【1/29(月)まで】アクアイグニスからすぐ! 菰野町のパラミタミュージアムで「20世紀巨匠の版画達展」が開催中です!
掲載日:2023.12.26
湯の山温泉があることでも有名な、三重県の菰野(こもの)町にある「パラミタミュージアム」。現在、「Sasa Adair(ササ アディア)コレクション 20世紀巨匠の版画達展 シャガール、ピカソ、ダリからロックウェルまで」が開催中です。
誰もが一度は聞いたことのある画家達の作品を観て、アートなひとときを過ごしてみませんか?
取材・記事制作 みえ旅アンバサダー Mariko
版画で観る巨匠達の世界観
開催中の「Sasa Adair(ササ アディア)コレクション 20世紀巨匠の版画達展 シャガール、ピカソ、ダリからロックウェルまで」では、日本人にも馴染みのある有名な画家達のリトグラフ(石版画)と、アメリカの国民的画家であるパリッシュとロックウェルのイラストレーションが展示されています。
この「Sasa Adair(ササ アディア)コレクション」というのは、アメリカで研究者や企業人として活躍した笹慶之氏のコレクションのことで、笹氏と奥様の家系名を組み合わせて名付けられました。
版画は古くから雑誌やポスターなどに使われてきた技法で、それによりアートは多くの人にとって身近な存在となりました。
この展覧会は、2024年1月29日(月)まで。冬も本番になってきましたが、この機会に暖かい美術館でゆっくり作品鑑賞をしてみるのも良いですね。
※この展覧会は作品の写真、動画撮影はできませんのでご注意ください。
企画展以外にも見どころがいっぱい
パラミタミュージアムでは、絵画、陶芸、陶彫など多くの作品が常設展示されています。
特に、世界的にも有名な版画家、池田満寿夫による「陶彫・般若心経シリーズ」は圧巻。館名の「パラミタ」は、般若心経の波羅蜜多(はらみた)に由来しています。
常設展以外にも、年に数回様々なジャンルの企画展も行われ、定期的に訪れるファンの方もいます。
作品だけではなく、建物の開放的な空間も素敵です。1階と2階を移動する際は、ガーデン側のスロープを通るのがお勧め。庭の自然が眺められて、どこかヨーロッパの美術館にいるような雰囲気がします。
ガーデン散策やサロンで休憩も
鑑賞のあと少し疲れたら、ガーデンを歩いてリフレッシュすることもできます。
実は、ガーデン内にも作品が展示されていて、アートと自然が融合したこの空間も見どころの一つ。作品や季節の植物を探しながら歩くのも楽しいですよ。
サロンには飲み物の自動販売機もあります。お弁当などを持参してここで食べられますが、ゴミは各自でお持ち帰りくださいね。
※館内にミュージアム カフェなどの飲食店はありません。
※大切な作品を守る観点から、ペットボトルや飴、ガムなどについても、サロン以外の場所で飲食はできませんのでご注意ください。
新年は1/2 (火)から開館!
パラミタミュージアムは、なんと1月2日(火)から開館します!美術館がお正月に開いているのは珍しく、初詣の行き帰りにも立ち寄ることができますよ。
1月2日(火)には、ミュージアムショップの商品が当たる「お正月特別企画 お楽しみ抽選会」が行われますので、お見逃しなく!
※お楽しみ抽選会の開催時間は9:30〜16:30。入館料をお支払い頂いた方に限ります。
コラム
基本情報
パラミタミュージアム
〇住所 三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
〇電話番号 059-391-1088
〇営業時間 9:30〜17:30 (入館は17:00まで)
〇入館料 一般 1,000円(4枚セットは3,000円)大学生 800円 高校生 500円 ※中学生以下は無料
※学生の方は、学生証や生徒手帳の提示が必要です。※障害者手帳を提示で入館料は無料(ミライロ IDも可)
※13名以上のご入館は団体料金が適用 一般 750円、大学生 700円、高校生 400円
〇休館日 2023年12月28日(木)~2024年1月1日(月)
〇公式URL https://paramitamuseum.com/
〇公共交通機関でのアクセス
近鉄湯の山線「大羽根園駅」より徒歩5分
〇車でのアクセス
東名阪自動車道「四日市IC」より車で約15分、新名神高速道路「菰野IC」より車で約10分
〇駐車場 100台有り(無料)
初詣はパラミタミュージアムの行き帰りに立ち寄れる椿大神社へ
鈴鹿山脈の麓に位置する、猿田彦大神を祀る神社の総本宮「椿大神社」(つばきおおかみやしろ)。芸事の神様や、経営の神様、龍神様なども祀られています。
パラミタミュージアムから椿大神社まで、普段は車で30分程度で行けますが、お正月の期間は、椿大神社周辺では駐車場待ちの渋滞が発生します。時間に余裕を持ってお出掛けくださいね!