伊賀市の歴史ある城下町や街並みを巡る。伊賀のいいモノに出会う街歩き旅に出かけよう!

2025年夏、伊賀市が推進する「にぎわい忍者回廊整備事業」の一環として、伊賀流忍者体験施設や旧上野市庁舎をリノベーションした宿泊施設がオープンし、ますます盛り上がりを見せる予感!そんな伊賀市には、伊賀上野城の城下町や歴史を感じる街並みが広がり、伝統ある老舗から新しいお店まで街歩きを楽しめるスポットがたくさんあります。

にぎわい忍者回廊とは

伊賀市

市指定文化財である旧上野市庁舎をリノベーションした新図書館や、伊賀流忍者体験をテーマとした新しい忍者体験施設が整備され、伊賀市の新たな見どころの一つとなる「にぎわい忍者回廊」。
新図書館は、図書館の他にカフェや観光案内、物産販売に加え、宿泊も可能。日本で唯一の宿泊機能が備わった公共図書館が誕生すると、注目度が高まっています!(図書館機能は2026年春にオープン予定)

今回は、そんな新施設の誕生が楽しみな伊賀市を、三重県出身のタレント かざりさんと街歩き!
伊賀上野城やその城下町をはじめ歴史情緒溢れる街並みを散策し、そこで出会った素敵なお店にも立ち寄りました。
歴史・伝統と新しさが混じり合った、見どころ満載の伊賀の旅をレポートします!

伊賀のシンボル 伊賀上野城

伊賀市

伊賀市の中心地、上野公園にそびえる「伊賀上野城」。江戸時代、築城の名手である藤堂高虎によって造られ、日本百名城にも選ばれています。
高さ30メートルに及ぶ内堀の石垣は日本有数の高さを誇り、外観の白く美しい城郭から「白鳳城」とも呼ばれる、まさに伊賀市のランドマーク的存在です。

自然豊かな上野公園内を散策するのも楽しみの一つ。
石垣の上からは伊賀のまちの景色が一望できるほか、春は桜の名所としても知られています。

名称

伊賀上野城

住所
〒518-0873 伊賀市上野丸之内106
電話番号

0595-21-3148

料金

大人600円(500円)
小人300円(250円)
( )内は、30名以上の団体料金

営業時間

9:00~17:00(入館は16:45まで)

休日

年末(12月29日~12月31日)

駐車場

周辺に約500台あり(有料)

公共交通機関でのアクセス

・伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩約8分

車でのアクセス

・名阪国道「上野東IC」から車で北へ約10分
・名阪国道「中瀬IC」から車で西へ約10分

伊賀流忍者の街を散策

伊賀市

伊賀上野城の周辺には伊賀の歴史や伝統にまつわるスポットが多く集まっていますが、中でも今回は、伊賀上野城のお膝元である城下町へ。
城下町は「三重の小京都」とも呼ばれ、その直線的な道は、江戸時代、藤堂高虎によって城下町に施された碁盤目状の町割りが戦火や震災などに遭わずそのまま残されていることからきています。

伊賀市

城下町へ向かう途中、上野市駅前の広場には、伊賀市出身の俳聖 松尾芭蕉の銅像も。

「子どもの頃に伊賀上野城などに行ったことはあったのですが、伊賀の街を散策するのは初めて!とても楽しみです」とかざりさん。
早速、伊賀の街へと繰り出します!

忍者のトリックアートパネルで記念撮影

伊賀市

伊賀の城下町を歩いていると、忍者のトリックアートパネルを発見!
伊賀市は「伊賀流忍者」の発祥地として名高く、市内には、伊賀流忍者にまつわるスポットや伊賀流忍者をモチーフとしたオブジェなどがあちこちに点在していて、それらを探しながら街歩きをするのも楽しみ。

忍者のトリックアートパネルは城下町随所で出会うことができ、それぞれ異なったデザインはどれも臨場感たっぷり。忍者の世界に飛び込んだような一枚が撮影できます。

 

伊賀市

他にも街中には、小さな忍者の形をした瓦が民家の屋根の上に潜んでいたりと、思いもしないところに伊賀らしさが散りばめられていて、どれも発想がユニーク!

