紅葉シーズン到来!初心者でも登れる鈴鹿セブンマウンテン「藤原岳」の魅力をご紹介!

藤原岳は、四季折々の美しい風景が楽しめる人気の登山スポットです。標高1,144メートルの山頂からは、360度のパノラマビューが広がり、晴れた日には遠くの山々や美しい琵琶湖が一望できます。初心者から経験者まで幅広い登山者に優しいコースが整備されており、豊かな自然の中で心身をリフレッシュする絶好の機会を提供してくれます。本記事では、藤原岳の大貝戸登山ルートの見どころと天狗岩への登山の注意点などを詳しくご紹介します。あなたの次の冒険をこの山で体験してみませんか?

記事制作/みえ旅アンバサダー ASOBISIA

▼ 目次

藤原岳とは?

・登山レベル:★★☆☆☆

・標高:1,144m

・往復登山時間

 大貝戸コース:約6時間

・アクセス

東海環状自動車道「大安IC」から11.1km(約20分)

東名阪自動車道「桑名IC」から21.4km(約40分)

名神高速道路「関ヶ原IC」から24.3km(約35分)

藤原岳は三重県に位置し、標高1,144mを誇る美しい山です。四季折々の風景が楽しめるこの山は、春には色とりどりの花々、夏には緑豊かな森林、秋には鮮やかな紅葉、冬には静かな雪景色が広がります。初心者から中級者まで利用できる多様な登山ルートが整備されており、家族や友人と共に安全に楽しむことができます。山頂からは鈴鹿山脈や琵琶湖を一望できる絶景スポットです。また、フクジュソウやセツブンソウの群生地で「花の百名山」にも選定されています。

【登山するにあたって注意しておきたいこと】
登山は自然を相手にするので、不確定な要素、予期せぬ事態が起こる可能性が十分あります。準備をしっかりと、余裕を持った計画をして楽しみましょう。

① 登山をする際は時間に余裕をもって行動し、自分の経験や体力に見合った山を選んで出かけましょう。
② 事前に登山計画を立て、当日までに最寄りの警察署か登山ポストに登山届を出しましょう。当日は地図やコンパスなども忘れずに。
③ 熊やスズメバチなど、危険な野生動物と遭遇する可能性があります。クマ鈴など対処できる装備を持参しましょう。
④ 事前に気象情報を確認した上で行動しましょう。山は気候の変化が激しいです。雨具をはじめ、急な気温の変化にも対応できる服装を用意しましょう。
⑤ 水分や携帯食を持参し、熱中症対策と適度な休憩を心がけましょう。
⑥ 冬場に登頂する際はアイゼンなどの雪山の登山道具を必ず持参しましょう。麓に雪が無くても山頂付近に雪や氷が残っている可能性があります。

駐車場

藤原岳の大貝戸ルートの駐車場は2箇所あります。

今回は西藤原小学校前の駐車場を利用しました。

・藤原岳大貝戸登山口駐車場

駐車台数:40台程度

料金:無料

・西藤原小学校前の駐車場

駐車台数:80台程度

料金:300

大貝戸ルートからスタート

■8:00

西藤原小学校前の駐車場から徒歩10分程度で大貝戸ルートの登山口に到着します。大貝戸ルートの登山口で登山届けを提出することができます。登山届けを提出することで、万が一の事故や遭難が発生した際に、迅速に救助活動が行えるようになります。必ず届け出を行うようにしましょう。また、登山口前にトイレもありますので登山前に利用することをお勧めします。

登山を開始してすぐに神武神社があります。登山の安全を祈願して参拝するのもよいですね。

序盤は木々に囲まれた道を進んでいきます。木々に囲まれた道を歩くと、心身ともにリフレッシュされる感覚が得られます。序盤は体力を消耗しやすいため、自分のペースでゆっくり進んでいきましょう。

■8:30

3合目に到着しました!登山道の看板に記載されている「○合目」は、登山者が自分の位置や進行状況を把握するための大切な指標です。藤原岳では2~9合目の看板表示があります。

道中、幅が狭い道も歩きます。狭い道では足元に注意を払い、転倒しないよう慎重に歩きましょう。

■8:45

4合目は広いスペースになっており、リラックスして休憩を取ることができます。荷物を広げたり、食事を楽しんだりするのにも便利です。

木々の間から差し込む光が、幻想的な模様を作り出し、神秘的な雰囲気を醸し出します。

■9:00

5合目です。5合目は山頂までの中間地点にあたります。

登山では序盤に急な上り坂が多く、体がまだ十分に温まっていないため、息が上がりやすいです。5合目辺りから徐々に息も落ち着いてきました。

■9:15

7合目です。息も落ち着いてきて、徐々に登山メンバーの表情にも笑顔が出てきました(笑)

■9:30

8合目です。8合目は大貝戸ルートと聖宝寺ルートの合流地点になっています。8合目も広いスペースになっているため、休憩には最適なポイントです。

8~9合目の間には小さな橋を渡る場所もありますので、より一層、注意して進みましょう。

■9:45

9合目です。9合目からは、周囲の景色が一層開け、晴れた日には、鈴鹿山脈や伊勢湾の美しい風景を楽しむことができます。

■10:00

藤原岳の美しい山頂が見えてきました!山頂が見えてくると疲れが吹き飛びます。

藤原岳山頂と天狗岩方面への分岐点にトイレが設置されています。登山道中でのトイレはここだけですので利用しましょう。

山頂直前に急な斜面があり、体力を奪われます。登山メンバーに励ましを伝え、共に進む気持ちを強めましょう。

藤原岳山頂

■10:20

標高1,144mの藤原岳山頂に到着しました!山頂には「藤原岳」と記載された看板がありますので、看板の前で記念撮影をしましょう。

藤原岳山頂からは鈴鹿山脈を眺めることができます。藤原岳と同様に鈴鹿セブンマウンテンに選定されている御在所岳や釈迦ヶ岳も見えています。

眺める景色は、仲間と共に登ったからこそ味わえるものです。「見て、あの風景!」と共有することで、喜びや感動が倍増します。共に過ごした時間が、より一層特別なものに感じられます。

続いて天狗岩に向かいます。天狗岩までは石灰岩が多く見られ、三重県の山では珍しい、カルスト地形が続いています。

藤原岳はその優雅なシルエットが際立ち、遠くからでも一目で魅了されます。

天狗岩

■11:00

標高1,165mの天狗岩に到着しました。藤原岳山頂から40分程度かかりました。看板の前で天狗ポーズをして記念撮影しましょう!

天狗岩からは周囲の山々や谷を一望できます。藤原岳山頂からとはまた違った美しい景色が広がっています。藤原岳を訪れた際は、合わせて天狗岩にも行くことをお勧めします。

いかがでしたでしょうか?

2024年の紅葉シーズンも間近。藤原岳と天狗岩を訪れて、豊かな自然を満喫してください。他にも三重県の登山に関する記事を掲載していますので、是非、参考に登山を楽しんでください!

 

 

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