日本唯一!多気町にある「万協フィギュア博物館」ってどんなところ?
掲載日:2024.08.06
「万協フィギュア博物館」とは、三重県多気町に本社を置く「万協製薬」の松浦社長が数十年かけて集めた、35,000体以上のフィギュアを展示する日本唯一のフィギュアの博物館!
35,000体もどのようなフィギュアがあるのか、今回、みえ旅アンバサダーの西岡莉央が潜入取材してきました。
館長である松浦社長の思いもうかがってきましたので、ぜひご覧ください。
全国からファンが集まる 夢のようなフィギュアの聖地
松浦館長が趣味で集めたというフィギュアは、アニメ・特撮ヒーロー・アメコミ・洋画・ミリタリーなど紹介しきれないほど。
「無いものが無い」と言えるほど、どんなジャンルのフィギュアもあって、誰もが子供のころ憧れたフィギュアに会えること間違いなし!
館内は写真・動画撮影OKなので、いくらでも好きなフィギュアを撮って楽しむことができます。
驚くべきが、ガラスケースに入っていないということ。
これは松浦館長のこだわりで、ご自身がフィギュアの写真を撮ろうとしたとき、ガラス越しだと反射して綺麗に撮れないという経験があったから。
フィギュアはほとんどそのまま陳列されていて、とても見やすく間近に感じられます!
昭和~令和まで どんなジャンルのフィギュアも!
松浦館長の世代(50~60代)の方の心をつかむのは間違いないのですが、子供世代でもワクワクがとまらないはず!
仮面ライダーやウルトラマンの数には本当に圧倒されました。
触るのは禁止なので、大興奮してしまいそうな小さなお子さんからは目が離せませんが、子供たちもぜひ連れてきてあげたい!
なぜ万協フィギュア博物館をつくったのか
松浦館長は神戸のご出身。万協製薬の本社工場はもともと神戸にありました。
しかし、阪神淡路大震災で、自宅、本社工場とともに大好きだったたくさんのフィギュアも焼失。
その後再出発するため本社工場を三重県多気町に建てるため移住してこられました。
その時は事業を立て直すことに全力になろうと、「フィギュア集めはもうやめよう」と思っていたそうですが、立ち寄った松阪の書店で、震災で失ったフィギュアを発見!
そこから、「仕事もフィギュアも、失ったものはまた取り戻せばいいんだ」という気持ちになり、フィギュアをまた集め出したのだそう。
その後、どんどん増えていくフィギュアの置き場所に困ったものの、売るのは絶対に嫌だったという館長は、知人から「フィギュア博物館をつくってみたら」とのアイディアをいただき、フィギュア博物館を工場に併設することにしたそうです。
全てのフィギュアは、松浦館長のポケットマネーで買ったものですが、「自分だけのコレクションにするのではなく、たくさんの方に楽しんでもらいたい」という館長の思いに脱帽しました!
アクセス・入場料金について
入館者には万協製薬のスキンケア商品のおみやげもいただけて嬉しい♪
詳細情報
1,000円(2歳未満無料)
車:伊勢自動車道 「勢和・多気IC」から車で約10分
公共交通機関:JR紀勢本線「相可駅」から徒歩約17分(タクシー利用なら約5分)
無料
※ 2024年8月時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
まとめ
私は今回はじめて万協フィギュア博物館を訪れ、1時間以上大興奮で楽しんでしまいました!
ガラス越しではなく、目の前で楽しめるフィギュア博物館は本当に日本で唯一だと思います。
フィギュア博物館のほかに、衣装を借りてコスプレの撮影もできる撮影スタジオや、実際に読むことができるマンガ博物館(日・祝のみ開館)もあり、好きな方なら一日中いられますね。
今とても勢いのある町、多気町。
訪れた際には、ぜひ万協フィギュア博物館にもお立ち寄りくださいね!
取材時の様子は Instagram"まる三重"チャンネル(@kankomie_2nd)で投稿しています!
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