津のまんなか巡り☆パワースポット・津観音さんと津のご当地グルメ

掲載日:2012.06.01

津の中心にあるパワースポット・津観音と、津のご当地グルメの数々を取材してきました。津観音は、市民から観音さんと親しまれている日本三大観音のひとつ。また、津は、「津ぎょうざ」や「津ぅのうなぎ」など、ご当地グルメの宝庫です☆(2012年5月)

津観音は、正式には恵日山観音寺と言われ、浅草の浅草観音(浅草寺)、名古屋の大須観音とともに、日本三観音の一つです。

どしんと構える仁王門をくぐると、真っ赤な観音堂と五重塔が目を引きます。由緒あるお寺なので、貴重な文化財もたくさんあって、資料館で見ることもできますよ。

本堂には、「撫で石」が置かれていました。石を撫でたその手で身体の悪いところをさすると、良くなると伝えられているそうです。私も早速全身さすってみました!

 津観音 電話 059-225-4013 津市大門32-19
  資料館 10:00-16:00 月曜休館 大人500円・中学生以下無料
  http://www.tsukannon.com

この津観音には、昨年末、抜苦与楽地蔵(ばっくよらくじぞう)が新たに安置されました。これは、観音さまの慈悲を具現化した二体のお地蔵さんで、一つは苦しみを取り去ってくれる「抜苦地蔵」、もう一つは喜びを与えてくれる「与楽地蔵」。

まず、観音さんに向かって左にある「抜苦地蔵」をさすってから観音さんにお参りし、右にある「与楽地蔵」をさすってくださいね。

その他、毎月18日には、「津観音縁日賑わい市」も開かれます。津のまんなかにあるパワースポット、ぜひ訪ねてください♪

この津観音を中心に発展したのが大門(だいもん)。いろんなお店が軒を並べる商店街になっています。からくり時計もありますよ。

5と10のつく日には、朝市が開催されるほか、盛大に盛り上がる津まつり(10月)やお雛祭り(2~3月)をはじめ、年中さまざまなイベントが行われます。

津のご当地グルメといえば、津ぅのうなぎ。津市民は、一人あたりのうなぎの消費量が日本一になったこともあるくらい、うなぎをこよなく愛しています。まさにうなぎは、津市民のソウルフード。現在、市内の23店で、オリジナルの味が楽しめますよ!

今回、大門にある老舗「うなぎ料理 はし家」にお邪魔し、中うなぎ丼をいただきました(1,680円)。ほどよく甘辛いタレに、炭火でふんわりやわらかく焼かれたうなぎは、ジューシーで香ばしい絶妙な味。お米は、地元の伊賀米や一志米が使われています。おいしいですよ☆

 うなぎ料理 はし家 電話 059-228-4925
  11:00-14:30、16:30-20:30 月曜定休(ときどき火曜定休)
  http://www.anotsu.net/hashiya

 津ぅのうなぎプロジェクト
  http://unadon.mie1.net

次は津ぎょうざ。子どもたちに大人気の学校給食の一品を、2008年にご当地グルメとして売り出されたジャンボな揚げ餃子です。直径15㎝の皮を使用した揚げ餃子で、中身の餡は各店のオリジナルです。現在、市内約30店でいろんな津ぎょうざが食べられますよ!

今回お邪魔したのは「ラーメン いたろう」。津ぎょうざ丼定食を注文しました(1000円)。干しえびがたっぷりと入っていて、とってもジューシーなのに、パリッと揚げられていて、まさに絶品。おいしさの秘密は、餡に入った自慢のラーメンスープだそうですよ!

普通の餃子5個分の大きな餃子ですが、もう1つペロリといけそうなおいしさです。もちろん自家製ラーメンもバッチリ。食後のソフトクリームもたまりません。

 ラーメン いたろう 電話 059-223-1600 津市丸之内4-20
  火曜~土曜 11:30-14:00、17:30-21:00(売り切れ次第閉店あり)、日曜 11:30~15:30 月曜定休
  http://itarou2.mie1.net

 津ぎょうざ協会
  http://tsugyozakyokai.com

津のご当地グルメとして忘れてならないのが天むす。海老の天ぷらを具にしたおにぎりです。実はこの天むすは、昭和30年代の初めに津で生まれたもの☆

今回、天むす発祥のお店・津観音のすぐ近くにある「千寿」にお邪魔しました(天むす5個+味噌汁で800円)。素材にこだわって、できるだけお米は三重県産のコシヒカリ、海老は伊勢湾でとれるダルマエビ(あかしゃえび)、伊勢の大淀産ののりを使っているそうです。

もっちりとしたごはんとぷりっとした海老が、バツグンの塩加減でさらに引き立ちます。添えられたきゃらぶきもおいしいですよ。持ち帰りのお客さんも多くて、100個注文する方もよくいるそうです!

 千寿 電話 059-228-6798 津市大門9-7 
  10:00-17:30(オーダーストップ17:00) 日曜・第3月曜定休 
  http://www15.ocn.ne.jp/~tenmusu

次はスイーツ。まずは、津を代表するお菓子「平治煎餅」。親孝行な平治という漁師の物語に登場する笠の形をした卵煎餅です。あっさりと口あたりがよく、何枚でも食べられます。中にたっぷり餡が入った、平治最中もオススメです。

今回は、この本店でしか食べられない平治煎餅の笠をかぶったアイス「平治くん」をいただきました。このバニラ味の平治くんのほかに、黒砂糖味の日焼け平治くんと、季節限定の平次くんがあります。食べるのがもったいないくらいかわいいですよ(各300円)。

 平治煎餅本店 電話 059-225-3212 津市大門20-15
  9:00~18:00 水曜定休
  http://www.heijisenbei.com

そして、蜂蜜まん。店内でいただきました。はちみつが入った上品な甘さのこしあんと、それを包むバリッと焼かれた香ばしい生地とが絶妙です。

何個でも食べられるおいしさと、1個50円とお手頃なので、小さいお子さんから年配の方まで、次から次にお客さんが入ってきます。20個、30個と持ち帰る方も多いですよ。まさに、市民の定番おやつ☆ ハチミツ最中アイス(300円)もありますよ♪

 蜂蜜まん本舗 電話 059-228-3012 津市大門8-5
  10:00~17:00(売切次第閉店) 水曜・第4木曜定休(祝日の時は前後に振り替え)

次は「とらや本家」。11月から5月までの季節限定の、いちごを餡と柔らかいお餅でくるんだいちご大福が有名です。

ほどよい甘さの白餡に、甘酸っぱいいちご、そしてとろけるくらいに柔らかいお餅が、絶妙のハーモニーを奏でます。危ないくらい、いくつでも食べられそうです(2個入り450円、6個入り1330円)。

いちご大福のシーズンが終わると、次はバナナの夢(バナナ大福・夏頃まで)。そして巨峰大福(夏~初秋頃まで)、それから梨大福(8月末~9月末頃まで)と、次々旬の果物を使った大福が登場します。このほか、パイン大福と栗あずき大福は通年でありますよ。
※いちばんおいしい旬の果物を使いますので、気候によって販売時期が異なりますので、事前にお問い合わせください。

 とらや本家 電話 059-228-4802 津市大門5-8 
  9:00-18:00 月曜定休

※掲載されている内容は2012年5月の情報となります
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