約6,000灯の提灯が奏でる平和と繁栄への願いと厳かな幻想風景　三重県護国神社の「万灯みたま祭」の見どころについてまとめました！

　三重縣護國神社（三重県護国神社）で毎年行われる「万灯みたま祭」は、境内に約6,000灯の提灯・行灯が掲げられ、ご祭神である御英霊のみたまを慰める同神社の夏のお祭りです。中央の拝殿では白の提灯、中央の参道を中心とする一体には紅白と黄色の提灯が掲げられます。たくさんの提灯が奏でる幻想的な光景は、平和と繁栄への願いと感謝を思い起こさせられます。

〇令和５年　万灯みたま祭行事予定

・８月13日（日）18:30提灯点灯式<津クイーン奉仕>　18:30ごろ～21:00まで提灯点灯。　　　　　　　　

・８月14日（月）10:00式年みたま祭　19:00～21:00提灯点灯。

・８月15日（火）11:30終戦の日英霊感謝祭　19:00～21:00提灯点灯。

〇同時開催　夏祭りin護國神社

　また、境内では13～15日の３日間16:00～21:00に、夏祭りとして、縁日（金魚すくいなど）やキッチンカーの出店が行われます。

　提灯の点灯は19:00頃（初日は18:30の点灯式以降）から21:00まで点灯しています。拝観料や入場料の設定はありませんが、まずはお参りを先にしましょう。鳥居を一礼してくぐって、手水舎で手をお清めの上で、まずは拝殿へ。途中、キッチンカーや縁日も通りますが、がまんがまん（笑）。

ご参拝の作法は神道の作法「再拝（二拝）、二拍手、一拝」になります。参拝後は、境内には戦没者の遺品資料室や慰霊碑などもあります。

※写真は令和４年のものです。

　13日18:30からは、提灯の点灯式が行われます。拝殿で津クイーン（名誉巫女）が奉仕の上で、神事が行われた後、協賛会長が提灯の点灯ボタンを押します。一斉に点灯となる瞬間は、思わず歓声があがります。

　メインの見どころは、やはり圧巻の約6,000灯の鮮やかな提灯。幻想的な光景です。大人から子どもまで、記憶に残る風景であり、後世に残したい風景でもありますね。

　境内では、同時開催として、夏祭りin護國神社のイベントが16:00～21:00に開催されます。縁日とキッチンカーの出店もあります。

※写真は通常の御朱印になります。

　万灯みたま祭期間中は、限定の御朱印があります。他にも通常版、８月版の御朱印も受けることができます。初穂料は300円です。

三重縣護國神社（三重県護国神社）