今流行りのホカンスとは?過ごし方やおすすめのホテルを紹介します

ホカンスとは、ホテルでの滞在を目的とした休暇の過ごし方で、ホテルとバカンスを組み合わせた造語です。この記事では、ホカンスの魅力や過ごし方、おすすめのホテルを詳しく解説します。

記事制作 / みえ旅アンバサダー ふがまるちゃん

▼ 目次

ホカンスとは?

ホカンスとは、ホテルでの滞在そのものを目的とした休暇の過ごし方で、ホテルとバカンスを組み合わせた造語です。

ホテル内での食事や温泉、プール、アクティビティ、景色を堪能するなど、宿泊施設によって楽しみ方は様々です。

コロナ禍による巣ごもり需要をきっかけに注目され、ホテル内だけで1日中滞在できる施設が全国各地で急増しています。

※ホカンスは韓国発祥の言葉とされています

ホカンスの過ごし方

ホカンスを楽しめる三重県の宿泊施設を例にして、ホカンスの過ごし方や魅力を紹介します。

ラウンジのサービスが充実

ホカンスを楽しめる宿泊施設では、ラウンジでのサービスや居心地の良さを追求した場所が多数あります。

鳥羽市の「TAOYA志摩」では、ご到着時にウェルカムドリンクをロビーラウンジで受けられます。

このホテルのラウンジからは鳥羽市の美しい海を眺められるほか、週末やイベントシーズンはピアノの生演奏を楽しめることも。

大浴場の入口にある「湯上がりサービス処」でもドリンクのおもてなしがあり、ビネガードリンクや生ビールが飲み放題です。

さらに、最新のマッサージチェアも無料で利用できるので、お風呂上がりに極上のクールダウンをTAOYA志摩で満喫できますよ。

客室で優雅に過ごす

客室で優雅に過ごしたり、非日常を満喫できることもホカンスの重要なポイントです。

伊勢市の「いにしえの宿 伊久」は、客室の全てが露天風呂付きです。

窓の外には森が広がり、大自然を眺めながらの露天風呂を楽しめます。

客室には足を伸ばせる畳敷きがあり、落ち着いた和の空間でゆっくりと過ごせます。

館内には2つの大浴場と趣の異なる4つの貸切露天風呂があるので、湯巡り気分も味わえますよ。

いにしえの宿 伊久は、伊勢神宮内宮まで徒歩15分の立地にあり、敷地内には伊勢神宮とおかげ横丁へと繋がる歩道が整備されています。

伊勢神宮の早朝参拝やおかげ横丁・おはらい町の散策をゆっくり楽しみたい方にもオススメの宿です。

アクティビティを楽しむ

ホテル敷地内で楽しめるスポーツやアクティビティで体を動かして過ごすのも、ホカンスの魅力の1つです。

志摩市の「NEMU RESORT」では、伊勢志摩の大自然に囲まれた環境でSUP・シーカヤックなどのマリンスポーツや、ヨガを満喫できるプログラムが提供されています。

また、敷地内で星空を観察したり、焚き火を楽しんだり、ランドカーで大自然を散策するなど、様々な楽しみ方ができますよ。

愛犬と宿泊旅行

ワンちゃんと同伴できる宿泊施設が全国各地で急増しており、愛犬とホカンスを楽しむ旅行スタイルも人気を集めています。

犬用の備品が揃っている宿泊施設もあるので、愛犬とのお泊り旅行がしやすい時代になってきました。

志摩市の「NEMU RESORT」にある「NEMU フォレストヴィラ」は、一棟貸切の豪華なヴィラに愛犬と泊まれます。

各ヴィラにはウッドデッキと専用の庭があり、ワンちゃんと泊まれるヴィラにはケージやトイレシート、飲食用の器など、ワンちゃん用の備品も充実しています。

専用の庭では、ドッグランのように利用できるほか、備え付けのファイヤーピットでキャンプファイヤーを楽しんだり、ウッドデッキでバーベキューを楽しめる宿泊プランもあります。

