「忍者の森」で気分は伊賀忍者♪ 自然の中で秘伝の忍術を体験しよう!

掲載日:2018.07.20

名張にある自然豊かな赤目四十八滝のふもとの山の中にある「忍者の森」は、伊賀流忍術の様々な修行が体験できるとあって、子どもから大人まで大人気のスポット♪全ての修業をクリアすると「免許皆伝の書」がもらえますよ!体験内容・料金など詳しくご紹介します。

名張にある自然豊かな赤目四十八滝のふもとの山の中に、伊賀流忍術の修行を体験できる場所があります。
ここは戦国時代、伊賀忍者の祖・百地丹波(ももち たんば)が弟子たちとともに日々修行に励み、多くの忍者を輩出した赤目の滝。その百地丹波が編み出した伊賀流赤目忍術を体験し、伊賀流忍術の奥義を極め、秘伝の書を手に入れることができます。

今回は、伊賀流忍術を体験したいと、忍者体験ははじめてという、7歳の双子の女の子とファミリーで行ってきましたよ〜!

受付を済ませたら、早速、忍者衣装を選びます

赤・青・ピンク・黄色・黒・・・カラフルな忍者衣装が並ぶお部屋へ。

上着、ズボン、帯、手甲、脚絆の5点を借りて早速お着替え! 着付けはスタッフさんもお手伝いしてくれます。(小人90cm~150cm・大人フリー)地下足袋レンタル+300円(16cm~29cm)。
中はTシャツや肌着を着てきてくださいね。

どんな修行が待っているかわくわくドキドキの中、修行場の山へ向かいます。

まずは、忍者のお寺「延寿院」(えんじゅいん)がお目見え!
「ここは約400年前、忍者が修行をしていたんだよ」と、伊賀忍者について、案内忍者にいろいろと教えてもらいました。

山をどんどん登っていきます。

手始めに忍者のポーズを練習!
右手を刀、左手を鞘にみたて空を切り「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」(りん・ぴょう・とう・しゃ・かい・じん・れつ・ざい・ぜん)の九字を唱えます。
この呪文と九種類の印は、護身の呪文、厄除け、精神統一法として用いられていたそうです。

まずは「登り術」の修行。
目の前にある3つの壁を乗り越えます。一番高い塀は約2.5m!「忍者は素早く塀や壁を乗り越え、忍びを行っていたんだよ」と、ぴょいっと飛び越える案内忍者。

さぁ、やってみましょう!こんな高い壁超えられるかとドキドキしている大人の心配をよそに、まずは一番小さい壁をクリア!

最後の壁は、かなり高い!子どもの身長よりずいぶん高い壁でしたが、案内忍者がサポートしてくれ、超えることができました!

一見難しそうに見える体験も、案内忍者が楽しく、丁寧に教えてくれるので安心です。

次は、綱を渡って敵の屋敷に侵入するときの「侵入術」の修行。
木から木に渡された約15mのロープにまたがり、ロープをたぐって前に少しずつ進んでいきます。ゆっくりとバランスを取りながらクリア!

「侵入術」では、木から木に渡されたベルト状のバンド「スラックライン」の上を渡る修行もありました。
バランスをうまく取りながら・・・結構難しい〜!

続いては、木から木に猿のように飛び移る修行「飛び猿の術」。
「忍者は縄を使って飛び移って敵から逃げていたんだよ」と見本を見せてくれました。綱をしっかり握って、ジャンプしてロープに飛び移る。そしてジャンプをして着地!

次は、「歩法(ほほう)丸太渡修行」。
まずは誰もが聞いたことのある「抜き足差し足忍び足」の練習から。これは忍者の独特の歩法の一つで、足音を立てにくい歩き方なのです。

歩き方をマスターしたら全長30mの丸太を音なく渡っていきます。音を立てずに壁や屋根の上を歩くように・・・バランスを崩しても、「しーーーー!」そーっとそーっと声は出してはいけません。

「狸隠れ術」修行。
狸が木に登り身を隠すことに習い木の上に身を隠す修行です。節目に指や足を引っかけて木登りに挑戦です!何段まで行けるかな??

続いては、「登り術」修行場。
縄を木にかけ、壁を登りって行きます。「忍者は縄で敵の屋根に侵入していたんだよ。」「これやったことあるー!」とアスレチックのような感覚で、なんらくクリア!

下りはロープ上のはしごで慎重に降りて行きます。

「登り術」では、ボルタリングをする修行も。上手く手足を使って進んでいかなければなりません。

続いては、「逃避術」修行。どんでん返しを体験。扉の向こうには小さな抜け道があり、脱出する技を体験します。テレビでは見たことがあっても実際に体験するのははじめて!

面白い仕掛けに何度もチャレンジしちゃいます!

