ラ・パルム・ドールの新作スイーツ「津の森ショコラ」「津の森チーズ」を紹介します♪
掲載日:2019.03.15
津市の名店「パティスリー ラ・パルム・ドール」さんが構想から数年、試作から完成まで1年の期間を経てつくりあげた新商品「津の森ショコラ」「津の森チーズ」について、その魅力に迫ります。
津市のパティスリー ラ・パルム・ドールで2019年2月1日に発売を開始したばかりの話題のスイーツ「津の森ショコラ」「津の森チーズ」について、その魅力に迫ります。
三重県津市あのつ台、週末は家族連れで賑わう中勢グリーンパークからほど近い場所に、ラ・パルム・ドールのプティシャトーは位置しています。美しい緑色に整備された芝と、白と青と基調とした建物のデザインはまるでヨーロッパのリゾートのよう。
ラ・パルム・ドールの軌跡
パティスリー ラ・パルム・ドールはグランシェフの後藤雅司氏が2001年に津市内でオープンしたレストランが出発点にあります。
後藤グランシェフは、地元津市に生れ、国内外の一流レストランやホテルで修業の後、2001年4月津市郊外に フランス料理レストラン ラ・パルム・ドールをオープン。妥協を許さす本物を追求した味で多くのファンの支持を得ています。
2015年には、津市あのつ台に「お城と森のウエディング シャトー ラ・パルム・ドール」をオープン。ドレスコードを導入した県内屈指の本格フレンチレストランとして評判のお店です。
そして2019年2月1日、シャトーの隣にデザートビュッフェを併設するパティスリーと焼きたてパンのブーランジェリーが入ったプティシャトーをオープンしました。
かけがえのない「1度」に感動を
ラ・パルム・ドールでは「ONCE PROJECT」と銘打ち、来場者にかけがえのない時間と食体験を提供しています。
ブーランジェリー(パン屋)は週に1回、家族との団欒の時間を過ごすために、パティスリー&デザートビュッフェは月に1度、友達との楽しい時間を過ごすために、レストランは年に1度、大切なパートナーと過ごすとっておきの時間のために、そしてウエディングは一生に一度、大事な方とのかけがえのない時間を過ごすために。
人生の節目の時間を過ごして欲しいという想いが伝わります。
à la minute(出来立て)を提供
ラ・パルム・ドールさんのケーキは長方形の形が特徴で、見た目にも美しいです。生クリームとスポンジとフルーツが1:1:1の割合で食べられる用に設計されており、どこから切って食べても最高の美味しさを感じてもらいたいという心配りからこの形が生まれたようです。
パティスリーに併設されたデザートビュッフェでは、毎月のコンセプトに合わせたケーキが月替わりで登場します。ケーキに加えてタルト、アイスクリーム、マフィンなどのスイーツと、平日はパイなどの焼き菓子、土・日・祝日は10種類以上の焼きたてのパンも楽しめます。焼きあがったらベルで焼き上がりを伝える演出も、華やかな雰囲気を添えてくれます。また、広報担当の平野さん曰く、運が良ければ試作中の未販売商品も食べられるかも、とのこと。
デザートビュッフェのコンセプトは「à la minute(出来立て)」。焼きたてマフィンをトレーから直接提供するなど、出来立ての味にこだわっています。そんなデザートビュッフェは平日は女性のグループ客やママ会で賑わい、週末は家族連れで人気とのことです。
新たな挑戦「津の森ショコラ」「津の森チーズ」
2019年2月1日 プティシャトーのオープンとパティスリー ラ・パルム・ドールの最新作「津の森ショコラ」「津の森チーズ」は、今までのパルム・ドールさんの商品コンセプトにはない、新しい挑戦が詰まった意欲作です。
構想から数年、試作から完成まで1年をかけて作られたこの「津の森ショコラ」「津の森チーズ」。開発を担当されたパティスリー シェフパティシエの布施さんにお話を伺いました。
家族の団欒の時間。その傍らにあるスイーツ
「第5回 ヌーベル・パティスリーデュ・ジャポン技術コンテスト」、「第1回アジア大会トップ・オブ・パティシエ・イン・アジア実技コンテスト」優勝など、さまざまな洋菓子の技術大会で賞を受賞している経歴を持つ布施シェフパティシエ。
「津の森ショコラ」「津の森チーズ」には、おばあちゃんっ子だった布施さんの「家族の団欒の時間に、その傍らにあるスイーツとして使って欲しい」という想いが詰まっています。
ドレスコードや年齢制限があるレストランと異なり、小さなお子様からご年配の方まで、幅広い年齢層の方に味わってもらいたいという想いから、従来の商品よりもリーズナブルな価格帯で販売されています。
ただし、リーズナブルだからと言って品質に一切の妥協はありません。「『見力』『味力』『魅力』をコンセプトに人が幸せになるケーキ、スイーツを提供する」というパルム・ドールさんの哲学を受け継ぎ、厳選された材料とこだわりの製法で作られています。
中身の白あんには、こだわり抜いたインゲン豆、牛乳を使用。そしてシェフパティシエの布施さんがこだわり抜いて厳選したチョコレート・チーズがたっぷりと練りこまれています。
生地は、カステラ好きな日本人の口に合うようにスポンジ生地を採用。独自製法で薄皮の生地に仕上げています。
新しさと懐かしさの共存
早速試食。封を開けるとしっとりとして上品な質感のスイーツが現れます。独自製法の薄皮生地は、口の中でさらっと溶ける心地よい食感。そして中の餡は、優しいミルクの風味とチーズ、チョコレートの香りが絶妙のマッチング。ついつい何個も手が伸びてしまいます。
後藤グランシェフが込める想い
フレンチレストランの開業からこれまでに様々な挑戦を続ける後藤グランシェフ。その挑戦意欲の源泉は、地元三重、津への想いです。
三重県の文化の中心地である津市で、食文化の底上げに貢献したいという熱い想いからレストラン、パティスリー、ブーランジェリーを運営しています。
今回開発した「津の森ショコラ」「津の森チーズ」は、そんなラ・パルム・ドールさんの熱い想いをたくさんの方へ伝えるきっかけとして生まれました。皆さんも、ぜひ一度お試しください。