〜曽爾高原からゆく〜夏と秋の俱留尊山

掲載日:2021.11.26

今回は「日本三百名山」に選定されている三重県屈指の名山、「倶留尊山(くろそやま)」を紹介します!今回は夏と秋の時期に訪れました!登山初心者や子ども連れの方でも気軽に遊びに行ける「倶留尊山」の見所をご覧ください!

◆記事作成:ASOBISIA(アソビシア)#みえ旅カメラ部

アウトドアが大好きな、同僚の仲良しトリオ。普段は日本のサラリーマンとして奮闘し社会の荒波に立ち向かう。202010月、とある日の登山をきっかけにASOBISIAを結成し、InstagramYouTubeを開設する。Instagramでは、宮川でのSUPの写真で、観光三重2020年「いいね」ランキング1位を獲得。駆け出しのアクティブなグループである。

倶留尊山(くろそやま)


倶留尊山は三重県津市と奈良県曽爾村にまたがる標高1037mの山で、日本三百名山にも選定されています。倶留尊山の山頂に向かう途中には、曽爾高原(そにこうげん)と言う美しい高原あります!春夏秋冬、それぞれの美しさがあり、年中通して人気のスポットになっています!


◾️アクセス

・曽爾高原 野口駐車場 ※有料 普通車は600円

 〒633-1202 奈良県宇陀郡曽爾村太良路

有料ですが曽爾高原の入り口まで徒歩5分で行ける為、ここに駐車することをお勧めします。


#令和記念は俱留尊山で。

2019年の初夏、ぼくたちは元号が「令和」に変わってすぐの頃に俱留尊山を訪れました。駐車場に向かう途中で寄ったコンビニで購入した”令和記念Verのカップヌードル”を山頂付近で食べようとしましたが、山頂は火気厳禁の注意書きがあったので断念。。(笑)記念に写真を撮って「平成」に別れを告げ新元号「令和」を迎えました!(笑)

夏の曽爾高原


#亀山(かめやま)を目指し曽爾高原をゆく

見てください!この空の青、高原の緑!そして亀の背のような素晴らしいシルエット!俱留尊山への途中、高原が広がるこの”亀山”と呼ばれる山を目指します。”亀山”なんて、三重県民には馴染みがある名前で親近感が湧きますね♪

初夏に訪れると、鮮やかな緑がいっぱいに広がった高原を見ることができ青い絨毯が敷かれたような、青い大地を感じることができます。こんな綺麗な場所で、新鮮な空気を体いっぱいに吸って深呼吸すると気持ちがいいです!高原中腹にあるお亀池には「お亀伝説」という言い伝えもあるんだとか。気になった方は、ぜひ調べてみてください^^

#絨毯をなぞるように・・・

亀山の尾根までは、曽爾高原に整備された階段をひたすら登っていきます。写真からも、尾根まで道が続いているのがよくわかりますね。登山というよりは、ちょうど良いハイキングコースくらいの登りやすさになっているので気軽に登山を楽しめるスポットです!青い絨毯をなぞるように、秋にはススキを視界いっぱいに感じながら、景色を楽しんで登ってみてください^^あ、見惚れすぎて足を踏み外さないように、ご注意です!(笑)

#亀山、一筋の道。

俱留尊山を目指すには、この綺麗な一筋の尾根を歩きます。人ひとり分くらいの幅の道なので、滑落には十分注意してくださいね。この日は天気も良く尾根と高原がはっきり見えて、巨大な生物の背中を歩いている気分になりました!(笑)

#標高900mの展望広場

亀山の尾根を進むと、標高900mに位置する展望広場にたどり着きます。ここから望む曽爾高原、お亀池は圧巻です!自分たちが歩いてきた道がまるわかりで、この地点でも達成感を感じることができます。この壮大な景色を独り占めしちゃいましょう^^

雲の影もなく曽爾高原の青さが際立った、自慢の一枚です!

ここで一句、
風感じ 青の絨毯 踏みしめる
#駆け出しの詩人たくじろう

#見つめる先には

景色を一望出来そうな岩場を見つけてパシャり。果てしなく広がる緑の海に圧倒されました!皆さんもお気に入りの撮影スポットを見つけてみてください!

地面が写らないように、うま〜く岩場より上を写すことで、まるで崖上の岩場に立っているかのような写真になります。より壮大感や果てしない情景が演出されますよ!

#お日様の下で、高原浴

大自然の中で両手を広げて心地よい風を受けながら深呼吸。何でも出来そうな気持ちにさせてくれる、自然が織り成す特別な時間にどっぷりと浸ってきました!限りなく広がる高原の上に立ち、この絶景を目に焼き付けパワーをたくさんもらうことができました^^

#大パノラマ 

曽爾高原を一望出来るところで記念撮影!バックに映る稜線が何とも美しい...!!景色もくっきり、記憶にもくっきりです!!