「次は刀を使った修行をします」と刀を披露。「座さぐり術」の修行です。

暗闇で刀のさやで敵を探し、さやが敵に触れた瞬間、素早く敵を打つ忍者の刀修行。さやを使って敵を探し、敵を発見したら素早く打つ!
刀を持つというはじめての体験にドキドキです。

「吹き矢術」修行。一息で毒針を急所に命中させる修行です。
約1mの長い筒に針をつけ、一息で的を射抜く修行をします。的までの距離は約5m!子どもの息でもコツを掴めば命中できます。

「手裏剣」修行。はじめて触る鉄製の手裏剣。
「意外と重い〜」と子どもたち。打ち方のコツを教えてもらって、木の的に向かって打ちます。

狙いを定めて〜えい!見事命中!
「手裏剣には毒が塗られていて命中したら体中に毒が回るようになっていたんだよ」

次はお待ちかね「水ぐもの術」修行。「水ぐもの術」は、6月〜9月の夏の時期限定の修行です。

川へおり、水ぐもの浮に乗り、川に渡されたロープをたぐりながら、水に濡れず赤目の清流を渡れるかな?
これが結構難しい!7割の人は水に落ちてしまうそう。それでもOK!
やっている方も見ている方もとても楽しくて、人気の修行です♪子どもたちも一生懸命がんばりました!

すべての忍者修行を終えたら、忍者文字で書かれた「伊賀赤目流忍者免許皆伝の書」が贈呈されます。

これで忍者の一員に! もちろん水ぐもで落ちてももらえるのでご安心を。

忍者修行が終わったら、赤目周辺を忍者衣装で散策してもOK!忍者の気分で楽しむことができます。

子どもたちは、赤目四十八滝の入口にある全国でも珍しいミュージアム「日本サンショウウオセンター」へ。ここでは赤目生まれのオオサンショウウオを含む国内産を中心に、9種約50余匹を見ることができます。

「日本サンショウウオセンター」をぬけると赤目四十八滝へ。大小さまざまな滝が約4Kmにわたって続いています。

他にも周辺には、名物のへこきまんじゅうやかき氷、アイス、お土産などがいっぱい!忍者体験後もたっぷりと楽しめますよ♪

忍者について丁寧に教えてもらい、楽しい体験ができて子どもたちも大喜びの1日でした♪

<忍者修行体験のご予約はコチラから!>



【施設情報】
施設名/忍者の森

住所/〒518-0469 名張市赤目町長坂671-1

電話/0595-64-2695(赤目ビジターセンター(赤目四十八滝渓谷保勝会エコツアーデスク))

営業時間/通年(12月28日~1月2日は冬季休業)
     1月3日~3月2週目の期間毎水曜日は休業(祝日の場合は営業)

忍者修行体験スタート時間
   <午前の部>10:30~、所要時間90分程度
   <午後の部>13:30~、所要時間90分程度

対象/5歳位から(子どものみの参加は7歳以上)小学生未満のお子様は保護者同伴

料金/子ども(中学生以下・忍者衣装付)2700円、幼児(小学生未満・忍者衣装付)2200円、大人(忍者衣装付)3000円
忍者衣装レンタル1000円(サイズ・数に限りあり)※忍者修行体験の料金には赤目四十八滝入山料が含まれています。

受付人数/最小催行人数2名受付

申し込み/スタート時間の1時間前までにお申し込み下さい(混雑が予想されるので事前にご予約ください)

公共交通機関でのアクセス
・近鉄「赤目口駅」から三重交通バス利用10分 赤目滝下車

車でのアクセス
・大阪方面から名阪国道「針IC」より約20km
・名古屋方面から名阪国道「上野IC」より約25km

駐車場/周辺の駐車場700台(800円/1日)

HP/http://www.akame48taki.com/

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忍者の森【忍者修行体験】

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大阪から1時間!名古屋から90分! 豊かな自然、清らかな水の流れが作る景勝地赤目四十八滝で楽しめる体験ツアー 家族、ペット連れ、グループ、1名様でも参加OK! 現代社会にもその知恵が生きる、忍術の奥義を極めよう!忍者衣装を身にまとい、高い壁を登ったり、バランスを取りながらロープを渡ったり、壁伝いに移動したり、本格的な忍者修行アトラクションが楽しめます。本物手裏剣のリアル体験に加え、眼前に迫る手裏剣をよけて身を守るド迫力の最新VRが実現する手裏剣修行、夏季限定清流を渡る水ぐも修行など大人でも難しい修行の数々! 伊賀忍者の祖・百地丹波が修行した赤目の滝で、伊賀流赤目忍術を体験ができます。大自然の中での忍者修行体験に参加して、秘伝の書を手に入れよう! <忍者修行体験のご予約はコチラから!>

赤目四十八滝

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伊賀と大和の国境を流れる滝川の上流に連なる数々の瀑布が美しい大自然のアートを作り出す赤目四十八滝。室生赤目青山国定公園の中心に位置し、その長さは約4キロにも及びます。 赤目の神秘的な自然は、平成の名水百選、日本の滝百選、森林浴の森百選、そして遊歩百選にも選ばれ、その渓谷に織り成す樹木、渓流、滝などの奏でる優雅な色彩と音のハーモニーが自然をより楽しませてくれます。自然の空気を全身に感じながら、散策を楽しもう! 秋から冬にかけては渓谷ライトアップイベント赤目渓谷『幽玄の竹灯』を開催 散策コースはゆったり散策コース、渓谷ハイキングコース、長坂山トレッキングコースがあります。コースの詳細については添付の赤目四十八滝MAPをご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 【公式】観光三重(三重県観光連盟)(@kankomie)がシェアした投稿 - 2020年 7月月26日午前3時17分PDT

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