三重県の神社・お寺特集!伊勢神宮や椿大神社など福を呼ぶご利益スポット21か所をご紹介します
掲載日:2019.12.12
三重県の福を呼ぶ神社・お寺21か所をご紹介します!
三重県内には、「日本人の心のふるさと」として知られる伊勢神宮や、「頭の守護神」として知られる頭之宮四方神社(こうべのみやよもうじんじゃ)、「女性の願いなら1つはかなえてくれる」といわれている石神さん(神明神社)など、ぜひ訪れてほしい神社・お寺がたくさんあります!
縁結びや安産祈願、交通安全、試験の合格、商売繁盛などご利益もさまざま。
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伊勢神宮 内宮(皇大神宮) (伊勢市)
日本人の「心のふるさと」
伊勢神宮は、太陽にもたとえられる天照大御神を祀る内宮と、衣食住、産業を守護する豊受大御神を祀る外宮の両正宮を中心に125社で成り立っています。
内宮は、皇大神宮は皇室の御祖先であり、国民から総氏神のように崇められる天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています。
内宮の入口である宇治橋をわたり、玉砂利を敷き詰めた長い参道を進むとそこは神域。「心のふるさと」と称される日本の原風景が広がります。
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伊勢神宮 外宮(豊受大神宮) (伊勢市)
日本人の「心のふるさと」
外宮にお祀りされている豊受大御神(とようけのおおみかみ)は、内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)であり、衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。
鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめてやさしい木漏れ日のさす参道を歩くと清々しい気持ちに満ちあふれます。
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多度大社 (桑名市)
北伊勢地方の総氏神として信仰を集める神社
昔から北伊勢大神宮として「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片まいり」といわれてきた古社。商売繁盛、雨乞いの神をお祀りしています。
5月4日・5日の上げ馬神事は少年騎手が2メートル余りの絶壁を駆け上がり、上がった頭数でその年の農作物の豊凶を占うという天下の奇祭です。
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椿大神社【つばきおおかみやしろ】 (鈴鹿市)
みちびきの神をまつる伊勢国一の宮
開運みちびきの神様として知られる猿田彦大神を祀り、全国から参拝者が訪れます。木々に囲まれた厳かな境内には松下電器の創業者・松下幸之助翁寄進の茶室「鈴松庵」があり、流派を問わず広く一般にも開放しています。
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津観音寺 (津市)
東京の浅草、名古屋の大須と並ぶ日本三観音のひとつ
開山は西暦709年で、日本三観音の一つです。本尊は、聖観世音菩薩。歴代将軍家や津藩主藤堂家の祈願所であり、数多くの文化財を有する真言宗の古刹。現在は、庶民の信仰の中心として賑わいます。伊勢の天照皇太神宮のご本地仏である「国府阿弥陀」もあります。
【主な年中行事】
・2月3日:「鬼押え節分会」
・4月1日~3日:「津観音会式」本尊秘仏開帳
・8月9日:「十日観音」 四万六千日功徳日
高田本山 専修寺【たかだほんざんせんじゅじ】 (津市)
三重県初(建造物)の国宝!
