地元民がおすすめする熊野のご当地グルメ10選をご紹介。あわせて回りたい周辺スポットも!

掲載日:2023.10.30

熊野古道、鬼ヶ城、獅子岩、花の窟など、数多くの世界遺産に出会える街、三重県熊野市。そんな熊野市には、海鮮、焼肉、ラーメンなど熊野ならではのご当地グルメがたくさんあるんです。この記事では、地元民がおすすめする熊野のご当地グルメを紹介します!

記事制作 / 観光三重 編集部

この記事では、熊野市の地元民がおすすめする熊野ならではのご当地グルメについてご紹介するとともに、あわせて訪れたい世界遺産などの観光スポットも紹介していきます!

※この記事は2023年10月29日放送の中京テレビ「前略、大とくさん」のスピンオフ企画「食べなきゃ人生損するグルメSP in 熊野市」及び2022年12月2日放送の中京テレビ「キャッチ!」の「今だからアレが見たい!熊野編」をもとに記事を作成しております。

【熊野の地元民おすすめグルメ】目次

 

01クッキー生地にカスタードたっぷり!「シュークリーム」

熊野の地元民がおすすめするグルメ、1つ目は「シュークリーム」。

ザクザクの食感を大事にするためクッキー生地を乗せ、40分じっくり焼き上げたシュー生地に、濃厚な卵黄を使ったカスタードがたっぷり!

こちらのシュークリームを提供するのは、熊野市有馬町にある洋菓子店「もんいまぁじゅ」。店名はフランス語で「もん=私の」、「いまぁじゅ=イメージ、理想」を意味し、パティシエが一つひとつ丹精こめて焼き上げた手作りケーキや、地元食材を使った焼き菓子が人気の地元で愛され続けているお店です。

 


※画像は「さくさく紀シュー」237円(税込)

こちらのシュークリーム、多い日で1日200個売れることも。

また、現在メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手、菊池雄星選手も高校生のときに食べにきたことがあるとか!

 


※画像は「作フィナンシェ」(左)、「半蔵フィナンシェ」それぞれ237円(税込)

さらに、こちらのお店では三重県産の銘酒・作(ざく)と半蔵の酒粕を使用し、しっとりとした食感のフィナンシェが大人気。これまでにおよそ40万個を売り上げた一品で、地元の方いわく冷やして食べるのがおすすめだそうです。シュークリームとあわせてぜひご賞味ください。

フィナンシェはオンラインショップでも購入することができますよ♪

もんいまぁじゅ
オンラインショップ

 

もんいまぁじゅ                                       

住所 三重県熊野市有馬町5821−33
電話番号 0597-89-6810
営業時間 10:00~19:00
定休日 月曜日
駐車場 あり


 

02ボリューム満点!出汁と旨味がたまらない「海鮮鍋」

熊野の地元民がおすすめするグルメ、2つ目は「海鮮鍋」。

地元の食材を知り尽くした店主がつくる季節の郷土料理が人気の食事処「大和屋」の海鮮鍋は、カツオと昆布の出汁をベースに、強火で炙った熊野地鶏の鶏ガラを加え、さらに旨味を出しています。そこに熊野灘で水揚げされた新鮮な魚や貝、お肉を入れることにより、素材から出る旨味が出汁にプラスされ、唯一無二の味に仕上がります。店内は出汁の香りがふわっとひろがっています。

 


※画像は「海鮮鍋」1人前 3,000円~
※海鮮鍋は冬限定。内容は日によって異なります。2日前までに要予約。

透き通ったスープの色に、これでもかといわんばかりに入れられた具材の数々。写真だけでも食欲がそそられます。

大和屋はご夫婦2人で営む地元ならではのお店であり、店主のお人柄もよく、それがさらに料理をおいしくすると言う人も。

身も心も満たされる、寒くなるこれからの時期にぴったりの料理ですね。

他にも、一人前とは思えないボリューム満点のから揚げや国産の豚肉を使用した鉄板焼きなどのメニューもあり、県外から来るファンもいるほど。

熊野市紀和町で40年以上愛され、週末には満席が続く人気店「大和屋」にぜひ立ち寄ってみてください。

 

大和屋

住所 三重県熊野市紀和町小川口84-12
電話番号 0597-97-0766
営業時間 11:00~14:00 17:00~19:30
定休日 水曜日、木曜日
駐車場 あり(10台)


 