こんな景色を見ることができて、自然とにっこり^^写る3人の楽しそうな笑顔が眩しいです!!(自画自賛の嵐)



秋の曽爾高原

秋の山といえば紅葉のイメージが強いと思いますが、秋の曽爾高原にはススキがあります!秋風に揺らめくススキを眺めていると心が癒されます。これだけのススキを一望できるスポットは珍しくないでしょうか?ススキの見頃は毎年10月上旬〜11月下旬頃です。11月下旬頃には黄金色に染まり、とても美しいです。


曽爾高原は非常に風通しが良いため、秋〜冬はかなり冷え込みます。

防寒対策はお忘れなく!

↑こんな感じに歩道の脇には常にススキ達がいます(笑)

ススキは約12mの高さがあり、人よりも背が高く育っている場所たくさんあります。ススキに囲まれながら登山できるスポットは珍しいですよね。歩いていて、とても気持ちも良いです!たくさん写真を撮って思い出を残していきましょう^^

#観光三重特戦隊!ASOBISIA参上!!!

ススキに囲まれ決めポーズ。↑

#ASOBISIA流の楽しみ方

落ちているススキをリュックに装着して登山するのもオススメです(笑) ちょっとしたアイディアで、秋を肌で感じることができます!(笑)ASOBISIA流の楽しみ方の一つです^^

#ススキ好きな人と繋がりたい

#登山ボーイたくじろう

ススキを身にまとい、亀山方面へ向かうたくじろう。↑


ここで一句、

たくじろう ススキをまとい 秋感じる

#じろう川柳

#秋の展望台

展望広場からは夏とは違う黄土色の曽爾高原を一望できます!高い位置から秋風に揺れるススキを見渡すと、大きく揺れる生き物の様にも見えます。美しい!!!風情を感じますね~~

岩場に座ったり腕を組んだりして遠くを見つめるだけで、黄昏れたエモい写真に仕上がります(笑)
ポーズに迷った時は
、ぜひ!

#背中で語るシリーズ

夏と同じ場所でパシャリ。この位置は曽爾高原を最高のパノラマ見渡すことができる、一番の映えスポットだと思います!大自然の風と特別な時間を感じられる特等席なので、ここを訪れた際は、真似してみてください!

#黄金色に染まるススキ

ススキは太陽に照らされると黄金色に染まり、神秘的な空間が作り出されます。約20〜30分の登山でこんなに美しい景色を見られる山は日本でも有数だと思います!

この美しゆえにススキの時期はたくさんの人が訪れるため、早い時間に駐車場が満車になる事もあります。ご注意くださいね!



#目指せ山頂

ここからはススキさんの絶景に一旦別れを告げ、俱留尊山の山頂へ!亀山峠を北上していくと少しずつ木々が生い茂り、ゴツゴツとした岩場が増え、曽爾高原の雰囲気とはガラッと変わります!
※ご注意※
ここまでは山道が整備されており初心者向けの山ですが、ここからは岩場や急斜面となる箇所があり、少し険しい山道が続き難易度が高くなります。初心者の方やお子様連れの方はご注意ください!


登山道をしばらく登り進めると小屋が見えてきて、その小屋を少し越えた所写真の展望スポット、「二本ボソ」が現れます。二本ボソから俱留尊山山頂までの区間は私有地のようで、入山料500円が必要になるのでお忘れなく!


ちなみに二本ボソの由来は、昔二本の大きなホソと言われる木が立っていたからだそうです!

#ちょっと寄り道、イワシのつまみ食い

二本ボソのすぐ傍に「イワシの口」という展望スポットもあります!ただしイワシの口への道は結構な急斜面で崖のような場所だったので、寄り道される際は十分にご注意を。。。!

イワシの口の由来は、・・・ 分かりませんが(笑)、とりあえず写真を撮る際はイワシのように口を尖らせてみましょう!()

#絶景おかわり

写真は再び二本ボソからの景色です!曽爾高原の絶景をたしなんだ後、贅沢に絶景をおかわりしちゃってください!一つ一つの景色それぞれが別腹です()


ここで一句

別腹です 絶景おかわり 二本ボソ

#駆け出しの詩人たくじろう

#ASOBISIA、令和初登頂の瞬間

二本ボソから俱留尊山山頂までは一度少し下ってまた登るようなアップダウンがある登山道になっています。山頂付近は少し急な登りもありますが、焦らずゆっくり登りましょう。

頑張って登り進めた先に、”山頂の看板”を発見!疲れを感じさせない良い写真!(笑)山頂は広めで木のベンチもあったため、ゆったりとした時間を過ごせました!

山頂でご飯も食べて、心も体も満腹です♪


記事を読んでいただきありがとうございました!!!またどこかの山頂でお会いしましょう!!(笑)

令和でも健康で楽しく登山やアウトドアができますように^^



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