伊賀流忍者博物館で体感する本物の忍術! 躍動感あふれる忍者たちに会いに行こう!
掲載日:2018.03.12
忍者に会いたいと思ったら、行くべきは「伊賀流忍者博物館」!忍者スタッフが案内する実物の忍者屋敷から、丁寧に保管・展示された歴史的な資料、伝統工芸とコラボしたカラフルなお土産の忍者グッズ、見る者を興奮の渦に巻き込む迫力満点の忍者ショーまで、本格的な忍者の世界を味わえます。
忍者と聞いて何を思い浮かべますか?
手裏剣?
戦い?
漫画のキャラクター?
雇い主に忠義を尽くし、農民として暮らしながらも全国を飛び回り諜報活動をしていたのが伊賀流忍者。忍者が案内してくれる本物の忍者屋敷から、貴重な資料の数々、渋いものからポップなものまで揃うお土産、圧倒的な迫力を誇る忍者ショーまで、「伊賀流忍者博物館」で忍者の魅力をたっぷりと堪能しよう!
手裏剣?
戦い?
漫画のキャラクター?
雇い主に忠義を尽くし、農民として暮らしながらも全国を飛び回り諜報活動をしていたのが伊賀流忍者。忍者が案内してくれる本物の忍者屋敷から、貴重な資料の数々、渋いものからポップなものまで揃うお土産、圧倒的な迫力を誇る忍者ショーまで、「伊賀流忍者博物館」で忍者の魅力をたっぷりと堪能しよう!
伊賀流忍者博物館があるのは、名阪国道の上野東インターチェンジから車でおよそ10分の風光明媚な上野公園内。
秋には色づく紅葉が鮮やかで、到着までの道のりを気持ちよく散策できます。
「伊賀流」は現在でいうところの伊賀市と名張市である「伊賀国」の地に伝わる忍術の流派。
映画「忍びの国」では、嵐の大野智さんが伊賀流忍者を演じて話題となりました。
秋には色づく紅葉が鮮やかで、到着までの道のりを気持ちよく散策できます。
「伊賀流」は現在でいうところの伊賀市と名張市である「伊賀国」の地に伝わる忍術の流派。
映画「忍びの国」では、嵐の大野智さんが伊賀流忍者を演じて話題となりました。
入場すると、忍者が初めに案内してくれるのがこちらの忍者屋敷。
実際に忍者が暮らしていたものを移築したものなのだそう。太い梁に当時の面影を忍ばせます。
実際に忍者が暮らしていたものを移築したものなのだそう。太い梁に当時の面影を忍ばせます。
屋敷の仕掛けやからくりにについて説明する途中、
「わたしの仲間がこちらを見ています。どこに隠れているかわかりますか?」と話す案内人の忍者。
視線を感じてそっと上を見ると、屋根裏から覗く忍者が!
光が当たらないと見えないような透かしのつくりになっています。
「わたしの仲間がこちらを見ています。どこに隠れているかわかりますか?」と話す案内人の忍者。
視線を感じてそっと上を見ると、屋根裏から覗く忍者が!
光が当たらないと見えないような透かしのつくりになっています。
実演してもらえる「刀隠し」の仕掛け。
一瞬でも目をそらしたら見逃してしまうスピーディな動き、なめらかな身のこなしは圧巻で、日頃から磨き込まれた身体能力の高さにびっくりします。最後の笑顔はとてもフレンドリー。
伊賀流忍者は家族をとても大切にしていた、と語る眼差しも印象的でした。
一瞬でも目をそらしたら見逃してしまうスピーディな動き、なめらかな身のこなしは圧巻で、日頃から磨き込まれた身体能力の高さにびっくりします。最後の笑顔はとてもフレンドリー。
伊賀流忍者は家族をとても大切にしていた、と語る眼差しも印象的でした。
忍者による屋敷の案内が終わると、順路が示すのは地下へと続く階段です。
なにやら怪しげな雰囲気・・・?
なにやら怪しげな雰囲気・・・?