高田本山という愛称で親しまれ、親鸞聖人(しんらんしょうにん)の開かれた真宗の本山がおかれています。
この真宗高田派本山専修寺(しんしゅうたかだはほんざんせんじゅじ)は一身田(いしんでん)の地に寺内町を形成すると共に親鸞聖人のひろめられたお念仏を今に伝えています。
御影堂(みえいどう)と如来堂(にょらいどう)の2棟は、平成29年11月28日に国宝に指定されました。建造物としては三重県初の国宝です。
その他の国宝・重文などは宝物館にあります。
結城神社【ゆうきじんじゃ】 (津市)
梅の名所として多くの観客で賑わう
結城神社は後醍醐天皇を奉じて「建武新政」の樹立に貢献した結城宗広公を祀ってあります。ここは古くから結城の森と伝えられ、結城塚とか結城明神とよばれてあがめられています。
結城宗広公の立派な墓碑があり、300本の華麗なしだれ梅でも有名です。
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射山神社【いやまじんじゃ】 (津市)
温泉の神様をまつる森の中の神社
貝石山のふもと、大杉にかこまれた社が射山神社です。その昔、貝石山8合目に祀られていましたが、安土桃山時代に、現在の地に移されたとされています。道を挟んで向い側にある手洗い場「長命水」(別名「榊の井」)は、伊勢神宮での祭礼には、この水に浸した榊の枝を献納する習わしがあったといわれています。
菅原神社(上野天神宮) (伊賀市)
菅原道真を主神とし学業成就にご利益
上野天神の名で知られ、10月の上野天神祭が有名。伊賀上野出身の松尾芭蕉が処女句集「貝おほひ」を奉納しました。通称「天神さん」の愛称で地元の方に親しまれています。
境内にある欅は毎年春と秋の二度に木の芽がたつといわれ、「二度芽の欅」として有名で、市の天然記念物に指定されています。また、江戸中期建造の楼門と鐘楼があり、県の文化財に指定されています。
新大仏寺 (伊賀市)
霊験あらたかな伊賀のパワースポット
鎌倉時代に開かれた古刹。東大寺の大仏さまと同じお姿の4mを超える木造大仏さまや身丈6mのお不動さまをお祀りしております。
また春には桜、5月には青葉、6月には紫陽花、秋には秋明菊やもみじなどの花々が皆様のお参りを御待ちしております。
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大村神社 (伊賀市)
「地震の神様」として参拝者を集める
延喜式にも記されている古社、大村神社は見所たくさんです。地震を防いでくれるという言い伝えがある「要石」、日本三大奇鐘の一つ「虫喰鐘」、入母屋造・桧皮葺で華麗な桃山様式の建築物で、国指定重要文化財の「宝殿」などなど。
この大村神社は、地震の守護神として全国各地からたくさんの参拝客が訪れます。
欄干に並んでいるなまずはお守りの「願掛けなまず」が願いをかなえて奉納されたものだそうです。
春は駐車場の隣にある桜山公園の桜がとてもきれいで、ここから阿保(あお)の町並みが一望できます。
秋祭りは毎年11月2日、3日に行われ、2日の宵宮には三地区の獅子神楽が集い踊りを奉納し。夜遅くまでにぎわっています。3日の例大祭にはなまずの花車や獅子神楽が町を練り歩きます。
東光山 神宮寺 (松阪市)
参拝者が除夜の鐘をついて年を越す
奈良時代 天平二年(西暦730)開創。慈覚大師の一刀三礼彫刻の本尊薬師瑠璃光如来は織田信長も平伏したと伝えられ、鎮守には鎌倉時代の毘沙門天を祀っています。
江戸時代に現在の森本城跡に移築後、大正六年(1917)に再建され、本堂内部大間の天井は156枚の絵をはめ込んだ珍しい絵天井の造りになっています。境内にはぼけ封じの白寿観音、水子子育地蔵、正一位稲荷等が祀られています。
勢州七福神めぐり 毘沙門天札所
東海白寿三十三観音霊場 第11番札所
三重梅花百観音霊場 第34番札所
二見興玉神社【ふたみおきたまじんじゃ】 (伊勢市)
夫婦岩をのぞみ縁結びにご利益あり
御祭神に猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀り、縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益のある神社。
