【2024年6月1日(土)に『第41回斎王まつり』が三重県明和町で催行されます!】
掲載日:2024.05.22
2024年6月1日(土)に三重県明和町の斎宮で『第41回斎王まつり』が催行されます!
京の都から伊勢へと向かう斎王群行を再現した様子は華やかでおまつりの見どころとなっていて、雅な平安絵巻が繰り広げられます。
今回は、斎王まつりの開催に合わせて、おまつりの魅力を知っていただきたく、トピックスとして紹介いたします。
※記事内の写真は、2024年3月の斎王まつり配役選考会の写真を除き、2023年以前のものです。
筆者も斎王まつりに参加していたため、斎王まつり催行中の写真については、明和町観光大使 森本清隆様より提供の協力をいただきました。
斎王まつりとは
「斎王まつり」は、明和町斎宮で「斎王をお祀り」しようと地元婦人会が中心になって、1983年に始まったおまつりで、今年2024年の開催で第41回目を迎えます。
斎王まつりのメインは斎王が京の都から伊勢(斎宮)へと群行された様子を再現した「出発式(禊の儀・発遣の儀)、斎王群行、社頭の儀」で、平安時代の王朝絵巻を彷彿とさせる様子は目を見張るものがあります。
企画・運営は、斎王まつり実行委員会の皆さんをはじめとしたボランティアから成り立っています。
斎王役をはじめ、斎王群行への参加も一般公募から選ばれ、いわば「みんなで作り上げる参加型のおまつり」ということも大きな特徴といえます。
今年の3月には、2024年の第41回斎王まつりの斎王役(第39代斎王役)及び斎王群行出演者が決定しました。
前斎王役からの引継ぎも行われ、6月1日(土)のおまつり開催に向けて準備が行われています。
そこで、この記事では、おまつり開催の告知トピックスとして斎王まつりを紹介いたします。
斎王まつりの見どころ
日本遺産・国指定史跡となっている斎宮跡という地が舞台で、平安時代の絢爛豪華な衣装を身に纏って王朝絵巻を繰り広げる様はまさに圧巻です!
前回の第40回斎王まつり当日は晴天開催となったものの、前日の悪天候の影響で一部内容が変更となりましたが、前回の様子で見どころの一部を紹介いたします。
出発式
出発式では、前斎王役から新斎王役への檜扇継承の儀式に続いて、お祓い清めの儀式と発遣の儀式が行われます。
斎王群行
京の都から伊勢(斎宮)への5泊6日の斎王群行を再現して、斎宮跡を群行します。
社頭の儀
群行が伊勢(斎宮)に到着し、伊勢国司および斎宮寮長官が斎王一行を迎えます。
前回の第40回斎王まつりでは、夜に明かりが灯り、月明かりの群行(ミニ群行)も行われました。
第41回斎王まつりにおいても、夜の斎王群行が予定されています。
夜のステージも幻想的で艶やかですね。平安時代にタイムスリップしたような感覚に酔いしれること間違いなしです!!
斎王まつりでは、ほかにもライブイベントや、いつきのみやMARKET・斎王市の出店イベントも同時開催で、盛り上げてくれます。
第41回斎王まつり、6月1日(土)の開催が楽しみです!!
※雨天中止となります。
荒天等で中止の場合は当日午前7時に下記ホームページにて掲載予定ですので、こちらのHPで確認してください。
周辺のスポット情報
斎宮周辺のスポット情報をいくつか紹介いたします。
コラム
さいくう平安の杜
斎宮跡に復元された「斎宮寮庁」(正殿、東脇殿、西脇殿)です。
斎王まつりの開催時は、おまつりの会場にもなっています。
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竹神社
花手水が綺麗で、満月の夜にはライトアップもあります(満月参り)。
斎王まつり催行前にはこちらの神社で安全祈願が行われます。
コラム
いつきのみや歴史体験館
平安時代の年中行事や技術・文化を学べる体験講座、装束体験や古代の遊びも体験ができます。
斎王まつり群行出演者の選考会もこちらで行われます。
コラム
国指定史跡斎宮跡休憩所 いつき茶屋
いつきのみや歴史体験館の向かいにあります。
明和町のお土産販売、お食事もできます。店内には歴代の斎王役の写真が飾られています。
コラム
斎宮のハナショウブ群落
斎宮跡から約2キロ離れたところにあり、6月上旬頃になると濃紫色の花が咲きます。
国指定の天然記念物になっています。
いかがでしたか?
いかかでしたでしょうか?
今年の第41回斎王まつり、今から開催が楽しみですね。
第41回斎王まつり当日のスケジュールや会場のアクセス情報なども含めて、詳細のレポート記事を作成していますので、ご興味がありましたらレポート記事の方もご覧ください。