と、思いきや地下にあるのは落ち着いて見学できる展示室、「忍者体験館」。
忍者の作戦が実行されるときに使われた200点以上の忍具が丁寧に保存・展示されています。
忍者たちは、普段は農民として暮らしたり、大道芸人や曲芸人の姿を借りて諜報活動のために遠い土地まで旅したりしながら、これだけ多くの道具を使いこなしたといいます。
3歳くらいから忍術を教え込まれ、一生を忍者として生きたそうです。
三つ子の魂、百までも。
忍者たちは、普段は農民として暮らしたり、大道芸人や曲芸人の姿を借りて諜報活動のために遠い土地まで旅したりしながら、これだけ多くの道具を使いこなしたといいます。
3歳くらいから忍術を教え込まれ、一生を忍者として生きたそうです。
三つ子の魂、百までも。
屋外に出たところにあるのは「忍者伝承館」。
ここでも、解読された暗号や、古文書などの興味深い資料を見ることができます。
ここでも、解読された暗号や、古文書などの興味深い資料を見ることができます。
展示品からは、当時の忍者の暮らしぶりを学べます。
忍術の起源は飛鳥時代の「志能便(しのび)」ともいわれ、時代により様々な呼称があり奈良時代は「伺見(うかみ)」、戦国時代は「間者(かんじゃ)、乱破(らっぱ)」、江戸時代は「隠密(おんみつ)」、大正時代は「忍術者」と続くとされていますが、忍びの者であっただけに、本当のところははっきりとしておらず、伊賀流については、鎌倉時代の寺社勢力に対抗した悪党が発祥とされています。
忍術の起源は飛鳥時代の「志能便(しのび)」ともいわれ、時代により様々な呼称があり奈良時代は「伺見(うかみ)」、戦国時代は「間者(かんじゃ)、乱破(らっぱ)」、江戸時代は「隠密(おんみつ)」、大正時代は「忍術者」と続くとされていますが、忍びの者であっただけに、本当のところははっきりとしておらず、伊賀流については、鎌倉時代の寺社勢力に対抗した悪党が発祥とされています。
忍者伝承館の中に併設されたショップ「Ninja坊」で購入できるのは、ここでしか手に入れることのできない忍者グッズの数々。
カラフルでフォトジェニックな手裏剣も売っています。
カラフルでフォトジェニックな手裏剣も売っています。
10色の衣装を来たキューピーちゃんのストラップ。
鮮やかな忍者衣装は、国指定伝統的工芸品で知られる「伊賀組紐」。旅の思い出におひとついかが?
鮮やかな忍者衣装は、国指定伝統的工芸品で知られる「伊賀組紐」。旅の思い出におひとついかが?
伊賀焼の箸置き。海外からの観光客にも人気の品なのだそう。
奈良時代から続く伊賀焼も国指定の伝統工芸品。上品に艶めく、淡い緑色が美しいですね。
奈良時代から続く伊賀焼も国指定の伝統工芸品。上品に艶めく、淡い緑色が美しいですね。
手裏剣打ちも体験できます。
発泡スチロールで作られた的をめがけて、えいっ!(入館料とは別途有料)
発泡スチロールで作られた的をめがけて、えいっ!(入館料とは別途有料)
そして、なんといっても見逃せないのが「忍術実演ショー」です。
実際に使われていた忍具の実演は、「ショー」と呼ぶにはもったいないほどの迫力!あまりにも迫力がありすぎて、泣き出す子どもがいるほどらしく、演目はその日のお客さんの顔ぶれによって変えているのだそう。
海外から来た人々にも大人気!
会場は忍者体験広場。忍者ショーは入館料とは別料金。
開催日はホームページでチェックしてくださいね。(http://www.iganinja.jp/showsche/)
呪術「九字護身法」。精神統一して呪文を唱える厳かな雰囲気に満ち、緊張感が漂います。
そこから一転、勇ましい剣術が披露されます。使われているのは本物の刀です!
女性の忍者「くノ一」の戦闘シーンも迫力満点!
俊敏で勇敢で美しく、思わずため息が出るほどです。しかし、伊賀流忍者の任務は生きて情報を持ち帰ることでしたから、他者と交戦するのは最後の手段。
隠れ、逃れ、命を落とさないための護身術として、手裏剣や武器が使われたのだと言われています。
実際に使われていた忍具の実演は、「ショー」と呼ぶにはもったいないほどの迫力!あまりにも迫力がありすぎて、泣き出す子どもがいるほどらしく、演目はその日のお客さんの顔ぶれによって変えているのだそう。
海外から来た人々にも大人気!
