二軒茶屋餅 ニケンヂャヤモチ

店内の縁台にてお召し上がりいただけます
お持ち帰り用の竹皮包みもご用意しています
伊勢二見線から見た本店の外観
440年以上前から船着き場と店を見守る大クスノキ
店内の縁台にてお召し上がりいただけます
お持ち帰り用の竹皮包みもご用意しています
伊勢二見線から見た本店の外観
440年以上前から船着き場と店を見守る大クスノキ

二軒茶屋餅は、こし餡を薄い餅皮で包んできな粉をまぶした、昔ながらのきなこ餅です。
もち米を水につけて蒸し上げ、臼で充分につく、角屋が代々受け継ぐ生餅の製法を貫いています。
なめらかな生餅、あっさりした甘さのこし餡、挽きたての香ばしいきな粉が三位一体になった味わいは、どこか懐かしさがあります。

創業は天正年間(1575年)。三河国で織田・徳川連合軍と武田軍の「長篠合戦」が起こった年です。
「二軒茶屋」は町の名前で、伊勢の中心部を流れる勢田川の河岸に「角屋」と「湊屋」という茶屋が二軒できたことに由来し、そこから当店の餅は「二軒茶屋餅」と呼ばれるようになったと伝えられています。

勢田川は7km程度の短い川ですが、江戸期から昭和初期まで、お蔭参りに沸く伊勢を支えた大動脈。
二軒茶屋は、伊勢湾を渡り勢田川を上がってきた舟参宮客が船を着ける港町として賑わっていました。
多くの旅人が二軒茶屋餅で腹ごしらえをしながら、旅の始まりに胸を躍らせていたことでしょう。

茶屋の餅ですから、旅の折には本店の縁台にて伊勢茶をすすりながら、出来立ての味わいをご賞味ください。
お持ち帰り用の竹皮包みもございます。


○伊勢までの参宮街道は別名「餅街道」とも呼ばれ、街道沿いには「おかげ参り」の旅人をもてなす道中食として親しまれた名物餅があり、現在も多くのお店で楽しむことができます。
三重県は伊勢神宮参拝者が食した名物餅がたくさん!「餅街道」のおすすめの名物餅をご紹介

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詳細情報

住所
伊勢市神久6-8-25
電話番号
0596-23-3040 (二軒茶屋餅・角屋本店)
営業時間
8:00~18:00(売り切れ次第終了)
休業日
年中無休
公共交通機関でのアクセス

JR「伊勢市駅」・「近鉄宇治山田駅」から二見・鳥羽方面行きバス10分「二軒茶屋」下車

車でのアクセス

伊勢自動車道「伊勢IC」から約10分

駐車場

有(伊勢二見線を挟んで向かい側にある伊勢角屋麦酒蔵の駐車場 )

備考

【毎月25日は黒あんの日】
毎月25日限定で、昔懐しい黒砂糖を使った「黒あん二軒茶屋餅」をご用意しております。
25日のみ午前7時より営業します(売り切れ次第終了)

※料金等については変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。

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