【紅葉の名所】天開山泰運寺の見所を紹介!駐車場・アクセス方法も解説
掲載日:2022.02.15
天開山泰運寺は松阪市飯高町の波瀬地区にある寺院で、子授けの観音様として親しまれています。秋は美しい紅葉が広がり、松阪を代表する秋の名所の1つです。そんな泰運寺の見所や撮影ポイントをご紹介!
三重を撮る写真家「ふがまるちゃん」と相方の「ちゃむ」が三重をもっと好きになる情報をお届け。今回は「天開山泰運寺」をテーマにした記事です。
▼ 目次
天開山泰運寺とは
天開山泰運寺(てんかいざん たいうんじ)は松阪市飯高町の波瀬(はぜ)地区にある寺院で、標高400〜500mの山の中腹に位置します。
境内は大自然に囲まれており、春は桜とシャクナゲ、夏は新緑、秋は紅葉と、四季折々の景観を楽しむことができます。
ふがまる 泰運寺の開山は1740年で、子授けの観音様として親しまれています。
県の有形文化財「八角銅鐘」
境内にある八角形の銅鐘「八角銅鐘(はっかくどうしょう)」は高さ2.65m・口径1.35mの大鐘で、三重県の有形文化財に指定されています。
鐘の上部には8頭の龍の装飾が施され、各面には法華経(ほけきょう)が1巻ずつ、計8巻総字数69,384文字が刻みこまれています。
秋は八角銅鐘を囲むように紅葉が広がり、上品で美しい秋景色を堪能できます。
ちゃむ この記事では泰運寺の紅葉の時期や見所を詳しく紹介します。
アクセス方法
泰運寺は国道166号沿いにある参拝路を通ることで境内にアクセスできます。
参拝路の入口には「子安観音 大黒天」と書かれた看板があり、付近の道路には「天開山泰運寺」の道路標識があるので、それらを目印にすると参拝路を見つけやすいです。
参拝路は道幅が狭く、ゆるやかな坂道となっているので、対向車に注意しながら慎重に移動しましょう。約5分ほどで参道の入口付近に到着します。
紅葉の見頃を迎えると交通量が増えて道が混み合う可能性があるため、混雑を避けたい場合は早朝か平日に行くのがオススメです。
駐車場の場所
駐車場は参道の入口付近に7台、本堂付近に2台あり、どちらも車椅子用の駐車区画があります。
参道の入口付近の駐車場にはトイレがあり、乳児用と車椅子用のトイレも併設されています。
ちゃむ 山の中腹という立地ながら、バリアフリートイレがあるのは嬉しいですね。
本堂までは約130段の石段を登る必要があるのですが、道中には美しい自然が広がります。
ゆっくりと散策したい方は、参道の入口付近に駐車するのがオススメです。
ちゃむ 参道を歩いていると、小鳥のさえずりや川のせせらぎが聞こえてきて、とっても癒されました♫
紅葉の時期や見所
泰運寺の紅葉は11月中旬〜12月上旬まで楽しむことができ、参道、八角銅鐘、本殿の周辺に紅葉が広がります。
2021年11月17日に訪れたときは八角銅鐘の紅葉が見頃のピークを迎え、参道の紅葉は落葉していました。
本殿の紅葉は色づき始めの箇所があったので、場所によって見頃のバラツキがあるようです。
参道は紅葉だけでなく、大イチョウもあり、彩り豊かな秋景色を満喫できます。
ふがまる 境内の至るところで秋を感じられるのが泰運寺の魅力です。
オススメの撮影スポット
泰運寺で綺麗な紅葉を撮影できる場所をご紹介!境内はとても広いので、いろんな視点で撮影を楽しめますよ。
① 紅葉のレッドカーペット
紅葉の見頃がピークを迎えると、落葉した紅葉が地面を埋め尽くし、天然のレッドカーペットが出現します。
境内のいろんな場所で見られますので、地面にも視線を向けて紅葉狩りを楽しんでくださいね。
② 八角銅鐘
上記写真は八角銅鐘の手前で撮影したものです。Googleの画像検索で「泰運寺」と検索すると、これと似たような画像がたくさんヒットするので、定番の構図になります。
立ったままの視点で撮影するとこのような写真が撮れるのですが、視点を少し変えた写真がこちら↓
真っ赤な紅葉に包まれるような世界観になり、先ほどの写真よりも紅葉と青空が広大に映りました。この写真はしゃがんだ姿勢で八角銅鐘を見上げて撮影しています。
違うアングルからの写真をもう1枚。今度は参道から八角銅鐘を撮影しました。
先ほどの写真では見えなかったイチョウの木が背後に映り、赤・オレンジ・黄色の紅葉グラデーションがとても美しい光景です。
ちゃむ 境内を歩き回って、自分の好きなアングルで八角銅鐘を撮影しましょう♫
③ 池 × 鯉
本殿の近くには池があり、紅白の鯉が優雅に泳いでいます。その様子を撮影した写真がこちら↓
水面に落ちた紅葉と、その間を泳ぐ鯉の姿は絵に描いたような美しさ!鯉と紅葉の相性がピッタリなのを実感できます。
ふがまる いろんな視点で鯉の観賞を楽しんでみてください。くれぐれも、池には落ちないように...
