秋の山に現れる「赤いヒツジ」!?秋の竜ヶ岳登山のレポート記事を公開しました!
掲載日:2024.11.11
まもなく紅葉シーズン!紅葉を見に行くお出かけの計画はしていますか? 鈴鹿山脈にも着々と秋の訪れを告げるように紅葉が始まっています。今回は、鈴鹿セブンマウンテンの1つである竜ヶ岳に、秋になると「赤いヒツジ」が現れる?!とのことで、実際に訪れたレポート記事を公開しました!
鈴鹿セブンマウンテン・竜ヶ岳とは?
三重県と滋賀県の県境に走る「鈴鹿山脈」。その鈴鹿山脈の主要な7つの山を「鈴鹿セブンマウンテン」と総称しています。
北から順に、藤原岳・竜ヶ岳・釈迦ヶ岳・雨乞岳・御在所岳・鎌ヶ岳・入道ヶ岳とあり、竜ヶ岳は鈴鹿山脈の中央に位置しています。
標高は1099m、山頂一帯がなだらかな平原となっていて、360°のパノラマで景色を楽しむことができます。近年は、トレイルランニングの大会も開催されており、登山者だけでなく、トレイルランナーも竜ヶ岳を楽しみに来ています。
コラム
鈴鹿セブンマウンテン 7つの山
・御在所岳(1212m)
三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市の境にある鈴鹿山脈の主峰の山。日本二百名山、関西百名山にも選定されています。世界的規模を誇るロープウエイが山頂に通じていて、観光客にも人気のある山です。
・藤原岳(1140m)
三重県いなべ市と滋賀県東近江市との境にあり、日本三百名山及び関西百名山、花の百名山にも選定されています。花が咲く春には多くの登山者が訪れます。
・鎌ヶ岳(1161m)
三重県三重郡菰野町と滋賀県甲賀市にまたがる山。関西百名山にも選定されています。鋭くとがった山の形が特徴、ロッククライミングで有名な山です。
・竜ヶ岳(1099m)
三重県いなべ市と滋賀県東近江市の境、鈴鹿セブンマウンテンの中央に位置しています。山頂一帯がのびやかな稜線をしているのが特徴で、360°の展望を楽しみながら登山ができます。
・入道ヶ岳(906.1m)
三重県鈴鹿市に位置する山、近畿百名山に選定されています。椿大神社(つばきおおかみやしろ)の御神体で山頂に白い大きな鳥居が祭られています。
・釈迦ヶ岳(1092.2m)
三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市の境に位置します。山頂が突出していない形をしており、釈迦の寝姿に似ていることから山名が付けられたといわれています。
・雨乞岳(1238m)
滋賀県東近江市と同県甲賀市の境にある山、鈴鹿山脈の中で第2の高峰です。山頂には「大峠ノ沢」と呼ばれる小さな池があり、古くから雨乞信仰の対象として登山拝されており、それが山名の由来となっています。
竜ヶ岳へのアクセス情報 駐車場はあるの?
竜ヶ岳へは、車で東海環状自動車道「大安IC」から約15分、東名阪自動車道「桑名IC」からは約35分でアクセスできます。「歓迎 鈴鹿国定公園 宇賀渓」のアーチが目印です!
駐車場は125台完備しており、1日あたり普通車500円、二輪車は200円で利用ができます。宇賀渓観光案内所「竜のコバ」や登山道にも近く、駐車場敷地内にトイレも設置されています。
※満車の場合は臨時駐車場(徒歩5分ほど)へのご案内となります。
コラム
宇賀渓観光案内所「竜のコバ」とは?
竜ヶ岳・宇賀渓に来たらぜひ「竜のコバ」へお立ち寄りください! 竜のコバは、宇賀渓観光協会が運営しており、観光情報はもちろんのこと、トイレ・休憩スペース・カフェスペース・物販スペースがあります。 竜のコバは、駐車場ゲートを入って右手にあります!
※休憩スペースの写真は、2024年5月時点の写真です。現在、施設内の観光情報の掲示物がリニューアルのため、一部準備中となっています。
山に「赤いヒツジ」って、ヒツジが放牧されているの??
「赤いヒツジ」の正体は、「シロヤシオ」というツツジ科の植物です。 日本の高山地帯、 山の斜面や岩場に生息し、5〜6月にかけて白い花が咲きます。秋には葉が赤く染まり、きれいな紅葉を楽しめます。
竜ヶ岳は、全国的にも珍しくシロヤシオが高原のような稜線に多く自生しています。花の満開時や紅葉シーズンになると草原に大群の羊が現れたような光景になり、「白いヒツジ」「赤いヒツジ」に会いに、登山者が訪れるのです。
竜ヶ岳の「赤いヒツジ」はどのあたりにいるの?詳細はレポート記事で
レポート記事では、気になるシロヤシオの紅葉状況はもちろん、竜ヶ岳の登山ルートや秋登山のポイントについても掲載しています。 ぜひ、レポート記事もチェックして秋の竜ヶ岳登山の計画をしてみてはいかがでしょうか?