03一度食べたらハマる!?「エビフライ」

熊野の地元民がおすすめするグルメ、3つ目は「エビフライ」。

こちらのエビフライを提供する「味工房しらさき亭」では、大ぶりのブラックタイガーに下味をつけて1日寝かし、それを生パン粉をつけて揚げていきます。エビフライに合わせるのは、自家製のタルタルソース。地元の食材だけでおいしく料理を楽しんでもらいたいという、店主の想いが詰まった一品です。


※画像は「エビフライセット」1,650円(税込)

大きなエビフライが3本。セットメニューのなかでひと際存在感を放っています。毎週エビフライを食べに来るお客さんもいるくらいファンが多いメニューなんだそう。

京都のホテルで10年修行した店主のいるしらさき亭では、厚さが5cmもあり、1週間以上煮込んだコク深いデミグラスソースがかかったハンバーグや、もち豚を使用したボリューミーなステーキ、3日間煮込むこだわりのカレーなど、他のメニューも充実。観光客にも人気のお店ですよ。

味工房しらさき亭                                       

住所 三重県熊野市有馬町129-4
電話番号 0597-89-3869
営業時間 17:00~21:00
定休日 火曜日
駐車場 あり


 

04シメには追い飯がおすすめ!「カレーら~めん」

熊野の地元民がおすすめするグルメ、4つ目は「カレーら~めん」。

「カレーラーメン」ではなく、「カレーら~めん」です(笑)

こちらのカレーら~めんが食べられるのは、2007年にオープンした「ほくしょう」。ラーメンだけでなく地元の魚も扱う人気のお店で、土日は地元漁師やツーリングをする人たちを中心に満席になるほど!

新鮮なお刺身が楽しめる「刺身定食」や、角煮のように分厚い肉が入った「やきぶたラーメン」などが人気ですが、そのなかでも1日の注文の約7割を占めるのが「カレーら~めん」。1度目に違うものを頼んだ人も、周りのお客さんのカレーら~めん注文率の高さに2度目は必ずカレーら~めんを頼んでしまうそう。


※画像は「カレーら~めんセット」1,000円(税込)

スープは他のラーメンと同じでとんこつベース。そこにカレー粉とたまねぎを入れてとろみをつけたら中華麺を入れて完成。具材は豚肉・青ネギと非常にシンプル。細目の中華麺にとろとろのカレーが絡みつくのがたまりません。

また、こちらのセットでは2貫のお寿司も一緒に提供されます。ネタはその日の仕入れ状況により変わるのでお店に到着するまでのお楽しみ。「せっかく熊野に来たなら魚も食べたい!」という方にぴったりのメニューです。

お客さんのなかにはカレーら~めんのスープがおいしいあまり、ご飯を注文してスープに混ぜて食べる方も。

セットだけでもかなりのボリュームがありますが、さらに食べたい方はごはんの注文をおすすめします。

ほくしょう                                       

住所 三重県熊野市大泊町80
電話番号 0597-89-5018
営業時間 17:00~20:30
定休日 月曜日、火曜日
駐車場 あり


 

05海苔もきゅうりもパリパリの「かっぱ巻き」

熊野の地元民がおすすめするグルメ、5つ目は「かっぱ巻き」。

かっぱ巻き…?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、地元の方いわく海苔ときゅうりのパリパリ具合が最高なんだとか!

熊野市で唯一の回転寿司店である「うお福」でいただくことができ、鮮魚の卸問屋が提供する新鮮なネタが大人気のお店です。(かっぱ巻きは税込120円)

もちろん、かっぱ巻き以外にも熊野市でしか収穫されない幻の果実「新姫」を飼料に配合した熊野鯛のにぎり(税込240円)など、ここでしか食べられないお寿司がたくさんありますよ。

回転寿司 うお福                                       

住所 三重県熊野市有馬町5309−2
電話番号 0597-89-1810
営業時間 11:00~21:00(土曜日、日曜日、祝日は21:30まで)
定休日 無休
駐車場 あり


06赤身と中トロがたっぷり!「マグロ丼」

熊野の地元民がおすすめするグルメ、6つ目は「マグロ丼」。

国道42号沿いにある「花のいわや亭」で食べることができます。地元熊野灘で獲れた魚介類をはじめ、松阪牛や熊野牛など県内の陸・海の幸を存分に楽しむことができ、地元の方にも観光客にも人気の高いお店です。

※画像は本マグロ丼セット 2,200円(税込)

マグロ丼は脂の乗った中トロと、さっぱりとした味わいの赤身がそれぞれ4枚ずつ入っており、「月に2回は行く」という地元民の方も。七里御浜が見渡せるテラス席がオープンされたため、外で海を眺めながら食べるマグロ丼は格別なことでしょう。

