七福神が勢ぞろい!三重県桑名市十念寺の七福神まつり【2023年11月23日開催】
掲載日:2023.11.15
日本人にとって馴染み深い神様「七福神」(しちふくじん)。福徳をもたらす神として知られる七福神が勢揃いし、氏子各家の七福神祈願が行われる、十念寺の七福神まつりが開催されます。
このトピックスでは、毎年11月23日に行われる「十念寺 七福神まつり」の行われる場所やアクセスなど、詳しく紹介します。
十念寺の七福神まつりとは
桑名七福神とは桑名藩主松平定重公御夫人のすすめによって、庶民の和楽と息災を願って七福神が舞い踊ったことがはじまりで、昭和43(1968)年に復活し、今に至ります。
2023年に55回目を迎える「七福神まつり」。コロナ禍でお休みしていた時期もありましたが、昨年度より規模を縮小して開催してきました。今年度は昨年度よりも通常に近い形で各種行事を行う予定です。
最後に行われる「福餅投げ」は櫓の上から七福神様たちが福餅を投げ込む、毎年人気のイベントとなっています。
コラム
そもそも「七福神」って
福徳をもたらす神「七福神」とは
恵比寿天(えびすてん):大漁を表す鯛や釣り竿を持った商業の神様
大黒天(だいこくてん):打ち出の小槌を持った財産の神様
毘沙門天(びしゃもんてん):矛や宝棒などの武器を持った財福の神様
弁財天(べんざいてん):唯一の女神。知恵財宝の神様
布袋尊(ほていそん):長い頭とあごひげ、大きな耳たぶの招徳人望の神様
福禄寿(ふくろくじゅ):短身、長頭にひげ、経巻をむすんだ杖をもち福・禄・寿をさずける神様
寿老人(じゅろうじん):長い頭に白髪、団扇うちわと巻物をつけた杖つえとを持った長寿をさずける神様
の神様の総称をいいます。※諸説あります。
七福神まつりの当日は七福神様たちが信者の各家を訪問します。七福神の歌に合わせて先達が日の丸の扇子をかかげて「七福神おわせ申す。無病息災・商売繁昌」と唱えたのちに七福神様が舞い込みます。
最後には無病息災・七福開運を祈願し「福まめ・福餅」が撒かれます!
福をもたらす神「七福神」が勢揃いして、氏子各家の七福神祈願を行う七福神祭り。七福神や稚児の練歩きや、舞踊などの奉納、競書大会の表彰式も行われます。
祭りの最後の餅投げで投げる餅は七福餅(七福持ち)と呼ばれ、無病息災・七福開運が舞い込むといわれる縁起物です。
開催日 2023年11月23日(金・祝)
スケジュール(予定)
10:00~終日 七福神市内練り
13:00 近代大正琴(琴衛会)
七福神とミス桑名を写す会
ピエロによるふうせんプレゼント(いろは)
13:30 津軽三味線(小山流)
14:00 稚児練り(新屋敷公園前)
15:00 競書大会表彰式
15:30 福まめ・福餅投げ
終日 かいだんめぐり・御朱印受付
場所 十念寺(桑名市伝馬町53)
交通アクセス
【公共交通機関】JR・近鉄・養老鉄道「桑名駅」から市内循環バス「萱町」下車・徒歩で約1分
【車】東名阪自動車道「桑名IC」より約10分
伊勢湾岸自動車道「湾岸桑名IC」より約10分
【駐車場】駐車スペースが少なく会場付近は込み合うため、できる限り公共交通機関をご利用の上お越しください。
コラム
競書大会について
毎年10月の第3日曜日に十念寺の本堂にて行っている「奉納席上揮毫大会」にて入賞されたみなさんの表彰式です。
毎年多くのお子様などが参加する「奉納席上揮毫大会」は、公募制ではなく、直接お寺の方に来ていただいて、静かな本堂にて書道を行っていただきます。なかなか体験できないことですので来年以降ぜひ参加してみてくださいね。