榊原温泉口に佇むあの巨大な像の正体は!?「ルーブル彫刻美術館」に行ってきました!
掲載日:2019.10.11
世界的に有名なパリ・ルーブル美術館の世界で唯一の姉妹館!約1,300品もの展示品はパリ・ルーブル美術館美術部の技術陣が作製した復刻作品で、実物より直接型取りしているので、大きさはもちろん、傷ひとつに至るまで実物と同じであるのが特徴。近鉄大阪線・榊原温泉口駅から徒歩5分の立地で、駅のホームからも大きな立像の姿を見ることができます。

車窓から外を眺めていて、あまりの存在感に正体が気になった方も多いことでしょう。
これらは、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナス、自由の女神像を模した立像。三重県津市白山町の「ルーブル彫刻美術館」の屋外展示物なんです。

駅方面から看板の案内に従い北へ向かって建物の反対側へ回り込んだところが正面入口。こちら側でもサモトラケのニケ、ミロのヴィーナスが出迎えてくれます。
車の場合、伊勢自動車道「久居」ICから約20分。80台の無料駐車場も完備です。

なんと世界で唯一の姉妹館!
先代館長の故・竹川勇次郎氏がルーブル美術館の作品に感銘を受け、フランスまで何度も足を運び交渉し実現しました。
写真は1987年の開館の際にルーブル美術館館長が訪れた時のもの。
日本に居ながらにして彫刻作品を楽しむことができ、館内作品を撮影することが許可されています。
常設展示作品はルーブル美術館のほか、大英博物館やメトロポリタン美術館などの有名美術館のものもあるんですよ。

まず入口で出迎えてくれるのは、ツタンカーメン王のマスク!
摸刻品ですがリアルに再現されていて光輝いています!

間近で見られるので、リアルな造形美を感じることができます。

展示作品は一部を除いて、実物から直接型取りして作られています。
大きさ、傷ひとつに至るまで本物を再現しているため、迫力がすごいです!

ロゼッタ・ストーンには上段のヒエログリフ(神聖文字)、中段のデモティック(民衆文字)、下段のギリシア文字の3種類の文字が刻まれており、それを本物さながらに再現。
レプリカとはいえ、本場の大英博物館以上にじっくり書かれている文字まではっきり見ることができます。

立体感が美しいですね。
じっくりと鑑賞することができるのも「ルーブル彫刻美術館」ならではの楽しみ方。

手塚治虫、藤子・F・不二雄など数々の有名漫画家が描いた河童のイラストが刻まれています。

ぜひ探してみて下さいね。

そのため、地下のフロアでは西洋彫刻だけでなく、仏像彫刻も展示されています。
中央でひと際目立っているのは、十一面千手千眼観世音菩薩座像。
実際に手が千本あるとのこと、ぜひ数えてみて下さい。
また、千手観音座像としては世界最大の大きさを誇る大変貴重な仏像です。

いくつかコラボレーション(?)写真を撮ってみました。
その1:十一面千手千眼観世音菩薩座像を支える古代西洋人

まだまだいろんなアングルで融合が楽しめるスポットがあると思います。
ぜひ「ルーブル彫刻美術館」ならではの写真を撮ってみて下さいね。

西洋風な彫刻から和風な商品まで取り扱っております。

左のミロのヴィーナスはお値段は、なんと23万5千円!
ご来館の記念に、ぜひお買い求めください。

入場料は「ルーブル彫刻美術館」とセットでお得になります。
こちらもぜひお立ち寄りください。

名称
ルーブル彫刻美術館
住所
津市白山町佐田東谷1957
電話番号
059-262-1111
公式URL
料金
大人(高校生以上):1,500円
60歳以上・学生・障がい者手帳をお持ちの方:1,000円
小人(小・中学生):800円
小学生未満:無料
営業時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休日
年中無休
駐車場
乗用車80台
公共交通機関でのアクセス
近鉄大阪線「榊原温泉口」駅から徒歩5分
車でのアクセス
名阪国道「上野東」I.Cから約45分
伊勢自動車道「久居」I.Cから約20分