が見渡せる。北側から2コース、南側から1コースの登山道が整備されています。
三峰山 (松阪市)
標高1235.2m。
頂上付近に広がる八丁平は、室生赤目青山国定公園に指定されています。
1月上旬から2月下旬にできる霧氷がエビの尻尾と呼ばれ人気。5月中旬から下旬にかけてはシロヤシオを見ることができます。
高見山 (松阪市)
標高1248.4m。
高和製マッターホルンの別名で呼ばれ、12月下旬から2月下旬は、霧氷・樹氷が楽しめる。多い時には1日500人を超し、登山者でにぎわう。
烏岳 (松阪市)
標高545mの烏岳は、リバーサイド茶倉の大型駐車場から、登山口まで徒歩圏内、登山道も安全で、登山を始めたい方におすすめの山。
頂上からの眺望が素晴らしく、奈良県方面は局ケ岳から台高山脈までの山々を見渡せ、伊勢・志摩方面は伊勢湾から対岸の渥美半島までもが一望できます。
白猪山 (松阪市)
所要時間約70分。標高819mの白猪山。
昔、堀坂山、局ヶ岳と共に伊勢湾を往来する船乗りたちから「伊勢の三星」と呼ばれ航行の目印にされました。
夏明登山コースは、途中に休憩小屋・水飲み場があり、山頂近くには「石尊大権現」が祀られています。
大杉谷 (多気郡大台町)
宮川上流に残る秘境。渓谷で激流・絶壁が続き、数百もの滝があります。原始林の密生地帯だが桟道・吊橋もつくられています。ただし、全コース踏破は日帰りではできず、道も険しいので上級者向けです。
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総門山 (多気郡大台町)
町の中部に位置する低山で、登山初心者から上級者まで楽しめます。
奥伊勢フォレストピアに隣接している山なので、奥伊勢フォレストピアを拠点に、帰りは温泉で汗を流すのがおすすめ。
また、車で行くことが出来る展望台も完備しており、景色をを楽しむこともできる。
大台町観光協会が行う登山イベントなどもあり。
朝熊山 (伊勢市)
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭で唄われているように、参宮を終えた人々は、朝熊山に参詣するのが一般的でした。
標高555mでその山頂には展望台や神宮の鬼門を守る金剛證寺があります。
七洞岳 (度会郡大紀町)
山頂付近は、巨岩があり、そこからの眺めは美しい。360度の展望で伊勢平野~尾鷲等が眺望出来る。道を見失いやすいので山なれた人と一緒に。
野原~七洞岳山頂、 藤~七洞岳山頂
牛草山 (度会郡度会町)
頂上は五ヶ所湾や志摩半島が一望できる最高のスポット。コースには樹齢200年以上の巨木や休憩所などがあり、見所も豊富。
国束山 (度会郡度会町)
度会町と玉城町にまたがる国束山。度会町平生の国束寺から1.5時間ほどで山頂です。山道には距離を示す地蔵が置かれ、山頂には旧国束跡があります。
姫越山 (度会郡大紀町)
南伊勢町との境に位置し頂上は熊野灘を一望出来ます。芦浜池の存在で、登山の魅力が倍増します。登山道は整備されており、力量に合ったコースが選べます。
便石山 (北牟婁郡紀北町)
世界遺産「熊野古道伊勢路」の馬越峠(まごせとうげ)から、便石山(びんしやま)に向かう道を進んだところに、「象の背」と呼ばれる絶景ポイントがあります。
天気の良い日には、素晴らしい眺めを楽しめる、フォトジェニックなスポットです。
馬越峠から西へ尾根伝いに歩いて2時間半で往復できます。
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笠取山 (伊賀市)
初夏にはツツジが咲き乱れ、冬は樹氷が見られる。