一年中“鮎”が楽しめる「月壺」奥伊勢大台町の味覚を堪能する最新メニュー情報

旬の季節以外でも鮎料理が楽しめるのは、月壺の運営母体「大森水産」が鮎の養殖を行っているからです。

日本一の清流・宮川に注ぐ山水で稚魚から育てられ、天然に近い環境で遊泳させられた大森水産の鮎は、栄養価も高く脂がのっています。

月壺では、初夏から夏にかけて若鮎のメニューが人気を博し、シーズンが終わると珍しい「子持ち鮎」が登場します。

どちらも、塩焼き定食、「いろいろ定食」として塩焼きやフライ、甘露煮が付く定食、さらにいろいろ定食に「鮎のへしこのお茶漬け」が付くセットがあります。

鮎料理以外にも、和食から洋食まで家庭の味を楽しむことのできる定番メニューが多数。

全ての定食に付いてくる地元で採れる野菜を使った季節の小鉢、デザートも楽しみの一つです。

筆者のように「たくさん食べたい！」という方には、写真の「月壺定食」がお値打ち。

自家製柚子こしょう付きの卵かけご飯かカレードリア（チキンカレーかグリーンカレー）どちらかを選択し、揚げ物、小鉢3種、サラダ、漬物、デザートが付いてきてお腹いっぱいになります！

・月壺定食　￥1,100

ランチタイム　11：30～14：00

大台町の特産「奥伊勢ゆず」の美味しさを広めたいという月壺。

メニューには大台町で採れた柚子が多用されています。

2023年11月に登場した「柚子ボナーラ」は、柚子が主役となったカルボナーラ風の麺料理です。

パスタではなく、あたたかいうどんにピリリと辛い自家製柚子こしょうと生クリームのソースが絡みます。ベーコンにかつお節と、和洋折衷が絶妙にマッチした新しいメニュー。

パスタにはいつもタバスコをプラスする辛党の筆者でも、柚子ボナーラの辛みは十分！お箸が止まらなくなりました。

「追い柚子もどうぞ」と柚子果汁が届きました。柚子の酸味と香りで味変するのも楽しいですよ♪

大台町にある人気パン屋さん「カナエタ」のふわふわパンがセットでつくので、最後に残ったソースをつけて食べると最高！

・柚子ボナーラ　￥880

2023年秋から、初めての試みとしてカフェタイムの営業をスタートした月壺。

手作りスイーツのセットと、独自の方法で抽出するベトナムコーヒーが提供されます。

大台町の特産である「奥伊勢ゆず」を使ったティラミスやケーキ、大台町産の伊勢茶を使ったクッキーなど、手の込んだ3種類のスイーツは絶品です。

カフェタイムは、3月末までの営業は決まっていますが、4月以降は未定だそう。

・ベトナムコーヒーとスイーツ3種セット　￥750

カフェタイム　14：00～16：00　※2024年4月以降は未定

月壺では、テイクアウトのお弁当も人気です。

また、テイクアウト限定として、2024年1月に登場した新メニューも美味しそう！

せっかくの奥伊勢観光、大自然を満喫しながら青空ランチを楽しみたい、登山のお供に持っていきたい、素泊まりの宿を利用するという方へ、テイクアウトメニューを紹介します。

予約は前日までに済ませておくと安心ですが、当日の朝でも受付できるそうです。

テイクアウト　当日予約受付時間　8：30～9：30

夜の営業は金曜と土曜のみ。
アルコールも楽しみながら月壺で奥伊勢の味覚を味わってみてください。

また、貸し切りでの宴会利用もおすすめです。筆者も何度か参加していますが、旬食材をふんだんに使った様々な料理は、何度来ても飽きさせません。

おまかせコースは家族や数名のグループ単位でも受け付けているとのこと。電話でぜひ相談を！

夜営業（金曜・土曜）　17：30～20：00