【3月5日(火)まで!】四日市おひなさま🎎 四日市市楠歴史民俗資料館で「つるし雛とちりめん遊び展」が開催中です!

掲載日:2024.02.16

四日市市楠歴史民俗資料館では、2024年2月8(木3月5(火)まで、「つるし雛とちりめん遊び展」が開催されています。

 

江戸末期の趣のあるお屋敷で、ひな飾りの華やかな雰囲気に浸ってみませんか?

 

 

取材・記事制作 みえ旅アンバサダー Mariko

ひな飾りは地元有志の手作り

四日市市楠歴史民俗資料館は、江戸末期の庄屋屋敷を保存活用した施設。現在、「つるし雛とちりめん遊び展」が開催されていて、主屋には約160点もの雛飾りが展示されています。

土間の天井には華やかな和傘が飾られ、夢のような空間が広がっています。これらの飾りを手作りしているのは、地元の有志「きさらぎ会」のご婦人方10名。(写真最後の鬼は資料館の運営委員の方々によるものです)

和傘は毎年飾られていますが、他の雛飾りについては、この催しのために毎年違うものを製作しているそうです。作り手の情熱と誇りが伝わってきます。

 

残念ながら今回で見納め・・・

「つるし雛とちりめん遊び展」は8年前から続いているこの時期の風物詩ですが、残念ながらこの催しは今年で最後になる予定。来年以降は、それに変わる催しが検討されているそうです。

何回も観に行っていた者としてはとても残念ですが、作り手の方々の年齢を考慮すると仕方がありません。今まで素敵な作品を作り続けてくださり、本当にありがとうございました。

展示棟にはあの人物直筆の書が

主屋向かいの展示棟では、個人の方が製作したひな飾りも展示されています。

そして、この資料館のある楠地区の歴史や祭りなどについての常設展示も見ることができ、その中には渋沢栄一直筆の書が。

どうして四日市に?と思うかもしれませんが、ここ楠には、渋沢栄一が創業した「東洋紡」の工場があります。渋沢栄一は、東洋紡の前身の一つ「三重紡績」に資金などの援助をしており、その創始者である四日市の実業家、伊藤伝七と交流があったそう。

今年7月から、渋沢栄一がデザインされた新一万円札が発行になる予定。この機会にぜひ直筆の書もお見逃しなく!

お庭も素敵

楠歴史民俗資料館には素敵な庭もあり、今の時期(撮影日は2/8)は、手水にさりげなくサザンカの花が浮かべられていて素敵です。水を流すと音がする水琴窟もあるので、ぜひお庭もご覧くださいね!

コラム

基本情報

四日市市楠歴史民俗資料館


〇住所 三重県四日市市楠町本郷1068


〇公式サイト サイトはこちらから


〇電話番号 059-398-3636


〇開館時間 9:00〜17:00


〇入場無料


◯休業日 毎週月曜日(月曜が祝休日の場合はその翌平日)、年末年始 (12月29日~1月3日)、臨時休館日あり


〇最寄駅 近鉄「北楠駅」より徒歩約20分


〇駐車場 資料館すぐ左側に8台分、少し離れた南側に第二🅿︎4台分有(写真3枚目)


※周辺は昔からの住宅地で道路が狭くなっています。車でお越しの際はご注意ください。

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Mariko

三重北部で生まれ育った三重人。
北勢地域の観光協会で働いていた経験も活かし、桑名や四日市、鈴鹿、亀山などがある北勢地域の観光をもっと盛り上げたい!という思いで、みえ旅アンバサダーとして活動しています。観光地だけでなく、穴場スポットや産業、文化、歴史などにも触れて紹介しています。
自身のSNSでは、三重や日本文化などについてフランス語でも発信しています。

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