レポート記事【いなべ・宇賀渓の自然を守り、伝え、アウトドアで学びの場に。】を公開しました
掲載日:2024.03.13
日本列島のほぼ中央に位置し、南北に長い三重県。
伊勢湾や熊野灘の海に面し、鈴鹿山脈、紀伊山地などの山々が連なる、海、山、川の自然に恵まれた環境です。
「持続可能」という言葉を近年聞くようになりましたが、三重のそうした自然、歴史・文化は、“当たり前”に今日まで守られてきた大切な宝物です。
“三重の美しい自然や由緒ある伝統を守りもらいへと繋ぎたい”
先人たちの想いが込められた「持続可能な観光地」三重。
今回のレポート記事では、いなべ市「宇賀渓」の自然にスポットを当ててご紹介します。
宇賀渓とサステナビリティ
いなべ市にある宇賀渓は、稜線が美しい竜ヶ岳や大小さまざまな滝をはじめ、多種多様な植物が生息する渓谷。キャンプ場 Nordisk Hygge Circles UGAKEIはそんな宇賀渓の豊かな大自然を全身で感じられるアウトドアフィールドです。一時は荒廃しかけた宇賀渓の自然に人の手を入れ、その自然から学ぶべきことを考えます。
レポート記事では、Nordisk Hygge Circles UGAKEIのほか、宇賀渓で森林保全活動などを行う「NPO法人竜の森林(りゅうのもり)」の諸岡さんへのインタビュー、キャンプYouTuber・NOBさんによる宇賀渓散策やWild CIRCLESでのキャンプ動画も紹介しています。
北勢
いなべ市宇賀渓は鈴鹿唯一の滝めぐりと昇竜洞で知られています。廊下状の切り立った岸壁や奇岩、怪峰が自然の渓谷美を作り出しています。花崗岩の転石の間を流れている沢や滝の水は、どこまでも清く冷たくおいしい。
この渓谷には大小さまざまな5つの滝が点在していて、その形、言い伝えからそれぞれ長尾滝、五階滝、燕滝、御所滝、魚止滝と名付けられています。
北アルプス燕岳に似ている花崗岩の風化した独特の姿は、自然が作り出した芸術を鑑賞させてくれ、夏はキャンプで賑わいます。
北勢
いなべ市詳しくは公式ホームページ等でご確認ください。
”Hygge”とは、デンマークの語源で、豊かな時間の過ごし方や暮らし方、心の持ち方を表す言葉。ほっと癒される心地よい時間と空間、その体験を通して得られる幸福感のことです。
デンマーク発のアウトドアブランド「Nordisk(ノルディスク)」と三重県いなべ市が連携して手がけた日本初のアウトドアフィールドが、2023年4月3日にオープンしました。
宇賀渓の自然をそのまま満喫することができる川原フリーサイト「Wild CIRCLES」に加え、Nordiskらしさを詰め込んだ常設テントサイト「Hygge TENT」があります。そして最高級のHyggeを体感できるキャビンサイト「Hygge CABIN」は、宇賀渓の雄大な自然を通じて日常では感じることのできない豊かな時間を満喫できるキャンプをお楽しみいただけます。