オーシャンビューを満喫

客室やラウンジから海を眺めながらのホカンスを楽しめる宿泊施設も増えてきました。

志摩市の「汀渚 ばさら邸」は、全ての客室に露天風呂がついており、美しい英虞湾を一望できる客室もあります。

広大な敷地内に点在するラウンジでは、海や草花など豊かな自然を心ゆくまで堪能できる空間になっています。

「SAZANAMI Lounge」は窓際の席から英虞湾を一望でき、コーヒー、紅茶、アルコール、ジュースなどを自由にいただけるセルフラウンジです。

夕暮れ時には、美しい夕焼けを眺められる絶好のロケーションです。

温泉を楽しむ

ホカンスで温泉も満喫したい方は、天然温泉や源泉かけ流しにこだわりのある宿泊施設がおすすめです。

三重県の菰野町にある複合温泉リゾート「アクアイグニス」では、100%源泉かけ流しの「片岡温泉」を楽しめる宿泊棟とオーガニック離れ宿があります。

どの客室も和のインテリアが特徴で、落ち着いた空間でゆっくりと過ごせます。

離れ宿には専用の露天風呂があり、源泉100%かけ流しの天然温泉を好きなだけ存分に堪能できますよ。

片岡温泉は、1200mの源泉井戸から湧き出る天然温泉の源泉を100%使用し、神経痛や外傷、皮膚病、婦人病に効果があるとされています。

お肌がきれいになる成分を含んでいることから「美人の湯」とも呼ばれています。

アクアイグニスの魅力は温泉だけでなく、食も楽しめるリゾート施設です。

辻口博啓のスイーツと石窯パン、奥田政行のイタリアン2店舗、笠原将弘の和食など、日本を代表する有名シェフ監修のお店があります。

温泉と食で癒しのホカンスを楽しめるのがアクアイグニスの魅力です。

料理を楽しむ

地産地消にこだわった料理や、季節の旬を味わえる会席料理、地ビールや地酒など、料理やお酒を楽しむのもホカンスの魅力的な過ごし方です。

鳥羽市にある「季さら別邸 刻〜TOKI〜」では、丁寧に目利きされた地元の食材を取り入れた食事を楽しめます。

夕食では、伊勢海老のユッケや、松阪牛テールの煮込みパプリカソースなど、三重を代表する食材を使った珍しい料理も味わえますよ。

朝食にも地元産の食材がふんだんに使用されており、伊勢海老や鳥羽の海産物、地元農家の野菜やお米など、三重の恵みを心ゆくまで堪能できます。

「季さら別邸 刻〜TOKI〜」の魅力は食だけでなく、客室と温泉にもこだわりがあります。

全客室は露天風呂と内風呂つきで、お湯は天然温泉「社宮司(しゃぐうじ)温泉」。

社宮司温泉は、清少納言の「枕草子」にて三名泉としてうたわれている「湯は七栗の湯、有馬の湯、玉造の湯」の「七栗」である三重県津市の榊原温泉と同じ源泉です。

トロトロした泉質は、湯上り後に肌がツルツル・スベスベになるので「美肌の湯」とも呼ばれています。

格式高いホテルに泊まる

著名な方々も愛用する格式高いホテルに泊まって、優雅なひと時を過ごすのもホカンスの楽しみ方です。

志摩市の英虞湾に位置する「志摩観光ホテル」は、戦後間もない1951年に開業し、2021年4月には70周年を迎えました。

これまでに、皇室をはじめとした数多くの著名人が訪れた格式高いホテルとして知られています。

2016年にはG7伊勢志摩サミットの会場になり、ホテルと英虞湾の認知が全世界へ広がるキッカケとなりました。

「志摩観光ホテル ザ クラシック」レストラン内には、サミットの際、各国首脳が実際に食事を楽しんだテーブルが再現されています。

自由に観覧と着席ができるので、首脳と同じ席について記念撮影することもできますよ。

志摩観光ホテルは、日本を代表する建築家・村野藤吾氏が設計した「ザ クラシック」と、開業当時の建物をパブリックスペースとして残した「ザ クラブ」、全室スイートルームの「ザ ベイスイート」からなるリゾート施設です。

詳細は、志摩観光ホテルでリトリートステイを楽しむ以下の記事をご覧ください。

いかがでしたでしょうか

ホカンスの魅力や過ごし方を三重県の宿泊施設を例にしてご紹介しました。

自然豊かな三重県は、自然と調和した客室や温泉、ラウンジ、アクティビティを満喫できるホカンスが魅力だと思います。

この記事を通じて、あなたにぴったりのホカンスの過ごし方や宿泊施設が見つかりましたら幸いです。

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