古くより神宮参拝の前に二見浦の海水で心身を清める禊をする「浜参宮」という習わしがあり、現在でもまず神社に参拝し、お祓いを受けてから神宮へ向かう参拝者も多数いらっしゃいます。
境内には、猿田彦大神のお使いとされる二見蛙(無事にかえる、貸したものがかえる)が多数奉納されています。
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金剛證寺【こんごうしょうじ】 (伊勢市)
伊勢神宮の鬼門を守る奥の院
朝熊山の山頂にある空海ゆかりの古刹で、伊勢神宮の鬼門を守る寺としても有名です。
伊勢音頭の一節に「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と唄われており、伊勢神宮へお参りする人々は金剛證寺にも参詣するのが習わしでした。
金剛證寺の創建は欽明時代の御代(6世紀後半)、暁台上人によって開かれたと伝えられています。
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片田稲荷神社 (志摩市)
絵天井が圧巻!海上安全にご利益がある神社
漁業の神として信仰を受ける稲荷神社。
野村訥斎とその弟子たちによって描かれた48枚の格子絵天井が有名。
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皇大神宮別宮瀧原宮【こうだいじんぐうべつぐう たきはらのみや】 (度会郡大紀町)
緑濃い杜に鎮座する「大神の遙宮」
木立のなかの境内には瀧原宮、瀧原竝宮と3つの所管社が御鎮座し、お札やお守りのほか御朱印も受けられます。大内山川が深い渓谷をなす山間にあり、清々しい空気に満ちています。
頭之宮四方神社【こうべのみやよもうじんじゃ】 (度会郡大紀町)
奥伊勢に鎮座する唯一の「あたまの宮」
「あたまの宮さん」と親しく呼ばれる頭之宮四方神社は、建久2年(1191年)平安末期の創建と伝えられ、「頭の守護神」「知恵の大神」として各地より崇敬を集めています。
その名の通り、特に首より上部に関するお祈りをすると、神様の御神助が戴けると言い伝えられています。また、社名の「四方」は東西南北の四つの方角を表し、四方八方に至るまで御神徳が広がる事を意味し、災い除け、災難除けの神様としても信仰されています。
青峰山 正福寺【あおのみねさん しょうふくじ】 (鳥羽市)
海の安全を祈る人々の信仰を集める
青峯山深くに多数の堂宇が点在する真言宗の古刹。海上保安の祈願所として知られます。ご本尊は「鯨に乗った観音様」の伝説に登場する黄金の十一面観音菩薩を祀っています。旧暦の1月18日には盛大な祭りが行われ、海上の安全を祈願する多くの人々で賑わいを見せます。
創建年代:1688~1704
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石神さん(神明神社)【いしがみさん・しんめいじんじゃ】 (鳥羽市)
女性の願いを叶えてくれる
神明神社の境内にある「石神さん」は、海女達の間では古くから「女性の願いなら一つは叶えてくれる」と信仰されており、今では全国から多くの女性の参拝客が訪れます。祈願紙に願い事を1つだけ書き、石神さんの前にある願い箱にそっと入れてお祈りを。
星と格子のマークが刺繍で綴られた、一風変わった魔よけのお守りも人気。星は一筆書きできることから「海女が海に潜っても元の場所へ戻れる」、格子は「魔物の入る隙がない」という意味。
花の窟神社 (熊野市)
日本書紀にも記される日本最古の神社
花の窟は720年(奈良時代)に記された日本最初の歴史書である『日本書紀』の神代第一で「国産みの舞台」として登場しています。この地は熊野三山信仰に先立つ古代からの聖地「窟の熊野」として重要な意味を持っており、まさに日本人のルーツといえる場所です。
歴史書には花の窟から御神宝を本宮大社へ移したことが書かれています。日本書紀に記されている事柄そのままに、今も毎年2月2日と10月2日には、例大祭が行われ、多くの方が参拝に訪れます。
神内神社(子安神社)【こうのうちじんじゃ】 (南牟婁郡紀宝町)
熊野の自然信仰を色濃く残す安産の神社
自然岩の岩窟が社殿となっている神社で、樹叢は県の天記然念物に指定されています。スギやヒノキ、ケヤキなどが生い茂り、巨岩な岩が厳かな雰囲気を漂わせています。別名、「子安神社」と呼ばれ、安産の神様としても有名。