会場は忍者体験広場。忍者ショーは入館料とは別料金。
開催日はホームページでチェックしてくださいね。(http://www.iganinja.jp/showsche/)
呪術「九字護身法」。精神統一して呪文を唱える厳かな雰囲気に満ち、緊張感が漂います。
そこから一転、勇ましい剣術が披露されます。使われているのは本物の刀です!
俊敏で勇敢で美しく、思わずため息が出るほどです。しかし、伊賀流忍者の任務は生きて情報を持ち帰ることでしたから、他者と交戦するのは最後の手段。
隠れ、逃れ、命を落とさないための護身術として、手裏剣や武器が使われたのだと言われています。
生き延びてこそ伊賀流忍者。格好いい生きざまです!
ショーの最後には、忍術や技を披露してくれた伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」のみなさんがポーズを決めてくれます。
ショーの最後には、忍術や技を披露してくれた伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」のみなさんがポーズを決めてくれます。
博物館を見学したら、上野公園内を少し歩いてみましょう。
白壁がなんとも美しい伊賀上野城があります。
白壁がなんとも美しい伊賀上野城があります。
ちなみに、伊賀市内には忍者衣装をレンタルしてくれる「忍者変身処(にんじゃへんしんどころ)」がいくつもあるので、忍者に変身して気分を盛り上げましょう!
大人用、子ども用があるので家族みんなで忍者衣装に身をつつめば、素敵な想い出になること間違いなしです。
中には、犬用の忍者衣装を貸し出してくれるところもありますよ!
http://www.iga-travel.jp/ja/?page_id=83
大人用、子ども用があるので家族みんなで忍者衣装に身をつつめば、素敵な想い出になること間違いなしです。
中には、犬用の忍者衣装を貸し出してくれるところもありますよ!
http://www.iga-travel.jp/ja/?page_id=83
伊賀の城下町は、日本イコモス国内委員会が平成29年12月に発表した、後世に残したい「日本の20世紀遺産20選」に「伊賀上野城下町の文化的景観」として選定されました。
「旧城下町の都市景観にあわせた近代建築群の代表例」として評価された町並みを、忍者衣装を着て散策しながら、忍者にまつわるスポットや飲食店を巡るのもオススメです。
「旧城下町の都市景観にあわせた近代建築群の代表例」として評価された町並みを、忍者衣装を着て散策しながら、忍者にまつわるスポットや飲食店を巡るのもオススメです。
「忍者市」宣言をしている伊賀市は、忍者の里。忍者が活躍した時代、この高石垣からの眺めはどんなものだったのでしょうか。
伊賀流忍者博物館には、忍者に魅かれて国内外からたくさんの人々が集まります。
本格的な忍術を体感したり、これまでは知らなかった忍者の暮らしを学んだり、躍動感溢れる忍者ショーの迫力を感じたり、周辺の史跡を眺めて散策したり、子どもから年配の方まで楽しめます。
ここにしかないユニークさと、長い歴史のなかで育まれた威厳をたたえる博物館でした。
伊賀流忍者博物館には、忍者に魅かれて国内外からたくさんの人々が集まります。
本格的な忍術を体感したり、これまでは知らなかった忍者の暮らしを学んだり、躍動感溢れる忍者ショーの迫力を感じたり、周辺の史跡を眺めて散策したり、子どもから年配の方まで楽しめます。
ここにしかないユニークさと、長い歴史のなかで育まれた威厳をたたえる博物館でした。
※2018年3月時点の情報です。
名称
伊賀流忍者博物館(忍者屋敷)
住所
〒518-0873
伊賀市上野丸之内117
電話番号
0595-23-0311
公式URL
料金
大人【高校生以上】:800円(700円)
小人【4歳~中学生】:500円(400円)
※料金の( )内は20人以上の団体料金
※別料金:忍術実演ショー 1人 500円
(休演日あり 要事前確認)
:手裏剣打ち体験 1人6枚 300円
営業時間
9:00〜17:00(入館受付は16:30で終了)
※最新情報はHPをご確認ください。
休日
年末年始(12/29~1/1)
駐車場
詳細はこちらからご確認ください
https://www.city.iga.lg.jp/0000002678.html
公共交通機関でのアクセス
・伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩で約5分
車でのアクセス
・名阪国道「上野東IC」から北へ約5分
・名阪国道「中瀬IC」から西へ約5分
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