黄色の絶景「菜の花」や、流れるように咲く白い「ユキヤナギ」!春の斎宮の魅力を完全解説!!

掲載日:2022.03.26

三重県多気郡明和町に所在する史跡「斎宮跡」
歴史あるこの場所で、菜の花や梅、ユキヤナギといった春の花が次々に見頃を迎えます。
今回は明和町の新たなフォトスポットとして誕生した「斎王の庭」も一緒にご紹介します!

◆記事作成:ハナチロ
伊勢市で生活するやんちゃ娘とワガママ息子のパパ。
親バカ気味(笑)で子どもが写りこむ写真が増えがちですが、元気に、楽しく、可愛く?をモットーに活動中!

実際に家族でお出かけした中で、是非おすすめしたい三重の魅力を発信しています。

※掲載写真には2021年に撮影されたものが含まれます。

斎宮跡とは

斎宮とは、伊勢市と松阪市の間に位置する明和町に所在し、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えた「斎王」の宮殿があった町です。
幻の宮とされる斎宮跡には現在、「斎宮歴史博物館」や「さいくう平安の杜」等の関連施設があるだけでなく、四季を感じる花の名所ともなっています。

今回は、春に咲く人気の菜の花以外にも、真っ白に揺れながら咲く「ユキヤナギ」や新しいフォトスポットである「斎王の庭」など、斎宮跡の春の魅力を凝縮してお伝えします!

菜の花

まず最初にご紹介するのは、春の斎宮跡のシンボルともなっている「菜の花」。

斎宮跡では、春になると史跡の至るところに大小さまざまな菜の花畑が出現するんです!

※例年3月上旬から4月頃に見頃を迎えます。

斎宮の菜の花畑の魅力は、なんといってもすぐ横を近鉄電車が走り抜けること!

休日になるとたくさんの人が撮影に訪れています。

青空や電車と一緒に写すのが鉄板の構図ですが、個人的には上からのアングルで菜の花畑を撮影するのもオススメです。

春の陽ざしに照らされた菜の花と、若々しい新芽が芽吹く草の緑との対比がなんとも鮮やか!

夕暮れ時、落ち着いた色合いの菜の花畑も素敵です。

朝晩はまだ寒いので、出かける際は温かい服装でお出かけください。

斎宮跡の線路沿いに当時の斎宮跡を再現した広い復元道路が整備されています。
この道路に車両は侵入できないため、子どもたちも安心して遊ぶことができます。

電車にかけっこを挑んでいましたが、あっけなく負けていました(笑)

ユキヤナギ(雪柳)

次にご紹介するのは、空を流れるように真っ白に咲くユキヤナギ。
春に枝垂れのような枝ぶりで雪の様に白く咲く低木です。

春に咲く花として人気の桜や菜の花と比べると知名度は低いですが、ユラユラと揺れながら咲き乱れる白い花も春だけにしか見られない特別な光景なんです!

ユキヤナギの見頃は例年3月下旬頃から4月上旬頃です。

一斉に開花を迎えると、斎宮駅前にある「いつきのみや歴史体験館」が白い雪のような花でふんわりと包まれます。

ユキヤナギは花丈が1~2メートルと低いため、子どもが木の下に座るだけで雪のように降り注ぐ花に埋もれているような幻想的な一枚になります。

特に小さなお子さまやワンちゃんなどのペットを簡単に可愛く撮ることができるので、とてもおすすめです!

夕方になると、夕陽でユキヤナギが煌めきます。

ユキヤナギの開花時期は比較的短いため、いつきのみや地域交流センターのホームページなどで開花状況をチェックすると見頃を逃さずに楽しむことができます。

個人的にイチ押しの花であるユキヤナギを、ぜひ見に来てください!!

斎王の庭「空と風の花ばたけ」

斎王の庭とは、約1200㎡の敷地に2.3万ポットもの鮮やかな花が咲き乱れる新スポット。
2021年の冬にボランティアの皆さんの活動によりビオラやパンジーなどの苗植えが行われ誕生したもので、花畑は明和町の歴史がデザインされているんだとか。

設置された展望デッキから全体を見渡すことができ、夜空や虹、十二単をイメージしたデザインを望むことができます。

我が子たちはテンションが上がりすぎたのか、なんともいえない踊りを披露してくれました(笑)

私が撮影した2022年3月の花畑は「斎王の庭シリーズ第1弾」となっており、2022年5月から11月には「斎王の庭シリーズ第2弾」が予定されています。

思わず踊ってしまう?ほど美しい「斎王の庭」の第2弾も楽しみです。

梅林

斎宮跡には、紅梅や白梅が咲く梅林もあり、見頃は例年1月下旬から3月上旬となっています。

この他にも3月下旬から4月中旬には桜が見頃を迎えるので、斎宮跡ではまさに春に咲く花をまとめて楽しむことができるんです!

天気の良い日は、春の魅力がつまった斎宮跡へ!

春の斎宮跡のご紹介は以上になります。

他にも斎宮跡では、夏の花しょうぶや秋のコスモスも人気で、春とは違った風景を楽しむこともできますよ。

「近鉄斎宮駅」に隣接していて、無料駐車場も整備されているためアクセスも抜群ですよ。

今年の春はぜひ、天照大神に仕えた斎王が過ごした王朝ロマンの地「斎宮」でお花見を楽しんでみてください!

名称

国史跡斎宮跡

住所
〒515-0321 多気郡明和町斎宮
電話番号

0596-52-7138

公共交通機関でのアクセス

・近鉄山田線「斎宮駅」から徒歩ですぐ

車でのアクセス

・伊勢自動車道「玉城IC」から車で約15分

記事で紹介できていないスポットや写真については、私のインスタグラムにも投稿していましので、良かったら覗いてみて下さい!
この投稿をInstagramで見る

ハナチロ(@hana__chiro)がシェアした投稿

今後も、みえ旅カメラ部として記事を投稿していきますのでよろしくお願いします。

秋の斎宮跡のコチラ♪
歴史と秋風感じる絶景!斎宮のコスモス畑をご紹介!

過去の記事はコチラ♪
https://www.kankomie.or.jp/season/287.html

Page Top