花のいわや亭                                       

住所 三重県熊野市有馬町205-1
電話番号 0597-89-6598
営業時間 11:00~14:00、17:00~22:00
定休日 大晦日、元旦 ※場合によっては臨時休業あり
駐車場 あり(普通車:約60台 バス:約10台)


 

07柚子胡椒で味変を楽しむ「熊野地鶏らーめん」

熊野の地元民がおすすめするグルメ、7つ目は「熊野地鶏らーめん」。

2018年4月にオープンした道の駅「熊野・板屋九郎兵衛(くろべえ)の里」でいただくことができます。

その名のとおり熊野地鶏をベースにした濃厚なスープは香り高く、具として乗っている熊野地鶏の絶妙な歯ごたえもたまりません。

※画像は熊野地鶏らーめん 830円(税込)

スープに限りがあり、注文が多いときは提供を終了することも。絶対に食べたい方は早めの到着をおすすめします。

他にも、熊野地鶏つくねらーめんや熊野地鶏の親子丼など、熊野地鶏を楽しめるメニューが用意されていますよ。

道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里                                       

住所 三重県熊野市紀和町板屋82番地
電話番号 0597-97-0968
営業時間 平日:10:00~16:00 休日・祝日:10:00~17:00
※食事・軽食の営業時間は11:00~14:00
定休日 毎月第2・第3火曜日(8月を除く)
駐車場 あり(普通車:約40台 バス:3台)


 

08素材・製法にこだわり!「干物」

熊野の地元民がおすすめするグルメ、8つ目は「干物」。

三重県熊野市は熊野灘に面しており漁業が盛んですが、気候も温暖で干物をつくるのに適しているんです!

そんな三重県熊野市で50年以上続く「浜峰商店」は、四季折々に水揚げされた旬の厳選素材を、先代から受け継いできた伝統的なこだわりの製法により、干物に仕上げて販売しています。

浜峰商店の直営店では、お土産用として干物を購入することが可能!

 

おすすめは、旬の時期に水揚げされた素材だけを厳選し、一塩で仕上げられた「あじのひらき」(2枚:税込648円~)。脂のりが最高で、身の旨味・甘味を十分に楽しめる人気の逸品です♪

 

 

その他のおすすめは、人気 No.1の「カジキステーキ」(100g税込1,188円)

カジキのお腹の部分だけを贅沢に使用してたまり醤油に漬け込んでから干しあげた一品で、骨もなく、身も柔らかいので販売当初からのロングセラー商品!

そのほかにも様々な干物があります(写真は一例です。左上:天然ぶりたまり干し、右上:かますひらき、下:のど黒ひらき)。オンラインでも購入可能なので、お店に行けない方はお試しあれ!

 

浜峰商店
オンライン

実は、「さんま寿司」発祥の地とも言われる熊野市。この地方で獲れるさんまは脂が少なく、風土、気候が丸干しづくりに適していたことから、丸干し作りが盛んになったとか。

近年ではさんま漁が不漁のためこの風景が見られなくなりましたが、冬になると浜にさんまが一気に丸干しされる風景は、この地の風物詩でした。

またこの風景がこの地で見れますように!

 

浜峰商店                                       

住所 三重県熊野市有馬町羽市木124-17
電話番号 0597-85-3804(FAX兼用)
営業時間 9:00~18:00
定休日 不定休
駐車場 あり(5台 大型車やバスなど駐車可)


09高品質!「熊野産本まぐろ」

熊野の地元民がおすすめするグルメ、9つ目は「本マグロ」。

知らない方も多いと思いますが、実は熊野市では本マグロ養殖もしているんです!

熊野本マグロの特徴は、上品な色合いの赤身と、ほんのり甘みを感じる口どけの良い脂身。成長に合わせて吟味された餌で飼育されているから高品質なマグロで、天然とは違う一番おいしい状態のマグロが楽しめます。

熊野市にある「赤ちょうちん てんまる」では、本マグロを、刺身、握り、竜田揚げなどいろいろな調理方法で食べることができますよ。ん~見るからに脂が乗りまくってておいしそう!

