Webサイト「観光三重」が都道府県公式観光情報サイト 推計閲覧者数ランキング(スマートフォン)で全国1位になりました!
掲載日:2023.02.27
公益社団法人日本観光振興協会と株式会社ヴァリューズが、協同して調査した「2022年観光関連サイト推計閲覧者数ランキング」(令和5年2月14日にリリース)で、公益社団法人三重県観光連盟(会長 竹谷 賢一)の運営する公式サイト「観光三重」が、「都道府県公式観光情報サイト」のスマートフォンからの推計閲覧者数において、全国1位(昨年2位)になりました!!また、パソコン(以下、PC)からの推計閲覧者数、並びにPCおよびスマートフォンからの推計閲覧者数においては、大阪府に次ぐ全国2位(それぞれ昨年2位)となりました!
この記事では「どのような調査なのか?」「なぜこのような結果となったのか?」を簡単に解説します。
調査概要
(1)調査実施団体
・公益社団法人 日本観光振興協会(東京都港区、会長 山西 健一郎)
・株式会社ヴァリューズ(東京都港区、代表取締役社長 辻本 秀幸)
(2)調査方法
全国のヴァリューズモニター(20歳以上男女)の協力により、各都道府県公式観光情報サイトについて、2022年の年間閲覧者数を集計。
サイト閲覧者数はPCおよびスマートフォンからのアクセスを集計し、ヴァリューズが保有するモニタ内での出現率を基に、国内ネット人口に則して20歳以上の動向を推測。
調査の詳細な情報はこちら(外部リンク)
調査結果
出典:株式会社ヴァリューズ
都道府県公式観光情報サイトの推計閲覧者数において、「観光三重」はスマートフォンで1位(前年比 236.1%の増加。図1参照)、PCでは2位(前年比163.0%の増加。図2参照)でした。
コラム
流入キーワードについて
都道府県公式観光情報サイトの推計閲覧者数上位5サイトの流入キーワード(図3参照)を見ると、3位以下は県民割や全国旅行支援に関連するキーワードが目立つなか、「観光三重」においては、「三重県 観光」「三重 観光」といった「都道府県名」と「観光」を組み合わせた複合キーワードや、「伊勢神宮」のように観光スポット名が、サイトへの流入キーワードの上位を占めています。
閲覧者数増加に向けた取り組み
公式サイト「観光三重」は前年から閲覧者数を増やして、2022年都道府県公式観光情報サイト閲覧者数ランキングで大阪府に次ぐ2位となりました(PC+スマートフォン、PC限定)!スマートフォンに限ると1位にランクアップしました!
ここからは閲覧者数増加に向けた取り組みの一部を簡単に紹介していきます。
①公式SNS・ショート動画による発信
取材などにより作成したコンテンツは、「観光三重」に掲載するとともに、観光三重公式SNS(総フォロワー数21万人以上)により発信しています。
今年度は、縦ショート動画の発信にも力を入れ、コンテンツの内容をわかりやすくまとめたショート動画を作成・発信し、「観光三重」への誘導を図っています。
②一般ユーザーを活用したコンテンツ制作
令和3年度に立ち上げた「みえ旅カメラ部」に続き、三重の登山の魅力を発信する「みえ旅登山部」や、三重の「食」の魅力を発信する「みえ旅グルメ部」を新たに立ち上げ、公募により選ばれた一般ユーザーがコンテンツの制作・発信をしました。これにより、ユーザー目線による三重の魅力の発信に繋げています。
③ メディアタイアップの実施
三重県広聴広報課の事業(CBCテレビ)や中京テレビなどのメディアと連携し、番組放送と連動した内容を「観光三重」内のコンテンツとして制作し、ページへの効果的な誘導を実施しました。
④デジタルマーケティング施策
Webサイトのアクセス数・ページ滞在時間・クリック数などの計測、検索表示順位・流入キーワードなどの調査や、検索ボリュームを予測など様々なツールを組み合わせながら活用し、現状の課題把握および分析を行い、これらのデータに基づきPDCAサイクルを回すことにより、検索表示順位の上昇やアクセス数の増加などにつなげました。
今後の展開について
引き続き、「観光三重の発信力強化」を推し進めていくことはもちろん、今後は三重県ならではの「ローカルブランディング」にも携わっていきたいと考えています。
また、現在の「観光三重」のアクセス数のうち、スマートフォン等のモバイル端末による割合が8割以上を占めていることをふまえ、令和4年12月27日に「観光三重」の全面改修を実施しました。
これにより、閲覧画面のサイズが使用端末に依存しないレスポンシブウェブデザインへの対応、画像を大きく見せるなどスマホファーストを意識したサイトデザインに変更するとともに、「あなたへのおすすめ」など一人ひとりのユーザーに合わせたレコメンド機能を導入し、ユーザーにとってさらに見やすいデザイン・使いやすいサイトになりました。リニューアル後におけるアクセス数の変化などを注視しつつ、変化に即した施策を実施していきます。
これからの公式サイト「観光三重」の進化にどうぞご期待ください。