愛され続けて60年余!人気餃子専門店「新味覚」が人気の秘密
掲載日:2023.10.05
三重県四日市市にある餃子の専門店「新味覚」をご存じでしょうか?
地元民だけでなく、四日市を訪れる観光客も多く足を運ぶ人気のお店となっています。
シンプルに餃子を食べるだけでなく、変わった食べ方もまた人気の理由なのだとか。
ここでは、「新味覚」の魅力をたっぷりとご紹介します。
三重県で生まれた老舗餃子専門店「新味覚」
新味覚の誕生はなんと1955(昭和30)年!現在からさかのぼること、なんと68年も前になります。
当時から、餃子一筋を貫いてきた生粋の餃子専門店です。
かつては、桑名店と四日市本店の2店舗で営業していましたが、建物の老朽化も進み、現在は四日市本店のみで営業しています。
現在の新味覚には昔から来店している常連さんも多く、その人気は世代を超えて受け入れられているようです。
長年愛され続けている新味覚の絶品餃子のこだわりとは?
新味覚の餃子は鮮度にこだわっており、その日に販売する餃子はその日の朝に仕込んでいるのだそう。
朝の6時ごろから作りはじめ、作り置き保存はしていません。
具材たっぷりのあんも、独自のレシピで製造されている皮も、すべて一から販売する日の朝に作っています。
そのため、売り切れ次第終了となってしまうのでなるべく早く行くのがおすすめですよ。
鮮度の良いできたてのおいしい餃子が食べられるのも、新味覚のこだわりのひとつです。
コラム
餃子に入っている具材にもこだわり!
餃子に入っているキャベツやニラ、玉ねぎ、卵、豚肉、にんにくなどの具材にもこだわっており、季節や産地によって最適な素材を使用しています。
具材の鮮度にもこだわり続けているからこそ、おいしい餃子が生まれるのです。
メニューは餃子だけ!新味覚本店で、人気の秘密を発見してみた
新味覚が人気の理由のひとつ目は、餃子のみのメニューであること!
お店で食べられるのは、白米やスープなどのつかない餃子のみ。
お腹がいっぱいに満たされるまで餃子が食べられるのも、新味覚ならではの楽しみ方です。
取材当日も、オープン前からすでにたくさんの人がお店の外で待機するほどの人気ぶりでした。
店内はカウンター席のみのシンプルな空間になっています。
お店に入った瞬間、餃子のいい匂いが漂ってきて食欲をそそります。
コラム
麻雀牌が埋め込まれた遊び心あるカウンター席
カウンター席には麻雀牌が埋め込まれており、ひとつ揃うとあがりになるテンパイの状態に。
餃子が焼きあがるまでの時間を、考えながら過ごしてもらえる工夫がされていました。
遊び心ある工夫も、新味覚が人気の理由になっています。
特製きざみにんにくとの抜群のコンビネーション
麻雀牌を眺めて待っていると、できたての餃子が出てきました。表面はパリッと、食べるともちもちした食感がたまりません。
そのまま味わうのもおすすめですが、新味覚ではさらにおいしく餃子を楽しめる「特製餃子のタレ」と「特製きざみにんにく」を用意しています。
特製きざみにんにくは、新鮮なにんにくをラー油に漬け込んだもの。
特製餃子タレにたっぷり加え、餃子にしっかりつけて食べると病みつきになるおいしさでした。
その日の気分に合わせて、好きな量をブレンドして食べられます。
牛乳との相性抜群!『餃子×牛乳』の変わったおすすめの食べ方
新味覚の餃子のおすすめの食べ方は、「牛乳を飲みながら一緒に餃子を食べること」です。
「本当に合うの…?」と半信半疑で試してみると、その相性の良さは目からうろこでした。
この食べ方は、にんにくの口直しとして口の中をマイルドにすることが発端となっており、『餃子×牛乳』の食べ方自体にも60年余りの歴史があるのだそう。
コラム
牛乳は三重県代表の大内山牛乳!
牛乳は三重県の学校給食でも親しまれている「大内山牛乳」。
カウンターに並ぶお客様のほとんどが、次から次へと牛乳を注文していました。
多い時には100本以上の牛乳が売れることもあるそうで、今では新味覚の定番のおすすめの食べ方になっています。
おかわりの注文方法も独特
席に座ると何も注文しなくても1人前の餃子が提供されますが、おかわりをしたい時の注文方法も独特です。
食べ終わった空皿をカウンターの上にのせることで次の餃子がやってきました。
店員さんに声をかけなくてもおかわりができる、コロナ禍でも安心しておかわりができる注文方法です。
餃子を食べた皿数につき点棒1本がカウンターに置かれるので、たくさん食べた人でも何皿食べたか分からなくなる心配がありませんよ!
お持ち帰りもできて、お家でお店の味が楽しめる!
新味覚の餃子はお持ち帰りができるので、自宅でも美味しい餃子が楽しめます。
「生餃子(980円/2人前)」と「焼き餃子(510円/1人前)」があり、お持ち帰り用の餃子ももちろんその日に作られた新鮮な餃子です。
外のお持ち帰り専用の窓口から注文すると、中の店員さんが素早く用意してくれます。
コラム
持ち帰り用にも「特製きざみにんにく」を!
餃子と一緒に食べたい「特製きざみにんにく」も購入可能。
家でもにんにくをたっぷりとつけて、新味覚の餃子を堪能することができました。
社長の川北さんに聞く、新味覚の魅力
今回気さくに取材に応じてくださったのは、3代目代表取締役社長の川北さん。
地元の方はもちろん、四日市に訪れる観光客にもぜひ足を運んでいただいて、新味覚の絶品餃子を食べて行って欲しいと語ってくださいました。
最近では全国各地へのネット販売でも多く売り出されており、通販の餃子もその日に製造した鮮度抜群の餃子をお届けしているのだそう!
贈答用としても人気のようなので、手土産にもぴったりですよ。
新味覚へのアクセス
【住所】三重県四日市市久保田2丁目10-1
【営業時間】11:30~売り切れ次第終了
【定休日】月曜日、第2月曜日 翌火曜日(連休)、第3月曜日 翌火曜日(連休)
【アクセス】電車:近鉄「四日市駅」より徒歩約18分、車:東名阪自動車道「四日市IC」より約15分
【公式サイト】https://www.shinmikaku.com/