 

※画像は「まぐろのお造り(大トロ・中トロ)」1,500円~

 

 

※画像は「まぐろの握り(甘タレ)」300円~(1貫)。値段は部位によって異なります。

 

※画像は「まぐろ血合いの竜田揚げ」400円

 

 

皮ポン酢はあまり知られていない食べ方ですが、食感はモチモチ、皮と身の間にはうまみが多く含まれていて噛めば噛むほど味が広がります!(380円)

 

赤ちょうちん てんまる

住所 三重県熊野市木本町696−79
電話番号 0597-70-4190
営業時間 16:00~21:00
定休日 日・祝日
駐車場 あり(軽4台)


10希少和牛!「美熊野牛」

熊野の地元民がおすすめするグルメ、最後は「美熊野牛」。

創業明治33年の岡田精肉店が育てる「美熊野牛」は、未経産の雌の黒毛和牛に限られ、自社農場だけで生産されています。

年間出荷頭数約100頭あまりの希少和牛「美熊野牛」の特徴は、脂の口溶けがよく、柔らかな肉質と濃厚な味、『昔の肉の味』といわれる旨味が詰まった牛肉。

熊野市にある竹屋では、そんな「美熊野牛」を贅沢に食べることができるんです!

美熊野牛ロースは脂がとにかく甘く、肉質はしっかりとしていて、肉汁が口の中で広がります(「美熊野牛ロースステーキ」4,000円)。そのほかにもヒウチ(3,500円)、ミスジ(4,000円)もあり。

もともとお好み焼き屋をやっていて、その後焼肉を始めたので、鉄板も網もあります。

美熊野牛のホルモン焼きそばは、味噌ベースの味で大きなホルモンがゴロゴロ入っていて、濃い目の味付けで食欲が進みます。〆にピッタリ!

 

※画像は「美熊野牛のホルモン焼きそば」1,300円

 

 

竹屋

 

住所 三重県熊野市有馬町羽市木129-4
電話番号 0597-89-3355
営業時間 17:00~22:00
定休日 月・火曜
駐車場 あり

 

112度の延期を経て4年ぶりの通常開催!「熊野大花火」

熊野大花火大会は、世界遺産 鬼ヶ城を背景に、大海原に向って豪快な花火絵巻をくりひろげるもので、毎年8月17日に開催されます。

熊野最大の夏の風物詩で、約10,000発の花火が世界遺産を美しく染め上げる光景が特徴の、三重県内でも高い人気を誇る花火大会です。

熊野大花火大会は三百余年の長い歴史を持ち、例年全国から約17万人の花火ファンが訪れることから名実ともに三重県下屈指の花火大会で、今年は台風や悪天候の影響で2度の延期がありましたが、8月29日、開催を待つ人たちの期待を受けて4年ぶりに通常開催されました。

12グルメを楽しんだあとは!熊野世界遺産旅へ

熊野古道伊勢路はもちろん、花の窟、鬼ヶ城など世界遺産が満載。グルメを楽しんだあとは、世界遺産を満喫しましょう♪

以下で紹介するスポットは、車で20分以内で行けちゃいますよ!

鬼ヶ城

 

熊野市の観光で絶対に欠かすことのできないスポットが「鬼ヶ城」。

長年にわたる厳しい自然環境が生み出した壮大な造形美は、見る者をただただ圧倒します。

吉野熊野国立公園の一角を占め、ユネスコの世界遺産に登録され、今や県外だけではなく、世界中から注目を浴びる「鬼ヶ城」を↓のページで紹介しています!

 

 

熊野古道伊勢路 松本峠

 

日本には古くから「伊勢に7度、熊野に3度」という言葉がありますが、伊勢神宮から熊野への「熊野古道伊勢路」にある「松本峠」は初心者でも楽しめるコースで、世界遺産にも登録されています。

↓のページでは、「熊野古道伊勢路松本峠」を紹介しています!

 

 

獅子岩

 

巨大な獅子が海に向かって咆哮するような姿をした高さ25mの奇岩。こちらも世界遺産!

そばを流れる井戸川の上流に鎮座する大馬神社の狛犬として、隣の神仙洞と共に位置付けられています。

 

花の窟神社

 

「花の窟神社」は日本最古の神社と言われ、こちらも世界遺産!

よみがえりの聖地・熊野の中でも特にこの花の窟は「黄泉の国と接する場所」と強く信じられ、パワースポットとしても有名。

↓のページでは、お守りや駐車場の情報の他、隣接する道の駅にある「お綱茶屋」の情報も紹介しています♪

 

 

いかがでしたでしょうか

この記事では、熊野市の地元民がおすすめするご当地グルメ、熊野花火、周辺の世界遺産のスポットを紹介させていただきました!

おいしいものを食べて、世界遺産を満喫できる熊野市にぜひ行ってみてください!

下の画像をタップして、動画もチェック!!

 

「今だからアレが見たい!熊野編」

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