【創業明治24年】岩嶋屋 若き七代目が作る映える和菓子
掲載日:2023.10.23
100年以上受け継がれた伝統の味を守りながら、七代目店主となる和菓子職人が生み出すインスタ映えする和菓子を作る菰野町の「岩嶋屋」。北海道十勝産の小豆や国産小麦粉など素材にこだわり、素材本来の味と風味を生かしひとつ一つ、丁寧に作り上げています。季節を感じる可愛い上生菓子は若い世代の心をひきつけます。
栗を使った和菓子と洋菓子のコラボ「栗包」
お餅と栗あんをパイで包んだ焼き菓子。バターの香りにほくほく栗あん。おうちのトースターでリベイクするとさらに美味しく食べれます。
秋には栗きんとんを使う大福最中
岩嶋屋さんの人気商品の「大福最中」。生クリームを粒あんで包んだ大福を最中で挟みます。秋は生クリームを栗きんとんで包みます。栗きんとんと生クリームの相性抜群で、別包装のさくさくの最中と一緒にいただくと、生クリーム、栗、餅、最中のそれぞれの食感が楽しめます。
コラム
10月限定ハロウィンセットもあります
「これが和菓子?可愛い!」という声が聞こえてきそうな、かぼちゃやお化けなどハロウィンをテーマにしたお菓子です。食べる前に写真を撮ってSNSに投稿しましょう。
和菓子教室も開催
七代目の柴田さんが、敷居が高い和菓子のイメージを崩しもっと親しんでほしいと考え、始めた和菓子教室。予約制でだれでも参加できます。月ごとに作るお菓子が変わります。この日参加したのは男性1人と、小学1年生の男の子、そのお母さんです。今回は「栗拾い」と「姫菊」というお菓子を作りました。ここでは栗拾いの作る様子が見られます。写真をスライドしてご覧ください。手順は下の通りです。
① 丸めたこしあんを、白あんに砂糖、山芋などのつなぎを加え練った、練り切りで包み、栗の形にします。栗の模様になる線を専用の器具でつけます。(画像3枚目)
② 液状の羊羹の生地を、流しかけます。(画像4枚目)
③ 羊羹が乾いたら、粒状に砕いたもち米を付けます。(画像5枚目)
○ 参加費 1人1,500円
○ 小学3年生未満は保護者同伴
○ 持ち物 エプロン、三角巾、マスク
※お持ち帰り用パックはご用意します。
伝統の味 うすかわまんじゅう
「岩嶋屋といえば、うすかわまんじゅう」と地元の人が言うほど、創業当時から変わらぬ手法で作り続けている人気商品。酒素から作られているお酒の香りがする生地の中に自家製の粒あんがたっぷりと詰まった酒饅頭です。もち米の発酵と寝かしを繰り返し3日かけてつくる逸品です。
コラム
12月にはキュートなクリスマスの上生菓子も
伝統を大切にしながらも、若い感性を生かし、Z世代が思わず手にしたくなる和菓子も作る七代目。和菓子の敷居が低くなりますね。
季節のお菓子も盛りだくさん
冬から春にかけては、いちご大福が人気です。写真をスライドすると、ほかの季節の和菓子が見られます。
2枚目は花見団子と桜もちです。お花見に持って行って食べたいですね。その次はぷるっぷるの食感の水まんじゅうです。真夏に美味しいのは、アイスいちごバー。葛でできているので食べるのに時間がかかっても液状になりません。小さいお子さんに食べさせても溶けないので安心ですね。
5枚目は秋に一度は食べたい栗きんとん。敬老の日におじいちゃんやおばあちゃんと一緒に食べたい上生菓子が6枚目です。可愛い鬼の上生菓子もあります。バレンタインに食べたいのは生チョコ大福ですね。頑張る自分へのご褒美にいかがですか。
岩嶋屋さんのワークショップがある菰野町のイベント「こもガク祭2023」
2023年10月28日㈯~29日㈰に開かれる「こもガク祭2023」に岩嶋屋も出店します。
様々な体験ができるこもガク塾で、「さとうの庭」というワークショップを開きます。粒の大きさが異なるお砂糖、色鮮やかで柔らかい琥珀糖や、堅く岩に見立てたカルメラを使って、じぶんだけの箱庭を作ります。上白糖、グラニュー糖、ざらめ、和三盆、様々なお砂糖の種類や使い方も聞けますよ。
○対象は3歳以上
○料金2,000円
○定員各回5名で各日5回開かれます。
こもガクの詳しい情報は『見て、食べて、触れる菰野「こもガク祭」に魅力を紹介します』のレポート記事で。以下のリンクをチェック
岩嶋屋のアクセス・駐車場について
〒510-1221 三重県三重郡菰野町池底310
○車でのアクセス 新名神高速道路「菰野IC」から約10分
○駐車場 店舗東にあり
○TEL 059-393-2465
○定休日 月曜日
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