センスを感じる伊賀流忍者のお土産をチェック

伊賀市

忍者の街として知られる伊賀市ですが、近年、忍者をモチーフとした斬新なお土産アイテムが注目を浴びています。
訪れたのは、上野公園から徒歩すぐにある、2021年にオープンした「伊賀の京丸屋(きょうまるや)」。

 

伊賀市

店内には、伊賀流忍者をモチーフにしたアパレルや雑貨がたくさん並んでいます。
「伊賀の京丸屋」代表・デザイナーである淺野さん。関東在住であった頃、観光で訪れた伊賀市に対し、観光、お土産物ともに物足りなさを感じたといいます。
「忍者は外国人からも人気が高いのに、忍者に関するお土産は子ども向けのものが多いことが疑問でした」と、アパレル関係で勤めた知識と経験を活かし、新たな“忍者土産”ブランドを立ち上げました。

 

伊賀市

淺野さんがデザインを手がけた忍者デザインのスカジャンやアロハシャツなどには伊賀市の伝統工芸である「伊賀くみひも」があしらわれるなど、細部にも伊賀らしさが光っています。
「伊賀くみひもを取り入れたデザインは他になく、人と被らない物が好きな私には刺さります!」と、かざりさん。どれもこだわって作られた商品をあれこれ手に取って楽しみました。

名称

伊賀の京丸屋

住所
伊賀市伊賀市上野丸之内126-1
電話番号

0595-51-6138

営業時間

11:00~16:00

休日

毎週月曜日・火曜日

駐車場

古き良き伊賀と新しい伊賀を感じる

新天地商店街・新天地Otonariを歩く

さらに伊賀の街並みを歩いてみると、歴史情緒を感じる風景の中に、新しいお店が集まるエリアも。

伊賀市

その一つが、上野市(忍者市)駅の目の前にあるアーケード商店街「新天地Otonari」。にぎわいを見せた時代から一時はシャッター街となっていた新天地商店街ですが、現在はコーヒースタンドやバル、雑貨店、美容室、フォトスタジオなど新たな店が軒を連ね、ノスタルジックなアーケード街に新たな見どころを作り出しています。

一方で、昔ながらのレトロな趣が残るお店も数多くあり、古さと新しさ、二つの表情を楽しめるのが伊賀の街歩きの魅力です。

伊賀の名物にふれる

テイスティングカウンターのある老舗酒屋

続いては、伊賀の名産品を探しに、城下町を歩いてお店を巡ります。

伊賀市

訪れたのは、伊賀市で創業100年以上の歴史のある酒屋「菊野商店」。
伊賀市を中心とした三重の地酒を多数取り揃えており、伊賀市とお隣の名張市の蔵元だけでも約80種のお酒がラインナップ。
地域のあちこちに点在する蔵元のお酒に一度に出会える、アンテナショップ的なお店です。

 

伊賀市

「菊野商店」に立ち寄ったらぜひ楽しみたいのが、テイスティングカウンター。
購入したコインを入れると、サーバーからおちょこ1杯分のお酒が注がれるシステムで、さまざまな伊賀のお酒を味見できると人気です。
テイスティングは「俳聖芭蕉」や「るみ子の酒」などの伊賀のものを中心に日本酒が18種、地元産ワインが4種と種類も豊富。季節によってラインナップは変わり、その時期のおすすめのお酒が味わえます。

テイスティング

  • コイン1枚 300円
  • 2枚 500円
  • 5枚 1,000円

 

伊賀市

「飲み比べできるのが楽しいです。気に入ったお酒は購入できるのも酒屋さんならではですね。お酒が好きなので、ついつい沢山飲んでしまいそう…!」と、かざりさん。

また、「食べ物の持ち込みもできます。周辺にも素敵なお店がたくさんあるので、そこで買ったものをお酒と一緒に楽しんでもらえたら」と、店主の菊野さん。
店内は女性も入りやすい雰囲気で、日中からお酒が飲める場所として女性同士や家族連れの方にも気軽に訪れてほしいと話してくれました。

名称

株式会社 菊野商店

住所
〒518-0831 伊賀市上野農人町459番地
電話番号

0595-21-0510

営業時間

9:00~19:00

休日

日曜不定休(ホームページ上にてお知らせします。)

伊賀の名物漬物店のアイスクリーム

こちらは、慶応元年創業の老舗漬物店「宮崎屋」。

 

伊賀市

名物「養肝漬(ようかんづけ)」は、伊賀盆地特産の白瓜の芯を抜き、中にしそや生姜、大根、胡瓜などを細かく刻んだ物を詰め、たまり醤油にて自然熟成させたお漬物です。
たまり醤油のしっかりした味で、ご飯のお供やお酒のおつまみにもぴったり!

「養肝漬」の名前は、藤堂高虎が陣中に常備し、武士の肝っ玉を養った漬物という由来から命名され、また忍者の携帯食であったともいわれています。

 

伊賀市

また、近年若者世代がお漬物離れしているという課題から、“発酵食品に親しむ入口”として数々の新しい商品が誕生しています。
その一つである「たまり醤油アイス」は、養肝漬に使用されるたまり醤油を使用したアイスクリーム。カラメルのようなコクのある甘さは子どもにも食べやすく、子どもたちにもお漬物を知るきっかけとして楽しんでもらえているそうです。

伊賀市

他にも、刻んだ養肝漬とクリームチーズが入ったベーグルやビスコッティ、クロワッサンなどが販売されており、お漬物の新しい楽しみ方を発見できます。

名称

養肝漬 宮崎屋

住所
〒518-0869 伊賀市上野中町3017
電話番号

0595-21-5544

営業時間

9:00~18:00(12月31日は正午まで)

