日の出前に三脚の列!大人気「さくらの里公園」清流宮川の桜リフレクション完全マニュアル|三重県大台町
掲載日:2024.03.27
3月下旬から4月上旬の見頃が予想される奥伊勢エリアの桜スポット。
三重県大台町「さくらの里公園」には、清流宮川に映る桜のリフレクションを捉えようと、県内外のカメラ愛好家が朝早くから集まります。
このトピックスでは、みえ旅アンバサダー・キャスターマミが大台町出身の写真家、奥伊勢フォトクラブ会長@kohshi.oさんと一緒に去年実際に巡ってきた写真とともに、ベストな撮影時刻を含めてご案内します!
さくらの里公園とは
名前に「さくら」と入っているとおり桜の名所として、奥伊勢エリア三重県大台町で最も知られたスポットです。
公園ですが、遊具などはありません。トイレと15台程度の車が停められる駐車場、東屋が一つあり、近くに住む人がお散歩をしたり、お昼休みにドライバーが休憩したりするほか、清流宮川でのブラックバス釣りの拠点としてバスフィッシングのボートを降ろすロープもあります。
近年は、清流宮川で水上アクティビティの拠点として一躍有名になり、SUPやカヌーを持ち込む方も多く集まっています。そのため、春・夏・秋の始まり頃までの休日の日中は駐車場が満車になることが多々あります。予約などのシステムもなく、近くに停めておいて歩いて行けるような駐車場もないため、譲り合って利用するほかありません。
さて、桜の季節、この公園が最もにぎわうのは、まだ暗く静まり返った明け方です。
桜撮影は朝日の時間が一番人気
まるで桜の景観を意識したような独特の形をしている「さくらの里公園」。 清流宮川にせり出すように桜が植わっていて、その姿を写真に収めることのできるスポットが公園手前にあります。
桜の花が咲き始める季節には、日の出前からこの場所に多くのカメラ愛好家が集まり、三脚を立てて朝日が昇るのを待ち構えます。ご来光に照らされた桜と、宮川に映るリフレクション。この美景を捉えようと、県内外から足しげく通うファンがたくさんいます。満開の晴れた日には、朝一番に50~60人集まることも。午前7時30分くらいにはみなさん撤収されています。
日によって、川霧が発生したり美しい桜吹雪が舞ったり、何度来ても新しい感動が生まれる場所ですよ!ぜひカメラを持ってお出かけください。
宮川グリーンが映える日中のお花見
朝日が終わった後の日中の宮川グリーンと淡い桜色のコントラストも素敵です♪
朝に三脚の列ができる公園を眺める展望スポットから眺めるのも、公園の中で桜の木の下でゆっくり過ごすのもどちらもおすすめ。
一番人気の桜スポットで駐車場台数にも限りがあるため、混んでいてお花見ができない!という時のために、「さくらの里公園」とセットで楽しんでいただきたい「もみじの里公園」についても紹介します。
もみじの里公園とは
名前に「もみじ」が入り、さくらの里公園と対になるように名をはせるこちらの公園は、紅葉だけではなく桜の季節もキレイなんですよ♪
清流宮川に沿って広がる縦長の公園。さくらの里同様、清流宮川でのブラックバス釣りと水上アクティビティの拠点でもあります。バスフィッシング用のボートを降ろすスロープとSUPなどの水上アクティビティ用のスロープは別の場所に用意されているので、公園に設置された看板を確認してください。
三重県大台町は2006年に「大台町」と「宮川村」が合併して発足した町です。大杉谷方面に向かう旧宮川村の玄関口として飲食店やお土産販売、観光案内を行っていた「ふるさとプラザもみじ館」が2020年に閉館しました。
2022年春、リノベーションされ新たにオープンしたのが「BURGER & DONUTS BOUQUET(ブーケ)」です。このお店の駐車場から公園を見下ろすのがお花見の絶景ポイント!宮川に沿った駐車場にはリバービューのカウンターが設けられているので、春限定のドーナツやボリューミーなグルメバーガーを食べながら清流と桜の共演を楽しんでください。