④ 手水舎
池の近くには手水舎があり、秋は水面に紅葉が浮かびます。この光景を名付けるとするなら、「花手水」ならぬ「紅葉手水」でしょうか。
水面に浮かぶ紅葉もあれば、沈む紅葉もあり、その光景がなんとも美しい!手水舎と紅葉が一体化したアートの様に見えます。
最寄りの美味しいグルメ
最後に、最寄りの美味しいグルメをご紹介!場所は波瀬駅(はぜえき)で、泰運寺から車で約15分の距離にあります。
A5ランク・松阪牛丼 1,360円
波瀬駅ではA5ランクの松阪牛を使用した豪華な牛丼を食べることができ、柔らかい肉質とジューシーな味わいがやみつきの美味しさなんです!
ふがまる 松阪牛を使用しているだけあって価格は普通の牛丼の倍以上ですが、お値段以上の美味しさに大満足でした♫
お食事メニューには松阪牛丼のほか、波瀬の鹿肉丼(¥1,430)やジビエカレー(¥1,300)、伊勢うどん(¥520)などがあり、この地域ならではのグルメを味わえます。
お食事メニューは11〜13時半までの提供になるため、午前中に泰運寺を満喫して、ここで昼食をとるのがオススメの観光プランです。
昼食後は、道の駅 波瀬駅のすぐ近くにある吊り橋を渡って、綺麗な川を見に行きませんか?
奥香肌峡(おくかはだきょう)の渓谷美を間近で観賞できますよ。
波瀬駅の情報
- 住所
- 〒515-1725 三重県松阪市飯高町波瀬148
- 営業情報
- 10:00~16:00
- 電話番号
- 0598-47-0828
- 定休日
- 水曜日(祝日の場合は営業、その翌平日休み)、12/31~1/1
- 公式サイト
- https://www.iitakaeki.com/facilities/category/haze/
- 車でのアクセス
- 伊勢自動車道・松阪ICから国道166号経由で約80分
いかがでしたでしょうか
泰運寺は街から離れた大自然のロケーションなので、日常の喧騒を忘れられる物静かな場所です。
澄んだ空気を全身に浴びて、心身ともにリフレッシュしませんか?
天開山 泰運寺の情報
- 住所
- 〒515-1725 松阪市飯高町波瀬631番地
- 車でのアクセス
- 伊勢自動車道「松阪IC」から車で約1時間
- 駐車場
- 15台(無料)
- 紅葉の時期
- 11月中旬〜12月上旬
- 公式サイト
- https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/kanko/hazetikuosusume.html
松阪市の絶景・写真映えスポット
泰運寺のある松阪市には絶景や写真映えする観光スポットが盛りだくさん!四季折々の美しい景色が広がる松阪市へ写真を撮りに行きませんか?
松阪市の絶景と写真映えするスポットを記事で紹介中です↓
ふがまるちゃん&ちゃむについて
ふがまるちゃん(左側)
三重を撮る写真家としてTwitter・Instagramで活動中。2017年から地元三重の撮影を始め、2018年に著書「三重のええとこ写真集」を自費出版。三重県の写真を無料配布する三重フォトギャラリーを運営。三重の飲食店を中心に取材を行うサイト三重のええとこ巡りも運営中。所持カメラはEOS 6D・EOS RP。
ちゃむ(右側)
ふがまるちゃんの相方。ローアングル撮影を得意とし、独特の世界観で風景を切り撮る。ふがまるちゃんの撮影アシスタントとして2020年から共に行動し、風景写真のモデル役。TwitterとInstagramで三重のええとこを発信中。所持カメラはα7iii。
リアン(犬)
2021年5月に家族入りしたパピヨン。猫じゃらしが大好きで、猫みたいな遊び方をする不思議な犬。三重県で犬と楽しめるスポットを満喫中。
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