休日

毎月第2第3木曜日(8月と12月を除く)
1月1日

駐車場

6台(無料)

公共交通機関でのアクセス

伊賀鉄道上野市駅より徒歩約5分

車でのアクセス

名阪国道「上野IC」より上野市街方面へ約5分

少し足を伸ばして郊外へ

伝統工芸品・伊賀焼を体験

伊賀市

また、城下町周辺から離れた郊外エリアにも、伊賀の魅力溢れるスポットがたくさん!
上野市(忍者市)駅から車で20分ほどした丸柱(まるばしら)地域で、創業200年近い歴史のある伊賀焼の窯元「長谷園(ながたにえん)」へ訪れました。
広い敷地には伊賀焼の展示販売所や工房、大正時代に事務所として使われていた建物などがあり、歴史ある建物がそのまま残る園内は14もの建造物が国の登録有形文化財となっています。

 

伊賀市

今から約1300年前に発祥と長い歴史を持つ、国の伝統的工芸品「伊賀焼」。
昔、琵琶湖の湖底であった伊賀で採れる陶土は耐火性に優れ、その特性から土鍋などがさかんに作られてきました。
土鍋本体が熱をしっかり蓄えることから、食材の芯までじっくりと火が通り、炊く、煮る、蒸す、焼くなど、さまざまな使い方で料理が美味しく仕上がると、全国にファンが多い伊賀が誇るブランドです。

近年では、ライフスタイルの変化に合わせ、電子レンジやIHに対応した商品、また食器などのアイテムも多数。変わらない伊賀焼の良さを、時代に合わせ変化したスタイルで提案しています。

 

伊賀市

また、「長谷園」では、伊賀焼の作品づくりも体験できます。
かざりさんも、旅の思い出に伊賀焼づくり体験に挑戦!

体験では、1kgの粘土から好きな作品を作ることができます。
粘土をこね、手びねり用のろくろの上に完成形をイメージしながら成形していきます。
かざりさんさんも「粘土に触れるのは子ども時代ぶりでしたが、楽しいですね!粘土を触っている時間は無心になって集中できるし、癒されます。自分で作った器は愛着が湧きますね」と、夢中になって製作。

完成したものは窯で焼いてもらい、後日発送してもらえます。

 

体験 ※要予約・参加人数5名様より受付可

  • 土いじり(1kg)3,300円〜

 

伊賀市

「長谷園」のシンボルともいえる「旧16連房登り窯」も必見。
現存する登り窯で最も規模が大きく、江戸から昭和の時代まで稼働していたという16の窯が傾斜に沿って連なる様子は圧巻です!

名称

伊賀焼窯元 長谷園

住所
〒518-1325 伊賀市丸柱569
電話番号

0595-44-1511、0120-529-500(フリーダイヤル)

営業時間

10:00~17:00

休日

定休日:火曜(祝休日の場合は営業)
休業日:お盆・年末年始期間

駐車場

あり

公共交通機関でのアクセス

JR伊賀上野駅下車、タクシーで約15分
JR柘植駅下車、タクシーで約25分
伊賀鉄道「上野市駅」下車、タクシーで約20分
タクシーのご予約、料金等は直接ご利用のタクシー会社へお問合せください。

車でのアクセス

名阪国道「上野I.C」より三田坂バイパスから伊賀コリドールロードで約25分
名阪国道「壬生野IC」より阿山信楽方面へ約15分
新名神高速「信楽IC」より信楽・伊賀方面へ約25分
新名神高速「甲南IC」より阿山・伊賀方面へ約20分

街歩きで出会う伊賀の魅力を体感して

伊賀市

伊賀の城下町を巡り、伊賀のいいものにふれる街歩き旅はいかがでしたか?
かざりさんも、「城下町であり伊賀流忍者の発祥の地ということで、歴史を感じる建造物はもちろん、その街の中におしゃれなお店があったりと、ギャップに驚きました。今度は食べ歩きなどもしてみたい!」と、これまで知らなかった伊賀の魅力に気づくことができました。

街並みを歩くからこそ知ることができる魅力がいっぱいの伊賀を、皆さんもゆっくりと旅してみてくださいね。

モデル:かざりさんプロフィール

伊賀市

三重県出身。日本大学芸術学部デザイン学科卒業後、陸上自衛隊で勤務。
SNS総フォロワー数は約50万人、YouTube総再生回数は4,500万回以上(2025年1月時点)。
 「恐ろしく美しい元自衛官タレント」「元自衛官の現代アーティスト」として幅広く活動中。
2023年、防衛省広報アドバイザーに就任。アドバイザーとして公式に防衛省・自衛隊の広報活動を行う。
2024年には現代アーティストとして初の個展を開催。

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